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未処分利益とはなんぞ

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未処分利益とはなんぞ

2006/05/31 23:30

inspi

おはつ

回答数:7

編集

一人で未処分利益ってなんだろうって考えてました。

欠損金の繰越を5年でやっておいてくれともいわれました。
しかし16年から7年のはず。
とか考えながらまずは未処分利益を理解しようと。

当期未処分利益。
株主云々の説明ページは何度も見ました。
しかし有限の同族会社や個人のレベルの会社にいますのでどうも。

要は当期未処分利益(損失)といえばその期の利益がいくらなのかってことですが、未処分に惑わされて。

普通は利益は処分をするんですか?
処分をしない利益(損失)は決められた年数繰り越せるンですか?
それが過ぎたらどうなるんだろう。

とか考えたら少しだけつかめてきました。
とりあえずは処分の具体例を調べてみます。

一人で未処分利益ってなんだろうって考えてました。

欠損金の繰越を5年でやっておいてくれともいわれました。
しかし16年から7年のはず。
とか考えながらまずは未処分利益を理解しようと。

当期未処分利益。
株主云々の説明ページは何度も見ました。
しかし有限の同族会社や個人のレベルの会社にいますのでどうも。

要は当期未処分利益(損失)といえばその期の利益がいくらなのかってことですが、未処分に惑わされて。

普通は利益は処分をするんですか?
処分をしない利益(損失)は決められた年数繰り越せるンですか?
それが過ぎたらどうなるんだろう。

とか考えたら少しだけつかめてきました。
とりあえずは処分の具体例を調べてみます。

この質問に回答
回答

Re: 未処分利益とはなんぞ

2006/06/02 01:11

おけ

さらにすごい常連さん

編集

昨日はホントごめんなさい。

もう、今読み返してみても、自分のバカバカバカァ!
という気分です。

DISKYさんのご投稿を踏まえつつ、ちょいと記してみます。

まず、普段の仕訳、決算書作成、税務申告の流れを
思い出してみてください。
この順番でおこないますよね。
右から左へ戻ることは、まずありませんよね。

これを思い出すと、
> 数年の繰越ができるとのこと。
> ということは毎年の期末に会計上でも仕訳を行っておかないと
> いけないのでしょうか?
> それとも決算申告書上にてのみ行うのが慣例ですか?
の答えが出てくるかと思います。
逆戻りはしないのですから、
申告書上のみの話だということになります。

また、上の順番にやっていくのですから、
決算書上つまりは会計上の損失(赤字)を
税法に従って税務申告書上で若干加工して、
その結果これも赤字になったら、欠損金と相成ります。

だから、会計上で赤字でも、
申告書で出し入れしたら税務申告では黒字になった、
というのもあり得るんです。


ところで、税務は「7年」という区切りを設けていますから、
各年度の欠損金を年度別に把握しておく必要があります。

しかし、会計のほうは年数の区切りがありませんから、
年度関係なしに過去の金額を積み上げていきます。
これが、「前期繰越利益」というやつです。

前期から引っ張ってきているので「前期」と呼んでいますが、
その中身は前々期やもっと前から積み重なってきたものも
含まれていることがあるんです。


ところで、株主総会で決算書承認やら配当の決議やらを
おこなうのはご存知でしょうか。

このうち、配当や役員賞与など(DISKYさんのご投稿参照)
をいくらにするのかを株主総会で決めること、
これを「利益処分」と呼びます。
これらの支出は、利益を元手にしているからです。

で、その元として、利益処分されるのを待っているのが、
「未処分利益」というやつです。


ただ、この未処分利益、前回記しましたように、
もう無くなります。
配当がいつでもOKになったことなど、
仕組みがガラリと変わったからです。

そのため未処分利益は、過去の決算書を見るには必要ですが、
これからの経理作業には必ずしも必要なものではありません。


すべての疑問点を網羅してはいませんが、
とりあえず取っ掛かりとなれば幸いです。

昨日はホントごめんなさい。

もう、今読み返してみても、自分のバカバカバカァ!
という気分です。

DISKYさんのご投稿を踏まえつつ、ちょいと記してみます。

まず、普段の仕訳、決算書作成、税務申告の流れを
思い出してみてください。
この順番でおこないますよね。
右から左へ戻ることは、まずありませんよね。

これを思い出すと、
> 数年の繰越ができるとのこと。
> ということは毎年の期末に会計上でも仕訳を行っておかないと
> いけないのでしょうか?
> それとも決算申告書上にてのみ行うのが慣例ですか?
の答えが出てくるかと思います。
逆戻りはしないのですから、
申告書上のみの話だということになります。

また、上の順番にやっていくのですから、
決算書上つまりは会計上の損失(赤字)を
税法に従って税務申告書上で若干加工して、
その結果これも赤字になったら、欠損金と相成ります。

だから、会計上で赤字でも、
申告書で出し入れしたら税務申告では黒字になった、
というのもあり得るんです。


ところで、税務は「7年」という区切りを設けていますから、
各年度の欠損金を年度別に把握しておく必要があります。

しかし、会計のほうは年数の区切りがありませんから、
年度関係なしに過去の金額を積み上げていきます。
これが、「前期繰越利益」というやつです。

前期から引っ張ってきているので「前期」と呼んでいますが、
その中身は前々期やもっと前から積み重なってきたものも
含まれていることがあるんです。


ところで、株主総会で決算書承認やら配当の決議やらを
おこなうのはご存知でしょうか。

このうち、配当や役員賞与など(DISKYさんのご投稿参照)
をいくらにするのかを株主総会で決めること、
これを「利益処分」と呼びます。
これらの支出は、利益を元手にしているからです。

で、その元として、利益処分されるのを待っているのが、
「未処分利益」というやつです。


ただ、この未処分利益、前回記しましたように、
もう無くなります。
配当がいつでもOKになったことなど、
仕組みがガラリと変わったからです。

そのため未処分利益は、過去の決算書を見るには必要ですが、
これからの経理作業には必ずしも必要なものではありません。


すべての疑問点を網羅してはいませんが、
とりあえず取っ掛かりとなれば幸いです。

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No. タイトル 投稿者 投稿日時
0 inspi 2006/05/31 23:30
1 inspi 2006/05/31 23:51
2 おけ 2006/05/31 23:53
3 おけ 2006/06/01 00:12
4 DISKY 2006/06/01 09:38
5 inspi 2006/06/01 21:48
6 inspi 2006/06/01 21:55
7
Re: 未処分利益とはなんぞ
おけ 2006/06/02 01:11