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販売時のサービス品提供について

質問 回答受付中

販売時のサービス品提供について

2008/02/09 23:11

WANI-KUN

ちょい参加

回答数:7

編集

こんにちは。車両販売店をしてます。
皆様、お忙しいところすみません。

このまえ消費税の課税判定を調べていたら、国税庁・消費税のページでこんな記載を見つけました。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shohi/6113.htm
※「対価を得て行われる」の意義
> 試供品や見本品の提供は対価を受け取らない限り課税の対象になりません。その他、商品を販売する際にサ−ビス品をつけたり、自社製品を得意先に無償で贈与した場合も対価を得て行われる取引となりません。

販売商品が10万単位の額なので、往々にして在庫商品(小物・アクセサリ等)をサービス品として提供することがあります。
これまで特に仕訳したことが無かったので、どう尋ねればよいのかわかりませんが、
* 本来は起票が必要だったのでしょうか?(アセアセ)
* また、その場合はどうのように???
* さらに消費税区分は???

事業用消費のような感じかなぁ・・・と思いましたが
(販売費や一般管理費等) 500   (売上) 500
   (↑不課税?)         (↑不課税?)
前述の消費税の件が引っかかってよくわかりません。

こんにちは。車両販売店をしてます。
皆様、お忙しいところすみません。

このまえ消費税の課税判定を調べていたら、国税庁・消費税のページでこんな記載を見つけました。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shohi/6113.htm
※「対価を得て行われる」の意義
> 試供品や見本品の提供は対価を受け取らない限り課税の対象になりません。その他、商品を販売する際にサ−ビス品をつけたり、自社製品を得意先に無償で贈与した場合も対価を得て行われる取引となりません。

販売商品が10万単位の額なので、往々にして在庫商品(小物・アクセサリ等)をサービス品として提供することがあります。
これまで特に仕訳したことが無かったので、どう尋ねればよいのかわかりませんが、
* 本来は起票が必要だったのでしょうか?(アセアセ)
* また、その場合はどうのように???
* さらに消費税区分は???

事業用消費のような感じかなぁ・・・と思いましたが
(販売費や一般管理費等) 500   (売上) 500
   (↑不課税?)         (↑不課税?)
前述の消費税の件が引っかかってよくわかりません。

この質問に回答
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1. Re: 販売時のサービス品提供について

2008/02/10 00:23

karz

すごい常連さん

編集

在庫商品(普段は販売するもの)を無償提供した場合

購入時に
仕入 / 現金 と仕訳しているはずです

無償提供時に
○○費 / 仕入(他勘定振替高) と仕訳します

ほかにも方法があると思いますが、1つ例を挙げてみました。


消費税の取り扱い

買った品物は無償で渡すものであっても課税仕入れ
物を無償で渡せば対価がないため売上にはならず不課税となります。

在庫商品(普段は販売するもの)を無償提供した場合

購入時に
仕入 / 現金 と仕訳しているはずです

無償提供時に
○○費 / 仕入(他勘定振替高) と仕訳します

ほかにも方法があると思いますが、1つ例を挙げてみました。


消費税の取り扱い

買った品物は無償で渡すものであっても課税仕入れ
物を無償で渡せば対価がないため売上にはならず不課税となります。

返信

2. Re: 販売時のサービス品提供について

2008/02/10 11:09

yukim729

さらにすごい常連さん

編集

無償提供時に何もせず、期末棚卸で売上原価に吸収させてしまうのは乱暴すぎますか?

無償提供時に何もせず、期末棚卸で売上原価に吸収させてしまうのは乱暴すぎますか?

返信

3. Re: 販売時のサービス品提供について

2008/02/10 14:01

karz

すごい常連さん

編集

その方法も有りです。

仕訳をする場合
メリット→売上原価と無償提供分を区別できる
デメリット→仕訳をするため手間がかかる

仕訳をしない場合
メリット→仕訳をしないため楽
デメリット→自動的に売上原価に算入するため区別できない

表裏の関係ですね

中小企業、個人事業者はできるだけ事務を簡便にしたいはずなので後者が多いと思います

その方法も有りです。

仕訳をする場合
メリット→売上原価と無償提供分を区別できる
デメリット→仕訳をするため手間がかかる

仕訳をしない場合
メリット→仕訳をしないため楽
デメリット→自動的に売上原価に算入するため区別できない

表裏の関係ですね

中小企業、個人事業者はできるだけ事務を簡便にしたいはずなので後者が多いと思います

返信

4. Re: 販売時のサービス品提供について

2008/02/10 17:15

yukim729

さらにすごい常連さん

編集

どうもありがとうございます

どうもありがとうございます

返信

5. Re: 販売時のサービス品提供について

2008/02/10 17:53

WANI-KUN

ちょい参加

編集

お忙しいなか、ありがとうございました。

そーでした!
使ってなかったので忘れてましたが、
「他勘定振替高」っていうのがありました。
確か、損益の売上原価で出てくるものだったかと。

ちなみに、期中にサービス品を提供する都度に、
○○費 / 他勘定振替高 とした場合、
期末に「他勘定振替高」の残高が×××円となりますが、
これは、そのままで良いのでしょうか?
それとも、決算仕訳でなんらかの再振替仕訳をするのでしょうか?

