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お邪魔します。
個人事業では、交際費はほぼ全額が損金として認められるので、通信費でも交際費でもどちらでも問題はない。ところが、法人の交際費は、原則、損金とは認められないところから、実務的に混乱しているのではないかと思われます。
慶弔電報は、一般の電報とか電話などと同様、発信者の意思を受信者に伝えるものですから、その支出は通信費とするのが、事業の支出状況を示すうえからは正しい。
ところが、慶弔電報は、交際費の性格をもつと考えられますから、その支出は、交際費として表示しても間違いではない。
結局、通信費、交際費両方の性格をもつ「慶弔電報」の代金は、どちらの考えを優先して財務諸表に表示するかという問題になるかと思います。
実務面では、決算上は、支出の外部的性質(形態)より税務面の取扱に重きを置き、交際費とするのが主流かと思います。
費用の外部的性質を重視して財務諸表を作成する企業では、通信費、交通費、雑費などのうち、交際費の性格をもつ部分を別に把握する仕組み(補助科目とか摘要で)が必要です。税務調査では、そのような仕組みで集計した交際費を、別に会計書類として提出する必要がでてきます。
しかし、決算をなるべく簡単、効率的に、手間ひまかけずに取りまとめる中小企業会計では、交際費の性格を持つ支出は会計書類上、交際費で表示し、税申告書の交際費と一致させる、というやり方が一般的、主流ではないかと思います。
お邪魔します。
個人事業では、交際費はほぼ全額が損金として認められるので、通信費でも交際費でもどちらでも問題はない。ところが、法人の交際費は、原則、損金とは認められないところから、実務的に混乱しているのではないかと思われます。
慶弔電報は、一般の電報とか電話などと同様、発信者の意思を受信者に伝えるものですから、その支出は通信費とするのが、事業の支出状況を示すうえからは正しい。
ところが、慶弔電報は、交際費の性格をもつと考えられますから、その支出は、交際費として表示しても間違いではない。
結局、通信費、交際費両方の性格をもつ「慶弔電報」の代金は、どちらの考えを優先して財務諸表に表示するかという問題になるかと思います。
実務面では、決算上は、支出の外部的性質(形態)より税務面の取扱に重きを置き、交際費とするのが主流かと思います。
費用の外部的性質を重視して財務諸表を作成する企業では、通信費、交通費、雑費などのうち、交際費の性格をもつ部分を別に把握する仕組み(補助科目とか摘要で)が必要です。税務調査では、そのような仕組みで集計した交際費を、別に会計書類として提出する必要がでてきます。
しかし、決算をなるべく簡単、効率的に、手間ひまかけずに取りまとめる中小企業会計では、交際費の性格を持つ支出は会計書類上、交際費で表示し、税申告書の交際費と一致させる、というやり方が一般的、主流ではないかと思います。
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