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2. Re: 繰延ヘッジ差益
2008/02/22 15:37
繰延スワップ差損益についてですが、デリバティブに関する損益を来期以降に繰り延べる場合に使用しますね。金融商品は基本的に当期の損益に計上することが原則だったと思いますが、時期以降に損益を繰り延べたい場合(何らかのヘッジ目的がほとんどだと思います)に使用する勘定科目と思います。(ヘッジ会計を採用しない場合)
ヘッジ会計を利用した場合、よくある設問例ですと、○○材料の原価高騰が見込まれるので、その対策(ヘッジ)として商品先物の契約をした、というパターンがあると思います。
ヘッジ会計には繰延ヘッジという方法と、時価ヘッジという二つの方法があり、繰延ヘッジ差損益勘定は繰延ヘッジを採用した場合に使用する勘定科目となります。
ヘッジ会計を摘要するにはいくつか条件がありますので、それを満たしていない場合で、でもヘッジ目的での取引という場合は前者の処理になろうかと思います。
二つとも考え方はよく似ていますが、全く同じものとは言えないような気がします。
参考:http://www.azsa.or.jp/b_info/ps/kouza/kinyu_kiso_07.html
連結上においてこれらが出てくる理由ですが、基本的に連結決算では親会社と子会社の間における取引は相殺しますが、連結グループ外との取引は相殺してはなりません。従って親会社・子会社のどちらかが連結グループ以外の会社と金融商品取引を行っているのであれば、それは連結決算においても当然登場することになります。
自分もこの分野に精通しているわけではありませんので、間違えている部分もあるかも知れません。より詳しく知る必要があるのであれば、デリバティブに関する書籍等の購入をお勧めします。
あとここの掲示板はどちらかというと「実務」に重点を置いている印象がありますので、「学問」に関する質問であればそちらに特化した掲示板のほうがレスはつきやすいと思います。
繰延スワップ差損益についてですが、デリバティブに関する損益を来期以降に繰り延べる場合に使用しますね。金融商品は基本的に当期の損益に計上することが原則だったと思いますが、時期以降に損益を繰り延べたい場合(何らかのヘッジ目的がほとんどだと思います)に使用する勘定科目と思います。(ヘッジ会計を採用しない場合)
ヘッジ会計を利用した場合、よくある設問例ですと、○○材料の原価高騰が見込まれるので、その対策(ヘッジ)として商品先物の契約をした、というパターンがあると思います。
ヘッジ会計には繰延ヘッジという方法と、時価ヘッジという二つの方法があり、繰延ヘッジ差損益勘定は繰延ヘッジを採用した場合に使用する勘定科目となります。
ヘッジ会計を摘要するにはいくつか条件がありますので、それを満たしていない場合で、でもヘッジ目的での取引という場合は前者の処理になろうかと思います。
二つとも考え方はよく似ていますが、全く同じものとは言えないような気がします。
参考:http://www.azsa.or.jp/b_info/ps/kouza/kinyu_kiso_07.html
連結上においてこれらが出てくる理由ですが、基本的に連結決算では親会社と子会社の間における取引は相殺しますが、連結グループ外との取引は相殺してはなりません。従って親会社・子会社のどちらかが連結グループ以外の会社と金融商品取引を行っているのであれば、それは連結決算においても当然登場することになります。
自分もこの分野に精通しているわけではありませんので、間違えている部分もあるかも知れません。より詳しく知る必要があるのであれば、デリバティブに関する書籍等の購入をお勧めします。
あとここの掲示板はどちらかというと「実務」に重点を置いている印象がありますので、「学問」に関する質問であればそちらに特化した掲示板のほうがレスはつきやすいと思います。
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