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さてここで、資本的支出か修繕費かについて記しますと、
基本的に機能維持なら、そもそも資本的支出にする必要がありません。
そのため、まずは機能維持であるのかどうかを検討する必要があるでしょう。
推測するに、20万円のタイヤですから、
リースした車がよほど特殊でタイヤも元々高額であれば
機能維持で修繕費、
そうでなく高機能タイヤを装着したのであれば資本的支出、
となるのではないでしょうか。
機能維持のケースで考えられる状況としては、例えば、
リース契約上、タイヤを新品の状態で返却する必要があり、
返却時に新品を購入して付け替えても良いところ、
社長さんはくっ付いていたタイヤを「使わずに返却する」ことにしたため、
リース直後にいきなり交換した、(そして返却時に元に戻す、)
というものです。
さらに話し変わって、
資本的支出で資産計上となった場合のズレについて記しますと、
本体が資産計上されていないのにタイヤが資産計上されるのは、
確かにちょっとヘンな話です。
この理由は、
現行の仕訳処理・税務処理が、
ある条件(かなり緩い条件)に当てはまれば
リース資産を資産計上しなくてもOK、
としているためです。
つまり、本体をも資産計上させるのが基本であるところ
リース資産については例外として、
資産計上しなくて良い場合が出て参ります。
その一方で、
今回のタイヤのような取替え用資産などについては
こうした例外を許していないため、
本体は資産計上されず交換用資産だけが資産計上される、
というズレが生じるのです。
なお、「資本的支出か修繕費か」というのは税務上の話であり、
btkeiさんお書きの「修繕費か消耗品か」については
税務上の話ではなく勘定科目の話なので、
またちょっと違った論点になります。
そしてその結論は、会社ごとの計上基準によります。
さてここで、資本的支出か修繕費かについて記しますと、
基本的に機能維持なら、そもそも資本的支出にする必要がありません。
そのため、まずは機能維持であるのかどうかを検討する必要があるでしょう。
推測するに、20万円のタイヤですから、
リースした車がよほど特殊でタイヤも元々高額であれば
機能維持で修繕費、
そうでなく高機能タイヤを装着したのであれば資本的支出、
となるのではないでしょうか。
機能維持のケースで考えられる状況としては、例えば、
リース契約上、タイヤを新品の状態で返却する必要があり、
返却時に新品を購入して付け替えても良いところ、
社長さんはくっ付いていたタイヤを「使わずに返却する」ことにしたため、
リース直後にいきなり交換した、(そして返却時に元に戻す、)
というものです。
さらに話し変わって、
資本的支出で資産計上となった場合のズレについて記しますと、
本体が資産計上されていないのにタイヤが資産計上されるのは、
確かにちょっとヘンな話です。
この理由は、
現行の仕訳処理・税務処理が、
ある条件(かなり緩い条件)に当てはまれば
リース資産を資産計上しなくてもOK、
としているためです。
つまり、本体をも資産計上させるのが基本であるところ
リース資産については例外として、
資産計上しなくて良い場合が出て参ります。
その一方で、
今回のタイヤのような取替え用資産などについては
こうした例外を許していないため、
本体は資産計上されず交換用資産だけが資産計上される、
というズレが生じるのです。
なお、「資本的支出か修繕費か」というのは税務上の話であり、
btkeiさんお書きの「修繕費か消耗品か」については
税務上の話ではなく勘定科目の話なので、
またちょっと違った論点になります。
そしてその結論は、会社ごとの計上基準によります。
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