解雇した時の退職金引当金取り崩しについて｜助け合い掲示板

解雇した時の退職金引当金取り崩しについて

2006/11/30 18:49

おはつ

回答数：2

お疲れ様です。ご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教授下さい。
さて、この度当社で解雇する者がでました。
解雇予告手当を支払い、退職金は支給しません。（懲戒解雇）
予告手当分は引当金から取り崩し、ここまで引き当ててきた退職給付債務から予告手当を差し引いた額については雑収入とする予定なのですが、そこで疑問があります。

引当額は、年度末（４半期末？）在籍者の勤続などによって計算すると聞いているのですが、実際に退職・解雇するのはそれより後ですよね？
ということは、引当額＜取崩し額という式が成り立つと思うのですが、解雇（退職金不支給）の場合の引当額算出も同様に算出するのでしょうか？
過去の資料を見ると、実際に引き当てた時点で退職金（引当金取崩し額）を計算するようなことが書かれて・・・。

:-(

1. Re: 解雇した時の退職金引当金取り崩しについて

2006/12/04 11:01

TOKUJIN

すごい常連さん

編集

引き当てた額を取り崩す、とシンプルに考えればよいと思います。
退職金が100万、その直前まで引き当てられてきた引当金が90万なら、退職金100万と、引当金取り崩しが90万、です。
90万は過去に費用として先取りしていますが、残り10万はまだ認識されていないため、当期の費用として認識しなければなりません。
それが100万の費用と90万の戻りの差額により把握されます。
足りない10万をいったん引き当てて取り崩す、のと意味は同じです（実際はやりませんが）。
ここで引当金を100万取り崩すと、計上していない引当金を崩すことになりますし、結果的に他の誰かの引当金を食うわけですから、残った引当金残高が不足し、残高の持つ意味がなくなってしまいます。