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固定資産の除却に伴う減価償却の仕訳について

質問 回答受付中

固定資産の除却に伴う減価償却の仕訳について

2006/04/27 01:25

ryohei

おはつ

回答数:5

編集

 みなさん。こんばんは。

 固定資産の除却を行う際、どのような仕訳をすればよろしいのでしょうか?今年の1月にパソコンを数台、除却した際に私は会計ソフトに下記の仕訳をおこしました。


 減価償却費   10,738 / 工具器具備品  11,039,851
(1月分の償却費)
減価償却累計  10,333,100
固定資産除却損 696,013

除却した資産に価値があり、回収会社から、入金があり、次のような仕訳をおこしました。

 現金      1,218 / 雑収入      1,218

そして、その後、雑収入勘定と固定資産除却損勘定の相殺仕訳を
行いました。

 雑収入      1,218 / 固定資産除却損 1,218

以上3つの仕訳を行いました。
 4月になり、親会社の決算にあたり、自分が担当している固定資産のパートを報告したところ、工具器具備品の減少額と工具器具備品の除却損のずれが11,956生じていることが判明しました。
 この原因は上記3つの仕訳が原因でおこっていることは何となく、わかるのですが、何が問題があるのでしょうか?
 また、会計ソフト及び工具器具備品のエクセルで作成した台帳に修正処理を行わなければ、なりませんが、会計ソフトには、どのような仕訳をおこない、工具器具備品台帳には除却済みの固定資産台帳にどのような処理を加えなけばならないのでしょうか?
 
 気づかれたこと何でもでもかまいません。教えて下さい。
 
 宜しくお願いします。

 みなさん。こんばんは。

 固定資産の除却を行う際、どのような仕訳をすればよろしいのでしょうか?今年の1月にパソコンを数台、除却した際に私は会計ソフトに下記の仕訳をおこしました。


 減価償却費   10,738 / 工具器具備品  11,039,851
(1月分の償却費)
減価償却累計  10,333,100
固定資産除却損 696,013

除却した資産に価値があり、回収会社から、入金があり、次のような仕訳をおこしました。

 現金      1,218 / 雑収入      1,218

そして、その後、雑収入勘定と固定資産除却損勘定の相殺仕訳
行いました。

 雑収入      1,218 / 固定資産除却損 1,218

以上3つの仕訳を行いました。
 4月になり、親会社の決算にあたり、自分が担当している固定資産のパートを報告したところ、工具器具備品の減少額と工具器具備品の除却損のずれが11,956生じていることが判明しました。
 この原因は上記3つの仕訳が原因でおこっていることは何となく、わかるのですが、何が問題があるのでしょうか?
 また、会計ソフト及び工具器具備品のエクセルで作成した台帳に修正処理を行わなければ、なりませんが、会計ソフトには、どのような仕訳をおこない、工具器具備品台帳には除却済みの固定資産台帳にどのような処理を加えなけばならないのでしょうか?
 
 気づかれたこと何でもでもかまいません。教えて下さい。
 
 宜しくお願いします。

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1. Re: 固定資産の除却に伴う減価償却の仕訳について

2006/04/27 04:47

TOKUJIN

すごい常連さん

編集

1か月分の償却しないで
減価償却累計  10,333,100 / 工具器具備品  11,039,851
固定資産除却損  706,751
あるいは、いったん
償却費10,738 / 累計額 10,738
として1か月分を計上したうえで、
減価償却累計  10,343,838 / 工具器具備品  11,039,851
固定資産除却損  696,013
として累計額の方に含めてやるかです。
そうすれば、合わないのは雑収入と相殺した分だけになるはずです。
さらに、相殺もしなければ、差は出ない、と。

ご質問の仕訳だと、1か月分の償却は累計額を通さず直接工具器具備品を減らしている形になるので、ある意味イレギュラーの仕訳ですよね。
相殺と、この1か月分を、認めるかどうか、です。
つまり、差としてあっていいものか、それとも出さない前提の処理に変えるのか、と。

