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減損会計割引前将来キャッシュフロ−

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減損会計割引前将来キャッシュフロ−

2007/10/08 10:07

ti-ko

すごい常連さん

回答数:4

編集

減損会計で割引前将来キャッシュフロ−はなにを根拠にどういう方法で算出するかをおしえてください。割引前将来キャッシュフロ−ということは将来のキャッシュフローを割り引かなくてそのまま計算すればいいのですね。

減損会計で割引前将来キャッシュフロ−はなにを根拠にどういう方法で算出するかをおしえてください。割引前将来キャッシュフロ−ということは将来のキャッシュフローを割り引かなくてそのまま計算すればいいのですね。

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Re: 減損会計割引前将来キャッシュフロ−

2007/10/10 07:41

PTA

すごい常連さん

編集

割引前将来キャッシュフローの算定は、原則法と簡便法があります。(減損会計適用指針107項)
原則法は、複雑で面倒なので、簡便法をおすすめします。(どちらを選択しても構わない)

簡便法の割引前将来キャッシュフロー = 当該資産が使用期間に産むキャッシュフロー + 資産の正味売却可能価額

「当該資産が使用期間に産むキャッシュフロー」はかなり曖昧かもしれませんが、、発生主義を適用している企業(一般的な企業)では、減損会計適用指針36項(4)により、以下の算出方法が示されています。

単年度キャッシュフロー=
営業利益+非現金支出費用(減価償却費、引当金繰入額)+/−資産・負債の増減(売上債権、仕入債務、借入金ほか)−設備投資

上記で求めた単年度キャッシュフロー×会社の成長率を使用年数分累計する。
資産負債の増減にどこまでの科目を含めるかは、ある程度会社が決めたらよいと思います。大きなものだけ含めて、全体の80%以上カバーできていたら、会計士に説明がつくレベルにあると思います。

会社の成長率は、中期計画などの客観的な資料が必要とされています。3年計画しかなければ、4年目以降は、成長率ゼロで計算すればよいとされています。

しかし、これらを資産のグルーピングごとに実施しなければならないのですから、とても簡便法とは言えないですね。
要は、減損の兆候が出ていなければ、このような計算は必要がないのですから、資産を効率的に活用し、不要資産を処分することが肝要というわけです。減損会計導入のねらいは、そこにもあるようです。

割引前将来キャッシュフローの算定は、原則法と簡便法があります。(減損会計適用指針107項)
原則法は、複雑で面倒なので、簡便法をおすすめします。(どちらを選択しても構わない)

簡便法の割引前将来キャッシュフロー = 当該資産が使用期間に産むキャッシュフロー + 資産の正味売却可能価額

「当該資産が使用期間に産むキャッシュフロー」はかなり曖昧かもしれませんが、、発生主義を適用している企業(一般的な企業)では、減損会計適用指針36項(4)により、以下の算出方法が示されています。

単年度キャッシュフロー=
営業利益+非現金支出費用(減価償却費、引当金繰入額)+/−資産・負債の増減(売上債権、仕入債務、借入金ほか)−設備投資

上記で求めた単年度キャッシュフロー×会社の成長率を使用年数分累計する。
資産負債の増減にどこまでの科目を含めるかは、ある程度会社が決めたらよいと思います。大きなものだけ含めて、全体の80%以上カバーできていたら、会計士に説明がつくレベルにあると思います。

会社の成長率は、中期計画などの客観的な資料が必要とされています。3年計画しかなければ、4年目以降は、成長率ゼロで計算すればよいとされています。

しかし、これらを資産のグルーピングごとに実施しなければならないのですから、とても簡便法とは言えないですね。
要は、減損の兆候が出ていなければ、このような計算は必要がないのですから、資産を効率的に活用し、不要資産を処分することが肝要というわけです。減損会計導入のねらいは、そこにもあるようです。

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0 ti-ko 2007/10/08 10:07
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Re: 減損会計割引前将来キャッシュフロ−
PTA 2007/10/10 07:41
2 ti-ko 2007/10/10 10:21
3 PTA 2007/10/12 07:57
4 ti-ko 2007/10/12 10:30