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資金繰り表の作成の仕方

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資金繰り表の作成の仕方

2006/03/29 09:27

おはつ

回答数:13

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給料とかの源泉預かり金、預かり敷金保証金は資金繰り表に計上するのでしょうか?
月次資金繰り表です。
宜しくお願いします。

給料とかの源泉預かり金、預かり敷金保証金は資金繰り表に計上するのでしょうか?
月次資金繰り表です。
宜しくお願いします。

この質問に回答
回答

Re: 資金繰り表の作成の仕方

2006/04/10 10:33

らん

さらにすごい常連さん

編集

こんにちは。

前払金・前受金などはその科目を資金繰り表上で設定して使うやり方と、
それを使わずにそれらの本来の科目を使う方法があります。

例えば前払金なら本来の仕入、資産購入、あるいは経費分などで表現します。
その場合試算表の科目残高とは当然一致しませんが、
資金の動きの説明としてはより明快です。・・・・何のための資金なのか。
どちらを採用するかは自由ですが、後者の方が具体的内容が見えます。

さてご質問の件ですが、
>仕入 1000円    売上1100円
>現金 50円
>借入金 50円

これらの取引の相手先が1社であり、全て相殺されて現金50円の動き
だけだったというのなら別ですが、そうでなければ
仕入の支払、売上の入金、借入の返済という3つの資金の動きがあった
んじゃないでしょうか?
またこれらは全て当日あるいは同月内に現金・資金が動いたのでしょうか?

もしそうだとしても・・・・・
仕入1000円の支払の動き、売上1100円の入金の動き、借入返済50円
の動きの表現が必要です。

「実際の現金の動き」は次のような動きだと思いますが、どうでしょう?
仕入 1000円 /  現金 1000円   
現金 1100円 /  売上 1100円
借入金 50円 /   現金 50円
そして差し引きした結果の50円が残るという訳です。

次に、前払金200円/現金 200円

    仕入 1000円/前払金200円
現金  800円
この場合も前払金を設定すればお書きの通りの表現となります。
あるいは別方法である「本来の科目で表現」すれば、
仕入200円 と仕入800円の動きということになります。

また電気代の折半返金分ですが、
支出の経費欄でマイナスする方法と、入金欄で表現する方法があります。
しかしあくでも現金の動きとしては「入金」と認識すべきと思います。
資金繰りでは「入る動き」なのか「出る動き」なのかしかないと考えれば
良いのです。 =「戻る」は「入る動き」なのです。

もし経費欄でマイナス計上した場合、本来の支払合計額がマイナス分だけ
減額されて表現されてしまいます。
支払分は支払合計額の分だけ実際に現金が出て行くはずです。
それとは別に現金が入ってくる訳ですから、現金の動きとしては別物ですね。
そうしないとキャッシュインの総額、あるいはアウトの総額が正しく表現され
ません。
これは重要なことで、入金の有るなしに関係なく、支出総額がいくらなのかを
確実に把握する必要があるからです。支払はこちら側でコントロール出来ますが
時に入金は確実に入ってこないこともありますから、もし入金が無い場合には
どれだけの支出額なのかを正しく把握して資金調達する必要がありますので、
明快に表現する方が良いと思います。

資金繰り表作成には必ずしも「これが絶対」という方法はありませんから、
作成者が間違わずに確実に作ることができるものであれば良い訳です。

科目の設定に関しては、御社で比較的発生が多く、金額的にも重要なもので
あれば新たに設定して使用する方が、企業の個性が出て良いと思います。
尚、「その他収入」や「その他支出」などは極力使わない方が内容が明快になります。
勘定科目で言う「雑費はあまり使わない方が良い」というのと同じ意味合いですね。
ご参考まで。(長文、申し訳ございません)

こんにちは。

前払金・前受金などはその科目を資金繰り表上で設定して使うやり方と、
それを使わずにそれらの本来の科目を使う方法があります。

例えば前払金なら本来の仕入、資産購入、あるいは経費分などで表現します。
その場合試算表の科目残高とは当然一致しませんが、
資金の動きの説明としてはより明快です。・・・・何のための資金なのか。
どちらを採用するかは自由ですが、後者の方が具体的内容が見えます。

さてご質問の件ですが、
>仕入 1000円    売上1100円
現金 50円
>借入金 50円

これらの取引の相手先が1社であり、全て相殺されて現金50円の動き
だけだったというのなら別ですが、そうでなければ
仕入の支払、売上の入金、借入の返済という3つの資金の動きがあった
んじゃないでしょうか?
またこれらは全て当日あるいは同月内に現金・資金が動いたのでしょうか?

もしそうだとしても・・・・・
仕入1000円の支払の動き、売上1100円の入金の動き、借入返済50円
の動きの表現が必要です。

「実際の現金の動き」は次のような動きだと思いますが、どうでしょう?
仕入 1000円 /  現金 1000円   
現金 1100円 /  売上 1100円
借入金 50円 /   現金 50円
そして差し引きした結果の50円が残るという訳です。

次に、前払金200円/現金 200円

    仕入 1000円/前払金200円
現金  800円
この場合も前払金を設定すればお書きの通りの表現となります。
あるいは別方法である「本来の科目で表現」すれば、
仕入200円 と仕入800円の動きということになります。

また電気代の折半返金分ですが、
支出の経費欄でマイナスする方法と、入金欄で表現する方法があります。
しかしあくでも現金の動きとしては「入金」と認識すべきと思います。
資金繰りでは「入る動き」なのか「出る動き」なのかしかないと考えれば
良いのです。 =「戻る」は「入る動き」なのです。

もし経費欄でマイナス計上した場合、本来の支払合計額がマイナス分だけ
減額されて表現されてしまいます。
支払分は支払合計額の分だけ実際に現金が出て行くはずです。
それとは別に現金が入ってくる訳ですから、現金の動きとしては別物ですね。
そうしないとキャッシュインの総額、あるいはアウトの総額が正しく表現され
ません。
これは重要なことで、入金の有るなしに関係なく、支出総額がいくらなのかを
確実に把握する必要があるからです。支払はこちら側でコントロール出来ますが
時に入金は確実に入ってこないこともありますから、もし入金が無い場合には
どれだけの支出額なのかを正しく把握して資金調達する必要がありますので、
明快に表現する方が良いと思います。

資金繰り表作成には必ずしも「これが絶対」という方法はありませんから、
作成者が間違わずに確実に作ることができるものであれば良い訳です。

科目の設定に関しては、御社で比較的発生が多く、金額的にも重要なもので
あれば新たに設定して使用する方が、企業の個性が出て良いと思います。
尚、「その他収入」や「その他支出」などは極力使わない方が内容が明快になります。
勘定科目で言う「雑費はあまり使わない方が良い」というのと同じ意味合いですね。
ご参考まで。(長文、申し訳ございません)

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0 2006/03/29 09:27
1 konta 2006/03/29 11:52
2 nishi1225 2006/03/29 12:44
3 2006/03/29 15:20
4 2006/03/29 15:26
5 らん 2006/03/30 13:53
6 2006/04/08 13:54
7
Re: 資金繰り表の作成の仕方
らん 2006/04/10 10:33
8 2006/04/11 19:34
9 らん 2006/04/12 08:59
10 2006/04/13 23:56
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13 らん 2006/05/22 07:55