1か月分の償却しないで
減価償却累計  10,333,100 / 工具器具備品  11,039,851
固定資産除却損  706,751
あるいは、いったん
償却費10,738 / 累計額 10,738
として1か月分を計上したうえで、
減価償却累計  10,343,838 / 工具器具備品  11,039,851
固定資産除却損  696,013
として累計額の方に含めてやるかです。
そうすれば、合わないのは雑収入と相殺した分だけになるはずです。
さらに、相殺もしなければ、差は出ない、と。

ご質問の仕訳だと、1か月分の償却は累計額を通さず直接工具器具備品を減らしている形になるので、ある意味イレギュラーの仕訳ですよね。
相殺と、この1か月分を、認めるかどうか、です。
つまり、差としてあっていいものか、それとも出さない前提の処理に変えるのか、と。

返信

2. Re: 固定資産の除却に伴う減価償却の仕訳について

2006/04/27 13:08

ryohei

おはつ

編集

 TOKUJINさん
朝早くから、どうもありがとうございます。

>1か月分の償却しないで
>減価償却累計  10,333,100 / 工具器具備品  11,039,851
>固定資産除却損  706,751
>あるいは、いったん
>償却費10,738 / 累計額 10,738
>として1か月分を計上したうえで、
>減価償却累計  10,343,838 / 工具器具備品  11,039,851
>固定資産除却損  696,013
>として累計額の方に含めてやるかです。

 上記のアドバイスについて質問なのですが、

 減価償却費 10,738 / 減価償却累計 10,738

という仕訳をおこしたあと

 減価償却累計  10,333,100 / 工具器具備品 11,039,851
固定資産除却損 706,751

となりますが、2つの仕訳を加味すると

 減価償却費 10,738 / 工具器具備品 11,039,851
 減価償却累計 10,322,362
 固定資産除却損 706,751

となり、固定資産除却損が696,013の額の時に比べ、10,738増えているということですよね?もし、値等が間違っていたら、申し訳ございません。宜しくおねがいします。

 TOKUJINさん
朝早くから、どうもありがとうございます。

>1か月分の償却しないで
>減価償却累計  10,333,100 / 工具器具備品  11,039,851
>固定資産除却損  706,751
>あるいは、いったん
>償却費10,738 / 累計額 10,738
>として1か月分を計上したうえで、
>減価償却累計  10,343,838 / 工具器具備品  11,039,851
>固定資産除却損  696,013
>として累計額の方に含めてやるかです。

 上記のアドバイスについて質問なのですが、

 減価償却費 10,738 / 減価償却累計 10,738

という仕訳をおこしたあと

 減価償却累計  10,333,100 / 工具器具備品 11,039,851
固定資産除却損 706,751

となりますが、2つの仕訳を加味すると

 減価償却費 10,738 / 工具器具備品 11,039,851
 減価償却累計 10,322,362
 固定資産除却損 706,751

となり、固定資産除却損が696,013の額の時に比べ、10,738増えているということですよね?もし、値等が間違っていたら、申し訳ございません。宜しくおねがいします。

返信

3. Re: 固定資産の除却に伴う減価償却の仕訳について

2006/04/27 15:58

TOKUJIN

すごい常連さん

編集

朝早くというか、起きっぱなしの決算中で、何書いたか
自分でもあまり覚えてなく。。。。
冴えてきたので気合入れて長くなりますが、覚悟して読んで下さい。

>減価償却費 10,738 / 減価償却累計 10,738

>という仕訳をおこしたあと

>減価償却累計  10,333,100 / 工具器具備品 11,039,851
>固定資産除却損 706,751
>となりますが、

とありますが、そうじゃないですよ。
いったん償却費を計上して累計額を増やしているのですから、その増やした累計額も上乗せして
>減価償却累計  10,343,838/ 工具器具備品 11,039,851
>固定資産除却損  696,013
となります。
除却損は増えません。
>減価償却費 10,738 / 減価償却累計 10,738 と合体させると、
償却費 10,738 / 工具器具備品 11,039,851
減価償却累計 10,333,100
除却損 693,013
です。
つまり、ryoheiさんが起こした仕訳と同じですね。

