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業務用の車を売却

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業務用の車を売却

2007/01/28 15:19

hiromi4657

積極参加

回答数:6

編集

業務用の車をローンを組んで、毎月経費でおとしてました。
ローンは、昨年春に終わり、秋にその業務用の車を
50万円で売却しました。
この収入は、雑収入ですか?
また、どのように仕訳すればよいですか?
固定資産として、減価償却してませんでした。

業務用の車をローンを組んで、毎月経費でおとしてました。
ローンは、昨年春に終わり、秋にその業務用の車を
50万円で売却しました。
この収入は、雑収入ですか?
また、どのように仕訳すればよいですか?
固定資産として、減価償却してませんでした。

この質問に回答
回答

Re: 業務用の車を売却

2007/01/29 17:42

しかしか

さらにすごい常連さん

編集

通常は車両を購入したときには、「車両運搬費」という費用にはしません。
一度、「車両運搬具」という固定資産に計上するのが正しいやり方です。

(まあ、10万円未満とか30万円未満というように、よほど金額が小さい場合には、話は別です。
こういう場合は、購入時に消耗品費などの費用にしてもOKです。)

自動車を100万円で購入した際、固定資産に計上する方法としては、
 車両運搬具100万円 / 未払金100万円
と仕訳します。
この「車両運搬具」は固定資産(有形減価償却資産)であり、費用ではありません。


また、毎月のローンの支払の時には、
 未払金 / 普通預金
と仕訳し、単に未払金(負債)を減少させるだけです。
ローンの支払は、何の費用にもならないし、車両運搬具という固定資産にも何の影響もありません。


この車両運搬具については、毎決算時に減価償却をすることになります。
 減価償却費 / 減価償却累計額
又は
 減価償却費 / 車両運搬具
と決算で仕訳します。

「減価償却費」は費用です。
車両運搬具という固定資産の価値の減少を費用にしたものです。
また、「減価償却累計額」とは、「固定資産のマイナス」を意味します。
ここでは、「車両運搬具のマイナス」という意味です。
そのため、減価償却累計額を使わない方法では、
  /(貸方)車両運搬具
と仕訳していますね。
これは、直接「車両運搬具」の金額を減少させているのであって、
  /(貸方)減価償却累計額
とまったく同じ意味を持ちます。


これを将来売却した場合は、次のとおりです。
(すでに70万円の減価償却が完了しており、売却価格50万円は普通預金とします。)

1.減価償却累計額を使っている場合
 普通預金50万円    / 車両運搬具100万円
 減価償却累計額70万円 / 売却益20万円

2.減価償却累計額を使っていなかった場合
 普通預金50万円    / 車両運搬具30万円
               / 売却益20万円
となります。

減価償却が終わっているかいないかは、仕訳に関係ありません。
減価償却が進んでいればいるほど、減価償却累計額が大きくなる(あるいは車両運搬具の金額が小さくなる)だけです。
仕訳そのものは変わりません。

通常は車両を購入したときには、「車両運搬費」という費用にはしません。
一度、「車両運搬具」という固定資産に計上するのが正しいやり方です。

(まあ、10万円未満とか30万円未満というように、よほど金額が小さい場合には、話は別です。
こういう場合は、購入時に消耗品費などの費用にしてもOKです。)

自動車を100万円で購入した際、固定資産に計上する方法としては、
 車両運搬具100万円 / 未払金100万円
仕訳します。
この「車両運搬具」は固定資産(有形減価償却資産)であり、費用ではありません。


また、毎月のローンの支払の時には、
 未払金 / 普通預金
と仕訳し、単に未払金(負債)を減少させるだけです。
ローンの支払は、何の費用にもならないし、車両運搬具という固定資産にも何の影響もありません。


この車両運搬具については、毎決算時に減価償却をすることになります。
 減価償却費 / 減価償却累計額
又は
 減価償却費 / 車両運搬具
と決算で仕訳します。

減価償却費」は費用です。
車両運搬具という固定資産の価値の減少を費用にしたものです。
また、「減価償却累計額」とは、「固定資産のマイナス」を意味します。
ここでは、「車両運搬具のマイナス」という意味です。
そのため、減価償却累計額を使わない方法では、
  /(貸方)車両運搬具
仕訳していますね。
これは、直接「車両運搬具」の金額を減少させているのであって、
  /(貸方)減価償却累計額
とまったく同じ意味を持ちます。


これを将来売却した場合は、次のとおりです。
(すでに70万円の減価償却が完了しており、売却価格50万円は普通預金とします。)

1.減価償却累計額を使っている場合
 普通預金50万円    / 車両運搬具100万円
 減価償却累計額70万円 / 売却益20万円

2.減価償却累計額を使っていなかった場合
 普通預金50万円    / 車両運搬具30万円
               / 売却益20万円
となります。

減価償却が終わっているかいないかは、仕訳に関係ありません。
減価償却が進んでいればいるほど、減価償却累計額が大きくなる(あるいは車両運搬具の金額が小さくなる)だけです。
仕訳そのものは変わりません。

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0 hiromi4657 2007/01/28 15:19
1 しかしか 2007/01/28 19:32
2 hiromi4657 2007/01/29 15:31
3 あんじ 2007/01/29 16:49
4
Re: 業務用の車を売却
しかしか 2007/01/29 17:42
5 hiromi4657 2007/01/30 15:04
6 しかしか 2007/01/30 21:30