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売買目的有価証券は、売買することによって差益を得ること
を目的としていますので、期末において所有している分に
ついては時価との差額を損益として計上してもいいのです
が、満期保有目的有価証券、子会社株式といったものは
そもそも売却を前提としていませんので、差益を得ることが
目的ではないわけです。ですので時価評価は行いますが、
それを損益として計上しないというわけです。
損益として計上しないということは、P/Lには一切反映
されません。ですからP/L上ではっきりさせたいと思っても
できません。すべてB/S上で完結します。(全部資本直入法)
ですが、時価が額面金額より下がっている場合は損益として
認識することも認められています(部分資本直入法)。
>参考:金融商品に係る会計基準
>第三 金融資産及び金融負債の貸借対照表価額等
>4 その他有価証券
ですから損益の観点だけで見れば時価評価の意味はない
ことになりますが、会社が保有している資産を正確に計上
するという観点では意味のある処理となります。
で、一旦資産として計上した評価差額は期首においてすべて
戻し入れますから、再び取得原価に戻るわけです。ですから
この有価証券をもし売却した場合は、取得原価と売却価格の
差額損益を、売却時において損益として計上することに
なります。
もうひとつピンとこないかもしれませんが、ここであがった
キーワードを検索してみると、いくつか解説されたページも
出てくると思いますのでそちらも参考にしてみてください。
売買目的有価証券は、売買することによって差益を得ること
を目的としていますので、期末において所有している分に
ついては時価との差額を損益として計上してもいいのです
が、満期保有目的有価証券、子会社株式といったものは
そもそも売却を前提としていませんので、差益を得ることが
目的ではないわけです。ですので時価評価は行いますが、
それを損益として計上しないというわけです。
損益として計上しないということは、P/Lには一切反映
されません。ですからP/L上ではっきりさせたいと思っても
できません。すべてB/S上で完結します。(全部資本直入法)
ですが、時価が額面金額より下がっている場合は損益として
認識することも認められています(部分資本直入法)。
>参考:金融商品に係る会計基準
>第三 金融資産及び金融負債の貸借対照表価額等
>4 その他有価証券
ですから損益の観点だけで見れば時価評価の意味はない
ことになりますが、会社が保有している資産を正確に計上
するという観点では意味のある処理となります。
で、一旦資産として計上した評価差額は期首においてすべて
戻し入れますから、再び取得原価に戻るわけです。ですから
この有価証券をもし売却した場合は、取得原価と売却価格の
差額損益を、売却時において損益として計上することに
なります。
もうひとつピンとこないかもしれませんが、ここであがった
キーワードを検索してみると、いくつか解説されたページも
出てくると思いますのでそちらも参考にしてみてください。
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