なぜ同じになるか?
それは、逆にryoheiさんの仕訳からばらすと、
A
減価償却費 10,738 / 減価償却累計 10,738

減価償却累計  10,343,838/ 工具器具備品 11,039,851
固定資産除却損  696,013

となるのか(これは上の仕訳です)、それとも、
B
減価償却費 10,738 / 工具器具備品 10,738

減価償却累計  10,333,100/ 工具器具備品 11,029,113
固定資産除却損  696,013

となるのか、の違いです。

前提として、なぜそのずれ「11,956」が認識されたかというと、
取得価額=償却累計額+除却損
のロジックから差異を導いているからだと思うのです。
償却した分と残って除却した分、足せば取得価額だろう、と。
Aのほうは、1本目でいったん累計額に蓄積されることでこのロジックに組み込まれ、2本目の仕訳が
「11,039,851=10,343,838+696,013」
としてそのロジックを示していますよね。
Bのほうは、1本目で累計額を通さないので右辺に蓄積されず、累計額のかわりに工具器具備品を直接減らしたならそのぶん左辺が減ればいいのですがデータは原始取得価額11,039,851のままで保持しているでしょうから、
「11,039,851=10,333,100+696,013」
となり、そこで10,738円の差が出ます。

結論として、仕訳は間違ってないです。
今差が出ているのは、その検算の仕方が1か月分の償却費を捕捉出来ていないからだと思います。
どこの数字をどう持ってきて検算しているのか分からないですが、たぶん、Bの数字の取り方をした結果もれているのではないか・・・と思ったわけです。
ついでに、雑収入と相殺したほうも同様に、それを踏まえた検算になっていないから、でしょう。

朝早くというか、起きっぱなしの決算中で、何書いたか
自分でもあまり覚えてなく。。。。
冴えてきたので気合入れて長くなりますが、覚悟して読んで下さい。

>減価償却費 10,738 / 減価償却累計 10,738

>という仕訳をおこしたあと

>減価償却累計  10,333,100 / 工具器具備品 11,039,851
>固定資産除却損 706,751
>となりますが、

とありますが、そうじゃないですよ。
いったん償却費を計上して累計額を増やしているのですから、その増やした累計額も上乗せして
>減価償却累計  10,343,838/ 工具器具備品 11,039,851
>固定資産除却損  696,013
となります。
除却損は増えません。
>減価償却費 10,738 / 減価償却累計 10,738 と合体させると、
償却費 10,738 / 工具器具備品 11,039,851
減価償却累計 10,333,100
除却損 693,013
です。
つまり、ryoheiさんが起こした仕訳と同じですね。

なぜ同じになるか?
それは、逆にryoheiさんの仕訳からばらすと、
A
減価償却費 10,738 / 減価償却累計 10,738

減価償却累計  10,343,838/ 工具器具備品 11,039,851
固定資産除却損  696,013

となるのか(これは上の仕訳です)、それとも、
B
減価償却費 10,738 / 工具器具備品 10,738

減価償却累計  10,333,100/ 工具器具備品 11,029,113
固定資産除却損  696,013

となるのか、の違いです。

前提として、なぜそのずれ「11,956」が認識されたかというと、
取得価額=償却累計額+除却損
のロジックから差異を導いているからだと思うのです。
償却した分と残って除却した分、足せば取得価額だろう、と。
Aのほうは、1本目でいったん累計額に蓄積されることでこのロジックに組み込まれ、2本目の仕訳
「11,039,851=10,343,838+696,013」
としてそのロジックを示していますよね。
Bのほうは、1本目で累計額を通さないので右辺に蓄積されず、累計額のかわりに工具器具備品を直接減らしたならそのぶん左辺が減ればいいのですがデータは原始取得価額11,039,851のままで保持しているでしょうから、
「11,039,851=10,333,100+696,013」
となり、そこで10,738円の差が出ます。

