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>2005年度の経理で、廃止してることをしらず
間違って『退職給与引当金』を繰り入れて
経費計上したことを、指摘を受け、修正申告しました。
その後の、固定負債に残っている『退職給与引当金』を
相殺する、経理仕分けは、どうしたらよいのでしょう?
ご参考:
税務と会計とは別です。
廃止は税務上の話しです。会計上はきちんと計上しておかないと損益を正確に把握できないことがあります。また、より問題となるのは次の点です。
1、引当金を設定したB/Sでは配当可能利益が不足しており配当できないにもかかわらず配当してしまった場合、違法配当となります。
2、原価の回収もれが生ずるおそれがあります。引当金を設定しない状態でまずまずの業績と判断し、その決算書に基づき製品・商品・サービスの売値を決めている場合、引当金部分の原価が回収もれになってしまいます。退職給与引当金は長期にわたることから、ケースによっては原価の回収もれは将来深刻な問題となる可能性が大きいように思います。
したがって、会計上修正仕訳を入れることはやめて、申告書の別表で調整処理されることが適切かと考えます。「適正な決算書」を「適正ではない決算書」にすることはおやめになった方がよろしいかと思います。
以上
>2005年度の経理で、廃止してることをしらず
間違って『退職給与引当金』を繰り入れて
経費計上したことを、指摘を受け、修正申告しました。
その後の、固定負債に残っている『退職給与引当金』を
相殺する、経理仕分けは、どうしたらよいのでしょう?
ご参考:
税務と会計とは別です。
廃止は税務上の話しです。会計上はきちんと計上しておかないと損益を正確に把握できないことがあります。また、より問題となるのは次の点です。
1、引当金を設定したB/Sでは配当可能利益が不足しており配当できないにもかかわらず配当してしまった場合、違法配当となります。
2、原価の回収もれが生ずるおそれがあります。引当金を設定しない状態でまずまずの業績と判断し、その決算書に基づき製品・商品・サービスの売値を決めている場合、引当金部分の原価が回収もれになってしまいます。退職給与引当金は長期にわたることから、ケースによっては原価の回収もれは将来深刻な問題となる可能性が大きいように思います。
したがって、会計上修正仕訳を入れることはやめて、申告書の別表で調整処理されることが適切かと考えます。「適正な決算書」を「適正ではない決算書」にすることはおやめになった方がよろしいかと思います。
以上
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