編集

　すみません。初歩の初歩で申し訳ないのですが、仕掛とは仕事が未完成に対しての労務費だったり、材料費だったりするわけですよね？すべてを仕掛品として計上するのですか？その仕掛品の相手方はどのようになるのでしょうか？
　それと棚卸の在庫の仕訳はどうしたらよいのですか？

　すみません。初歩の初歩で申し訳ないのですが、仕掛とは仕事が未完成に対しての労務費だったり、材料費だったりするわけですよね？すべてを仕掛品として計上するのですか？その仕掛品の相手方はどのようになるのでしょうか？
　それと棚卸の在庫の仕訳はどうしたらよいのですか？

編集

仕掛りとは、おっしゃるようにまだ未完成という意味です。

晴らせぬ恨みを晴らし
許せぬ人でなしを消す
いずれも人知れず
仕掛けて仕損じなし

これは必殺仕掛人ですね。（どうも失礼しました。）



>仕掛とは仕事が未完成に対しての労務費だったり、材料費だったりするわけですよね？

そのとおりです。


>すべてを仕掛品として計上するのですか？

それは、御社の業務内容や規模にもよると思います。


>その仕掛品の相手方はどのようになるのでしょうか？

一応、すごく大雑把に工業簿記の流れでいうと（数字は例です。）、

1.材料費、労務費、経費を支払います。（または掛けで計上します。）

　材料費300　／　現金預金or買掛金300
　労務費100　／　現金預金or未払金100
　経費50　　　／　現金預金or未払金50

2.製造活動に投入された部分を「仕掛品」へ振替えます。（「製造」勘定を使う方法もあり。）

　仕掛品350　／　材料費200
　　　　　　　　　／　労務費100
　　　　　　　　　／　経費50

3.完成品を「製品」勘定へ振替える。

　　製品300　／　仕掛品300

よって、「仕掛品」勘定には、未完成品の原価50が自動的に残ることになります。

4.また、「材料費」勘定にも期末在庫100が残っていますね。
これを資産として次期へ繰越すために、「材料」勘定へ振替ます。

　　材料100　／　材料費100

5.製品についても販売されたものは売上原価（費用）へ振替します。（半分が売れたものとします。）

　　売上原価150　／　製品150
　　


＜結論＞
こうして上記の例では、棚卸資産としては、製品150、仕掛品50、材料100が貸借対照表に計上されて次期に繰越されます。

仕掛りとは、おっしゃるようにまだ未完成という意味です。

晴らせぬ恨みを晴らし
許せぬ人でなしを消す
いずれも人知れず
仕掛けて仕損じなし

これは必殺仕掛人ですね。（どうも失礼しました。）



>仕掛とは仕事が未完成に対しての労務費だったり、材料費だったりするわけですよね？

そのとおりです。


>すべてを仕掛品として計上するのですか？

それは、御社の業務内容や規模にもよると思います。


>その仕掛品の相手方はどのようになるのでしょうか？

一応、すごく大雑把に工業簿記の流れでいうと（数字は例です。）、

1.材料費、労務費、経費を支払います。（または掛けで計上します。）

　材料費300　／　現金預金or買掛金300
　労務費100　／　現金預金or未払金100
　経費50　　　／　現金預金or未払金50

2.製造活動に投入された部分を「仕掛品」へ振替えます。（「製造」勘定を使う方法もあり。）

　仕掛品350　／　材料費200
　　　　　　　　　／　労務費100
　　　　　　　　　／　経費50

3.完成品を「製品」勘定へ振替える。

　　製品300　／　仕掛品300

よって、「仕掛品」勘定には、未完成品の原価50が自動的に残ることになります。

4.また、「材料費」勘定にも期末在庫100が残っていますね。
これを資産として次期へ繰越すために、「材料」勘定へ振替ます。

　　材料100　／　材料費100

5.製品についても販売されたものは売上原価（費用）へ振替します。（半分が売れたものとします。）

　　売上原価150　／　製品150
　　


＜結論＞
こうして上記の例では、棚卸資産としては、製品150、仕掛品50、材料100が貸借対照表に計上されて次期に繰越されます。

返信