(実際には、他勘定振替をしないで
(直接仕入から振替てしまいたい気分が満々ですが、
(正しい経理知識を覚えておこうと思いまして・・・

お忙しいなか、ありがとうございました。

そーでした!
使ってなかったので忘れてましたが、
「他勘定振替高」っていうのがありました。
確か、損益の売上原価で出てくるものだったかと。

ちなみに、期中にサービス品を提供する都度に、
○○費 / 他勘定振替高 とした場合、
期末に「他勘定振替高」の残高が×××円となりますが、
これは、そのままで良いのでしょうか?
それとも、決算仕訳でなんらかの再振替仕訳をするのでしょうか?

(実際には、他勘定振替をしないで
(直接仕入から振替てしまいたい気分が満々ですが、
(正しい経理知識を覚えておこうと思いまして・・・

返信

6. Re: 販売時のサービス品提供について

2008/02/10 22:36

karz

すごい常連さん

編集

他勘定振替高と言うのは仕訳の勘定ではありません

損益計算書で表示されるものです。

仕入 / 現金 1000
○○費 / 仕入 100 と仕訳したとします

この仕訳をすると期末の仕入勘定は外部仕入分では無くなります。あくまでも損益計算書には外部仕入を表示させる必要があります。

当期仕入 900+100
他勘定振替高 100
プラスの項目とマイナスの項目をそれぞれ100プラスするので利益は変わりません。

仕訳をする場合
売上 2000

期首商品 +0
当期仕入 +1000
期末商品 -0
他勘定振替高 -100
売上原価 900

販売費及び一般管理費 ○○費 100

原価と○○費が区別できます。


仕訳をしない場合

売上 2000

期首商品 +0
当期仕入 +1000
期末商品 -0

売上原価 +1000

区別できません→1000円の物を2000円で売ったことしかわかりません

会計ソフトでは入力したものが損益計算書に自動的に反映されるので
○○費/仕入 と入力すると

当期仕入 900

販売費及び一般管理費 ○○費 100

上記のようなものになり、外部仕入が把握できなくなるかと思います。

同じ利益でも内訳が異なりますが、中小企業では経営分析云々よりも事務負担の軽減を優先するので、何も仕訳せずに自動的に売上原価に算入させる方法が採用されていると思います。
あと金額面を考えると重要でもないものに時間や手間をかけても仕方ありません。

まとめ
1.仕訳をすると○○費が把握できる
2.他勘定振替高を使うと外部仕入を把握できる
3.経営分析とか何もしないのであれば、自動的に売上原価算入が一番楽

他勘定振替高と言うのは仕訳の勘定ではありません

損益計算書で表示されるものです。

仕入 / 現金 1000
○○費 / 仕入 100 と仕訳したとします

この仕訳をすると期末の仕入勘定は外部仕入分では無くなります。あくまでも損益計算書には外部仕入を表示させる必要があります。

当期仕入 900+100
他勘定振替高 100
プラスの項目とマイナスの項目をそれぞれ100プラスするので利益は変わりません。

仕訳をする場合
売上 2000

期首商品 +0
当期仕入 +1000
期末商品 -0
他勘定振替高 -100
売上原価 900

販売費及び一般管理費 ○○費 100

原価と○○費が区別できます。


仕訳をしない場合

売上 2000

期首商品 +0
当期仕入 +1000
期末商品 -0

売上原価 +1000

区別できません→1000円の物を2000円で売ったことしかわかりません

会計ソフトでは入力したものが損益計算書に自動的に反映されるので
○○費/仕入 と入力すると

当期仕入 900

販売費及び一般管理費 ○○費 100

上記のようなものになり、外部仕入が把握できなくなるかと思います。

同じ利益でも内訳が異なりますが、中小企業では経営分析云々よりも事務負担の軽減を優先するので、何も仕訳せずに自動的に売上原価に算入させる方法が採用されていると思います。
あと金額面を考えると重要でもないものに時間や手間をかけても仕方ありません。

まとめ
1.仕訳をすると○○費が把握できる
2.他勘定振替高を使うと外部仕入を把握できる
3.経営分析とか何もしないのであれば、自動的に売上原価算入が一番楽

返信

7. Re: 販売時のサービス品提供について

2008/02/11 14:46

WANI-KUN

ちょい参加

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karzさん、ご解説ありがとうございました!
わかりやすさ度100%で、得心しました。

karzさん、ご解説ありがとうございました!
わかりやすさ度100%で、得心しました。

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