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このようなあとに、本当に蛇足で恐縮ですが・・・
私も税法上のメリットはおまけ程度に考えれば良いと思います。
分社化の話が社内で出るのはどうしてか、どのような問題を解決されたいのか、その解決のためには、分社化以外の選択肢はないのか?
手段の目的化にならぬようにすべきと思います。
偉そうにすみません。
分社化すれば、従来どんぶり勘定だった業績が明確になり、どの事業が悪いのか、責任はどこにあるのかが明確になり、企業再生の施策構築・実行の的が絞れます。有効な手を打ちやすくなります。
一方で、人事、経理といった管理部門を各分社に設置することになり、間接部門が膨れ上がることがあります。
また、原料購買も、まったく違う事業ならば変わらないかもしれませんが、共通原料を使用している場合、全社一括大量購入から小口の個別購入に変わると、価格交渉力が減退するリスクがあります。
さらに、たまたま、転勤で業績の悪い支店にいただけで、そのタイミングで分社化されて切り離された社員は、貧乏くじを引かされたという被害者意識を持ちリスクもありますので、人事交流や人事評価の配慮が必要かもしれません。
流行に流されたり、苦し紛れの分社化だとすれば、このようなデメリットが結構表面化すると言われています。
事業売却するにしても、破たん寸前の事業が高く売れるわけはなく、高く売れるうちに売却する必要があります。化学メーカーでよくあることですが、事業部同士が複雑に絡み合っており、赤字事業だからと言って安易に売却すると、副産物の引き取り手がいなくなり、副産物の在庫まみれになるとか、結局、操業度を落とさざるを得ないとか、残った事業にも思わぬ影響が出たりします。
奥が深い問題であると思います。
会計士、銀行、証券会社など、多くの専門的な意見を集めるべきではないかと思います。
このようなあとに、本当に蛇足で恐縮ですが・・・
私も税法上のメリットはおまけ程度に考えれば良いと思います。
分社化の話が社内で出るのはどうしてか、どのような問題を解決されたいのか、その解決のためには、分社化以外の選択肢はないのか?
手段の目的化にならぬようにすべきと思います。
偉そうにすみません。
分社化すれば、従来どんぶり勘定だった業績が明確になり、どの事業が悪いのか、責任はどこにあるのかが明確になり、企業再生の施策構築・実行の的が絞れます。有効な手を打ちやすくなります。
一方で、人事、経理といった管理部門を各分社に設置することになり、間接部門が膨れ上がることがあります。
また、原料購買も、まったく違う事業ならば変わらないかもしれませんが、共通原料を使用している場合、全社一括大量購入から小口の個別購入に変わると、価格交渉力が減退するリスクがあります。
さらに、たまたま、転勤で業績の悪い支店にいただけで、そのタイミングで分社化されて切り離された社員は、貧乏くじを引かされたという被害者意識を持ちリスクもありますので、人事交流や人事評価の配慮が必要かもしれません。
流行に流されたり、苦し紛れの分社化だとすれば、このようなデメリットが結構表面化すると言われています。
事業売却するにしても、破たん寸前の事業が高く売れるわけはなく、高く売れるうちに売却する必要があります。化学メーカーでよくあることですが、事業部同士が複雑に絡み合っており、赤字事業だからと言って安易に売却すると、副産物の引き取り手がいなくなり、副産物の在庫まみれになるとか、結局、操業度を落とさざるを得ないとか、残った事業にも思わぬ影響が出たりします。
奥が深い問題であると思います。
会計士、銀行、証券会社など、多くの専門的な意見を集めるべきではないかと思います。
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