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輸入取引の仕訳

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輸入取引の仕訳

2006/05/09 12:14

小桃

すごい常連さん

回答数:1

編集

過去レスを見たのですが、未だ解決できずにいます。

輸入取引の仕訳について教えてください。海外からA商品を購入した場合、
・商品代金500ドル (レート:1ドル=120円とします。)
・商品到着時、運送会社に消費税&関税 3,000円を支払う。
・クレジットカードで購入。後日、指定口座より引き落としされる。(レート:1ドル=125円とします。)

上記の場合の仕訳について教えてください。

〈発注〉
仕入高(輸入課税仕入) 60,000 / 未払金 60,000

〈商品到着〉
仕入高 (対象外) 3,000 / 現金 3,000

〈口座引き落とし〉
未払金 60,000 / 預金 62,500
為替差損 2,500 /

現在はこのように仕訳をしておりますが、上記の仕訳の( )内に記載している、消費税の課税・非課税区分の設定について合っているのかすごく不安です・・・。

ご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教授願います。

ちなみに、弊社は税込経理を採用しております。
よろしくお願いいたします。

過去レスを見たのですが、未だ解決できずにいます。

輸入取引の仕訳について教えてください。海外からA商品を購入した場合、
商品代金500ドル (レート:1ドル=120円とします。)
・商品到着時、運送会社に消費税&関税 3,000円を支払う。
・クレジットカードで購入。後日、指定口座より引き落としされる。(レート:1ドル=125円とします。)

上記の場合の仕訳について教えてください。

〈発注〉
仕入高(輸入課税仕入) 60,000 / 未払金 60,000

商品到着〉
仕入高 (対象外) 3,000 / 現金 3,000

〈口座引き落とし〉
未払金 60,000 / 預金 62,500
為替差損 2,500 /

現在はこのように仕訳をしておりますが、上記の仕訳の( )内に記載している、消費税の課税・非課税区分の設定について合っているのかすごく不安です・・・。

ご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教授願います。

ちなみに、弊社は税込経理を採用しております。
よろしくお願いいたします。

この質問に回答
回答

Re: 輸入取引の仕訳

2006/05/09 13:06

しかしか

さらにすごい常連さん

編集

消費税の課税の対象には、2種類あります。
それは、
1.国内取引
2.輸入消費税
です。

消費税を支払う場合、
1.国内で課税仕入れとなる取引を行った場合
2.輸入消費税を支払う場合
については、消費税の計算上、あらかじめ両者を厳密に区分しておく必要があります。

税込経理の場合、

1.国内で課税仕入れをした場合は、
 ***費(消費税あり) / 現金預金
というように会計ソフトに入力すればOKです。
具体的な消費税コードはそのソフトの説明書にしたがってください。

2.輸入取引をした場合
税込経理ですので、支払った消費税は全て費用にするというのが税込経理の基本的な考え方ですので、その考え方からいくと、商品を輸入した場合は、輸入消費税は仕入関係の原価にするべきですから、「仕入諸掛」または「仕入諸掛費」という原価項目で仕訳するのがよいでしょう。

 仕入(輸入取引) / 買掛金 ・・・商品の引取り
 仕入諸掛費 / 現金預金 ・・・輸入消費税の支払い
 仕入または仕入諸掛費 / 現金預金 ・・・関税などの諸税金の支払い

ポイントは、輸入消費税を別建てで独立した科目を使って集計することです。
もしも可能なら、さらに詳しく、輸入消費税と輸入地方消費税を分けて正確に集計することをお勧めします。

 仕入諸掛費01(輸入消費税)
 仕入諸掛費02(輸入地方消費税)
 仕入諸掛費03(関税など)

というように、補助コードをつけて管理するというのもよいかもしれません。

税込経理方式であっても、輸入消費税だけは別の独立した科目で管理するということです。
なぜならば、消費税の申告書上では、国内取引による消費税の支払いと、輸入による消費税の支払いは、区別して別々に計算するからです。

消費税の課税の対象には、2種類あります。
それは、
1.国内取引
2.輸入消費税
です。

消費税を支払う場合、
1.国内で課税仕入れとなる取引を行った場合
2.輸入消費税を支払う場合
については、消費税の計算上、あらかじめ両者を厳密に区分しておく必要があります。

税込経理の場合、

1.国内で課税仕入れをした場合は、
 ***費(消費税あり) / 現金預金
というように会計ソフトに入力すればOKです。
具体的な消費税コードはそのソフトの説明書にしたがってください。

2.輸入取引をした場合
税込経理ですので、支払った消費税は全て費用にするというのが税込経理の基本的な考え方ですので、その考え方からいくと、商品を輸入した場合は、輸入消費税は仕入関係の原価にするべきですから、「仕入諸掛」または「仕入諸掛費」という原価項目で仕訳するのがよいでしょう。

 仕入(輸入取引) / 買掛金 ・・・商品の引取り
 仕入諸掛費 / 現金預金 ・・・輸入消費税の支払い
 仕入または仕入諸掛費 / 現金預金 ・・・関税などの諸税金の支払い

ポイントは、輸入消費税を別建てで独立した科目を使って集計することです。
もしも可能なら、さらに詳しく、輸入消費税と輸入地方消費税を分けて正確に集計することをお勧めします。

 仕入諸掛費01(輸入消費税
 仕入諸掛費02(輸入地方消費税
 仕入諸掛費03(関税など)

というように、補助コードをつけて管理するというのもよいかもしれません。

税込経理方式であっても、輸入消費税だけは別の独立した科目で管理するということです。
なぜならば、消費税の申告書上では、国内取引による消費税の支払いと、輸入による消費税の支払いは、区別して別々に計算するからです。

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0 小桃 2006/05/09 12:14
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しかしか 2006/05/09 13:06