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こんにちは
経理の仕訳は各社さまざまなのでその仕訳が合っているとか間違っているとかの論評は致しかねますが、私ならこうするという仕訳でよければ参考にしてください。
1.中間決算で正しい納税額を算出しない限り中間納付金額は前年度の法人税等の金額の概ね2分の1なので、今期の毎月の利益の30%の金額の累計額とは一致しませんから、中間納付の税額は「仮払法人税」などの科目で別にしておいたほうがわかりやすいのではないでしょうか。
2.「8月時点で利益の30%の金額を・・・」という部分は前述の積立分をそのままにしておくことで解決します。
とりあえず8月に中間納付があるということで12月決算の会社であるという前提で記述します。
前提
毎月の利益が10万円、その30%の3万円を計上する。
中間納付額は前期の法人税等の金額50万円の半分、25万円とする。
決算の結果、法人税等の額は35万円となった。
毎月の計上
法人税等 30,000/未払法人税 30,000
(1月〜12月の累計360,000円)
中間納付
仮払法人税 250,000/現預金 250,000
決算仕訳
未払法人税 10,000/法人税等 10,000
※計上累計が360,000、確定税額350,000なので10,000円を戻入れ。
未払法人税 250,000/仮払法人税 250,000
※仮払法人税の消却
この仕訳によって未払法人税が10万円残ることになります。
確定税額35万円−中間納付額25万円=10万円(実納付額)
納付
未払法人税 100,000/現預金 100,000
これで8月時点での法人税累計は3万円×8カ月=24万円確保されており、何ら問題ないものと思います。
ただし8月末時点の貸借対照表には未払法人税が24万円、仮払法人税が25万円計上されており、損益計算書には法人税等24万円が計上されています。
なお、前渡金を使うのはちょっとどうかな?という感じがしますが・・・・
こんにちは
経理の仕訳は各社さまざまなのでその仕訳が合っているとか間違っているとかの論評は致しかねますが、私ならこうするという仕訳でよければ参考にしてください。
1.中間決算で正しい納税額を算出しない限り中間納付金額は前年度の法人税等の金額の概ね2分の1なので、今期の毎月の利益の30%の金額の累計額とは一致しませんから、中間納付の税額は「仮払法人税」などの科目で別にしておいたほうがわかりやすいのではないでしょうか。
2.「8月時点で利益の30%の金額を・・・」という部分は前述の積立分をそのままにしておくことで解決します。
とりあえず8月に中間納付があるということで12月決算の会社であるという前提で記述します。
前提
毎月の利益が10万円、その30%の3万円を計上する。
中間納付額は前期の法人税等の金額50万円の半分、25万円とする。
決算の結果、法人税等の額は35万円となった。
毎月の計上
法人税等 30,000/未払法人税 30,000
(1月〜12月の累計360,000円)
中間納付
仮払法人税 250,000/現預金 250,000
決算仕訳
未払法人税 10,000/法人税等 10,000
※計上累計が360,000、確定税額350,000なので10,000円を戻入れ。
未払法人税 250,000/仮払法人税 250,000
※仮払法人税の消却
この仕訳によって未払法人税が10万円残ることになります。
確定税額35万円−中間納付額25万円=10万円(実納付額)
納付
未払法人税 100,000/現預金 100,000
これで8月時点での法人税累計は3万円×8カ月=24万円確保されており、何ら問題ないものと思います。
ただし8月末時点の貸借対照表には未払法人税が24万円、仮払法人税が25万円計上されており、損益計算書には法人税等24万円が計上されています。
なお、前渡金を使うのはちょっとどうかな?という感じがしますが・・・・
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