結論として、仕訳は間違ってないです。
今差が出ているのは、その検算の仕方が1か月分の償却費を捕捉出来ていないからだと思います。
どこの数字をどう持ってきて検算しているのか分からないですが、たぶん、Bの数字の取り方をした結果もれているのではないか・・・と思ったわけです。
ついでに、雑収入と相殺したほうも同様に、それを踏まえた検算になっていないから、でしょう。

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4. Re: 固定資産の除却に伴う減価償却の仕訳について

2006/04/28 01:57

ryohei

おはつ

編集

 TOKUJINさん

 親切に教えて下さってどうもありがとうございました。また、返事が遅れまして大変、申し訳ございません。

 TOKUJINさんのアドバイスをもとに修正仕訳を行おうと思いますが、借方にくる勘定科目は減価償却累計10,738になると思うのですが、貸方にくる勘定科目が何かが思いつきません。

 また、
>ついでに、雑収入と相殺したほうも同様に、それを踏まえた検算>になっていないから、でしょう。
とありますが、どのような意味でしょうか?何かと色々と入り組んでいて、初心者の自分には修正をしようにもわかりません。

 ただ、TOKUJINさんとのやりとりで、自分のおこした仕訳で、固定資産の台帳をいじくる必要がないことが判明したのは、正直、ホッとしています。明日、頭を切り替えて、考えてみます。
 恐縮ですが、もし、何かお分かりになりましたら、アドバイスを宜しくお願い致します。


 
 

 TOKUJINさん

 親切に教えて下さってどうもありがとうございました。また、返事が遅れまして大変、申し訳ございません。

 TOKUJINさんのアドバイスをもとに修正仕訳を行おうと思いますが、借方にくる勘定科目は減価償却累計10,738になると思うのですが、貸方にくる勘定科目が何かが思いつきません。

 また、
>ついでに、雑収入と相殺したほうも同様に、それを踏まえた検算>になっていないから、でしょう。
とありますが、どのような意味でしょうか?何かと色々と入り組んでいて、初心者の自分には修正をしようにもわかりません。

 ただ、TOKUJINさんとのやりとりで、自分のおこした仕訳で、固定資産の台帳をいじくる必要がないことが判明したのは、正直、ホッとしています。明日、頭を切り替えて、考えてみます。
 恐縮ですが、もし、何かお分かりになりましたら、アドバイスを宜しくお願い致します。


 
 

返信

5. Re: 固定資産の除却に伴う減価償却の仕訳について

2006/04/28 10:53

TOKUJIN

すごい常連さん

編集

修正仕訳は必要ないですよ。
書いたとおり仕訳は間違っていないので。
問題なのは検算するときの数字の取り方で、そのために仕訳をばらしてみただけで、仕訳は正です。

雑収入の相殺のほうは、これは完全に仕訳が独立していますよね。
除却損残高を検算の集計対象にしているのなら、この仕訳は単に表示上のテクニックのためなので、このイレギュラーな動きは影響を抜かないとだめですよね。
実際相殺して除却損が減っていますが、それは除却した資産が減ったわけではないです。
100除却しました、10相殺しました、残高は90ですが、台帳側から見たら除却損が100であることに変わりはないですよね。
これを90で集計してしまうと、あいません。10は取得や売却、除却、償却といった台帳上の動きとはまったく関係ないので、その影響が入った90を使うとおかしくなってしまいます。

修正仕訳は必要ないですよ。
書いたとおり仕訳は間違っていないので。
問題なのは検算するときの数字の取り方で、そのために仕訳をばらしてみただけで、仕訳は正です。

雑収入の相殺のほうは、これは完全に仕訳が独立していますよね。
除却損残高を検算の集計対象にしているのなら、この仕訳は単に表示上のテクニックのためなので、このイレギュラーな動きは影響を抜かないとだめですよね。
実際相殺して除却損が減っていますが、それは除却した資産が減ったわけではないです。
100除却しました、10相殺しました、残高は90ですが、台帳側から見たら除却損が100であることに変わりはないですよね。
これを90で集計してしまうと、あいません。10は取得や売却、除却、償却といった台帳上の動きとはまったく関係ないので、その影響が入った90を使うとおかしくなってしまいます。

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