うちの会社は毎月5日が給与振り込みの日なのだ。
振り込み日の2営業日前までに銀行で手続きしないといけないので
毎月月末になると、月末の請求処理と給与の計算で大忙しなのである。
Y会長「G子くん。こんなのが出てきたよ。なんの書類かよく分からないけど」
んんん!?
これは、新年度の特別徴収の通知書ではないですかぁ。
しまった。私もうっかりしていた!
6月から新しい税額で特別徴収をしないといけなかったんだ。
----ちょこっとメモ----------------------
特別徴収とは、本人が納めるべき市民税を
会社が本人のお給料から差し引いて、それを代わりに納めることをいいます。
毎年6月から翌年5月までを1年分として、各市町村から新年度の通知書が5月頃に届きます
------------------------------------------
新しい通知書に書かれている税額を給与ソフトに入力していると
あれ?すでに退職した人の分も通知書に書かれている。
ガガーン。本来なら、退職者が出たらすぐに役所に異動届を提出しないといけないのに、それを出すのを忘れていた。
しかも2人も!!
1人は昨年の10月で、昨年は徴収すべき税金が0円。
そっか。税金が0円だから提出しなくてもいいと早合点したんだった。
もう1人は今年の2月。
G子「すみません。特別徴収の異動届を提出し忘れて、今回とどいたリストに退職者が掲載されているんですが・・・。」市役所「それでしたら、異動届をすぐに出してください。」
へ?それで終わり?怒られると思いきや、やけにあっさり。
市役所「ただ、今年の2月に退職された方については、5月までの分は会社の方で立て替えてもらう必要がありますよ。ご本人さんからは会社さんが徴収してくださいね。」
やっぱり出た!特別徴収義務者に対する責任追及!?
1月以降に辞めた社員の場合は、5月分までまとめて一括徴収するという謎のルール。
今回は、異動届を提出し忘れただけで、税金は最後のお給料からもらっていたのでセーフ!
ただ、これってなんか納得いかない。
こちらからすると、市役所の税金徴収を代わりにしているのに(しかも報酬なしで)
退職した後も会社が本人に税金の請求をしないといけなかったり
さらには、本人からお金をもらえるかどうかも不確定なのに
会社が代わりに立て替えして、支払いが遅れたら延滞税まで取られるという・・・。
いつもこの時期になると悶々とするのが特別徴収。
ま、今の私にできることは、会社に迷惑がかからないように
間違いなく処理をすることだけどね。