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株の譲渡
2006/03/11 14:32
Re: 株の譲渡
2006/03/12 19:42
従業員である個人が、会社の株式(出資持分)を無償で贈与されたものと考えると、
従業員である個人が、勤務先である法人から受ける利益は、所得税でいう「給与所得」又は「退職所得」になります。
今回は、退職に際しての話でなないので、「給与所得」(具体的には臨時賞与)になります。
臨時賞与として受け取った金額の計算は、その有限会社の「出資持分」の金額で、賞与(ボーナス)として受け取ったことなります。
もちろん、給与所得として所得税の課税を多少受ける事になります。
有限会社の「出資持分」の金額がいくらになるかというと、その「出資持分」の「相場のない株式等の相続税評価額」で計算します。
「相場のない株式等の相続税評価額」の計算は大変複雑で、とてもとてもそう簡単にはかけません。
しいていうと、その会社が過去数年間、黒字会社であれば評価額は高くなりますし、赤字会社であれば評価額は低くなります。
むしろ気になるのは、社長の本意がどこにあるのか?ということです。
有限会社の持分を譲るということは、有限会社の共同経営者(有限責任社員といいます。)になるという意味でもあります。(世間一般的には。)
会社の意思決定に、社長以外の人物の意見を、社長は本当に聞く気があるのでしょうか?
社員(従業員)のやる気をだすために、自分の会社の株式(出資持分)を従業員に配ると言うのならわかります。(よくある前向きな政策です。)
しかし、会社の経営を失敗した場合に、その従業員を連帯責任にするための工作(あるいはボーナスを金銭で払えない実態をごまかすための方便)であるならば、断ったほうがいいでしょう。
その提案を受け入れるかどうかは、御社が赤字会社なのか、黒字会社なのかで、大きく判断が分かれるところではあります。
参考意見にしてください。
従業員である個人が、会社の株式(出資持分)を無償で贈与されたものと考えると、
従業員である個人が、勤務先である法人から受ける利益は、所得税でいう「給与所得」又は「退職所得」になります。
今回は、退職に際しての話でなないので、「給与所得」(具体的には臨時賞与)になります。
臨時賞与として受け取った金額の計算は、その有限会社の「出資持分」の金額で、賞与(ボーナス)として受け取ったことなります。
もちろん、給与所得として所得税の課税を多少受ける事になります。
有限会社の「出資持分」の金額がいくらになるかというと、その「出資持分」の「相場のない株式等の相続税評価額」で計算します。
「相場のない株式等の相続税評価額」の計算は大変複雑で、とてもとてもそう簡単にはかけません。
しいていうと、その会社が過去数年間、黒字会社であれば評価額は高くなりますし、赤字会社であれば評価額は低くなります。
むしろ気になるのは、社長の本意がどこにあるのか?ということです。
有限会社の持分を譲るということは、有限会社の共同経営者(有限責任社員といいます。)になるという意味でもあります。(世間一般的には。)
会社の意思決定に、社長以外の人物の意見を、社長は本当に聞く気があるのでしょうか?
社員(従業員)のやる気をだすために、自分の会社の株式(出資持分)を従業員に配ると言うのならわかります。(よくある前向きな政策です。)
しかし、会社の経営を失敗した場合に、その従業員を連帯責任にするための工作(あるいはボーナスを金銭で払えない実態をごまかすための方便)であるならば、断ったほうがいいでしょう。
その提案を受け入れるかどうかは、御社が赤字会社なのか、黒字会社なのかで、大きく判断が分かれるところではあります。
参考意見にしてください。
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No. | タイトル | 投稿者 | 投稿日時 |
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0 | マル | 2006/03/11 14:32 | |
1 | しかしか | 2006/03/12 19:42 | |
2 | マル | 2006/03/12 23:09 | |
3 | マル | 2006/03/12 23:10 | |
4 | konta | 2006/03/13 17:40 | |
5 | しかしか | 2006/03/13 20:35 | |
6 | マル | 2006/03/14 19:50 |
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