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あー、確かに私も、しばーらくの間
違和感を持ち続けていましたから、よく分かります。
最近になってようやく分かりかけてきた感がありますが、
これが本当かどうかはまだ分かりません・・・。
以下、DISKYさんとはちょっと違う視点から
長文を記してみますので、ご参考になれば幸いです。
これは、貸倒引当金の性格から来ているんです。
貸倒引当金というのは、来期のために、
当期末の債権に対して計上するものですよね。
このとき、前期引当残高は、当期とは関係ないところ、
つまりは前期末に存在していた債権に対する引当で
生じていたものとなります。
となれば、当期分の決算書を作成するに当たっては、
前期引当額は本来、当期とは無関係の損益として
その全額を前期修正扱い(全額を戻入益)とすべきです。
しかし、貸倒引当金は現実の損益ではなく、
見積で計上するものです。
それにも関わらず前期分と当期分とを
厳格に分けてしまうと、
見積で生じた損益によって、
収益・費用をいたずらに肥大化させる恐れがあります。
それを避けるため、
簿記会計の世界では差額補充法を原則としておりますし、
税務もこれを認めております。
ここから、貸倒引当金繰入・戻入の
基本パターンが決まります。
【基本パターン】
前期引当額<当期引当額の場合
:追加計上で当期費用扱い
→ 債権の性質により販管費or営業外費用
前期引当額>当期引当額の場合
:差額戻入で前期修正扱い
→ 特別利益
ただ、話はここで終わりません。
(なもんで、長くなります。
私のまとめ方も悪いのですが。 m(_ _)m )
前期貸倒引当金計上額と当期のそれとで
差額が出た場合に、
主な発生原因として考えられるのは、
次の3つとなりましょう。
1.債権額の変動
2.取引先の信用度や経済情勢などの変化
3.前期見積の誤り
このとき、
3は明らかに前期修正対象ですから、
これが原因なら、戻入は特別利益に間違いありません。
しかし、
1は当期に起こった事実が関係していますし、
2は自社では左右できない事実ですが
経常的に起こる可能性がありますので、
これらが原因なら、
戻入が特別利益だとは言い難くなって参ります。
あー、確かに私も、しばーらくの間
違和感を持ち続けていましたから、よく分かります。
最近になってようやく分かりかけてきた感がありますが、
これが本当かどうかはまだ分かりません・・・。
以下、DISKYさんとはちょっと違う視点から
長文を記してみますので、ご参考になれば幸いです。
これは、貸倒引当金の性格から来ているんです。
貸倒引当金というのは、来期のために、
当期末の債権に対して計上するものですよね。
このとき、前期引当残高は、当期とは関係ないところ、
つまりは前期末に存在していた債権に対する引当で
生じていたものとなります。
となれば、当期分の決算書を作成するに当たっては、
前期引当額は本来、当期とは無関係の損益として
その全額を前期修正扱い(全額を戻入益)とすべきです。
しかし、貸倒引当金は現実の損益ではなく、
見積で計上するものです。
それにも関わらず前期分と当期分とを
厳格に分けてしまうと、
見積で生じた損益によって、
収益・費用をいたずらに肥大化させる恐れがあります。
それを避けるため、
簿記会計の世界では差額補充法を原則としておりますし、
税務もこれを認めております。
ここから、貸倒引当金繰入・戻入の
基本パターンが決まります。
【基本パターン】
前期引当額<当期引当額の場合
:追加計上で当期費用扱い
→ 債権の性質により販管費or営業外費用
前期引当額>当期引当額の場合
:差額戻入で前期修正扱い
→ 特別利益
ただ、話はここで終わりません。
(なもんで、長くなります。
私のまとめ方も悪いのですが。 m(_ _)m )
前期貸倒引当金計上額と当期のそれとで
差額が出た場合に、
主な発生原因として考えられるのは、
次の3つとなりましょう。
1.債権額の変動
2.取引先の信用度や経済情勢などの変化
3.前期見積の誤り
このとき、
3は明らかに前期修正対象ですから、
これが原因なら、戻入は特別利益に間違いありません。
しかし、
1は当期に起こった事実が関係していますし、
2は自社では左右できない事実ですが
経常的に起こる可能性がありますので、
これらが原因なら、
戻入が特別利益だとは言い難くなって参ります。
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