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法人税の引当について

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法人税の引当について

2009/06/17 10:37

guts-m

おはつ

回答数:2

編集

おはようございます。 本支店会計でお世話になった者です。
皆さんに教えて欲しいことがあります。
各営業所で、見積消費税***/見積消費税引当金***を仕訳で入れているのですが、法人税・事業税・法人県民税・法人市民税として利益の約40%を毎月、経費として計上することになりました。仕訳としては、負担金***/未払金***と積立てていきたいのですが、決算時に積立額を全額取り崩して、本支店合併した所得で法人税の計算をして仕訳を入れるという事にしたいのですが・・・それで良いのでしょうか?また、負担金/未払金という科目設定でも良いのでしょうか?
よろしくお願いします。

おはようございます。 本支店会計でお世話になった者です。
皆さんに教えて欲しいことがあります。
各営業所で、見積消費税***/見積消費税引当金***を仕訳で入れているのですが、法人税・事業税・法人県民税・法人市民税として利益の約40%を毎月、経費として計上することになりました。仕訳としては、負担金***/未払金***と積立てていきたいのですが、決算時に積立額を全額取り崩して、本支店合併した所得で法人税の計算をして仕訳を入れるという事にしたいのですが・・・それで良いのでしょうか?また、負担金/未払金という科目設定でも良いのでしょうか?
よろしくお願いします。

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1. Re: 法人税の引当について

2009/06/19 13:11

guts-m

おはつ

編集

こんにちは。教えてくださってありがとうございます。
色々、大変な事になるかと思いますが、めげずに頑張ります。
本当にありがとうございました :-)

こんにちは。教えてくださってありがとうございます。
色々、大変な事になるかと思いますが、めげずに頑張ります。
本当にありがとうございました :-)

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2. Re: 法人税の引当について

2009/06/19 12:24

dodo

常連さん

編集

事業所単位で法人税等を予定計上するかどうかは、管理会計の話になりますから、計上の仕方にこれといった決まりは無いと思います。
負担金***/未払金***
という仕訳でも構わないと思いますが、制度会計上は期末の法人税等の引き当ては、
法人税等***/未払法人税等***
という仕訳で行う必要がありますから、おっしゃられる通り、予定計上した金額は期末に全額戻し入れる必要があると思います。 

期中
・法人税等の予定計上
 負担金***/未払金*** 
期末
・予定計上の戻し入れ
 未払金***/負担金***
・法人税等の引き当て
 法人税等***/未払法人税等***


消費税についても、法人税等と同様に予定計上分は期末に戻し入れる必要があります。

期中
・消費税の納税額の予定計上
 見積消費税***/見積消費税引当金***
期末
・予定計上の戻し入れ
 見積消費税引当金***/見積消費税***
・消費税の納税額の未払い計上(税込経理処理の場合で各事業所で納税額を計算して本社に振替る場合)
 租税公課***/本店***
 支店***/未払消費税***

税抜経理処理で記帳している場合には、各事業所で計上される仮受消費税と仮払消費税の差額が、消費税の納税額相当の資金を留保しますから、見積消費税***/見積消費税引当金***という仕訳は不要になります。税抜経理処理の場合には、期末に仮受消費税と仮払消費税を相殺して、差額を本支店勘定で振り替る方法が一般的だと思います。


(もし、事業所単位で法人税や消費税の負担額を適切に反映した管理資料(P/L等)を作成したいのであれば、わざわざ仕訳を切らずに、管理資料の上だけで負担額を計算して各事業所ごとに表示するといったやり方もあると思います。)

事業所単位で法人税等を予定計上するかどうかは、管理会計の話になりますから、計上の仕方にこれといった決まりは無いと思います。
負担金***/未払金***
という仕訳でも構わないと思いますが、制度会計上は期末の法人税等の引き当ては、
法人税等***/未払法人税等***
という仕訳で行う必要がありますから、おっしゃられる通り、予定計上した金額は期末に全額戻し入れる必要があると思います。 

期中
法人税等の予定計上
 負担金***/未払金*** 
期末
・予定計上の戻し入れ
 未払金***/負担金***
法人税等の引き当て
 法人税等***/未払法人税等***


消費税についても、法人税等と同様に予定計上分は期末に戻し入れる必要があります。

期中
消費税の納税額の予定計上
 見積消費税***/見積消費税引当金***
期末
・予定計上の戻し入れ
 見積消費税引当金***/見積消費税***
消費税の納税額の未払い計上(税込経理処理の場合で各事業所で納税額を計算して本社に振替る場合)
 租税公課***/本店***
 支店***/未払消費税***

税抜経理処理で記帳している場合には、各事業所で計上される仮受消費税と仮払消費税の差額が、消費税の納税額相当の資金を留保しますから、見積消費税***/見積消費税引当金***という仕訳は不要になります。税抜経理処理の場合には、期末に仮受消費税と仮払消費税を相殺して、差額を本支店勘定で振り替る方法が一般的だと思います。


(もし、事業所単位で法人税消費税の負担額を適切に反映した管理資料(P/L等)を作成したいのであれば、わざわざ仕訳を切らずに、管理資料の上だけで負担額を計算して各事業所ごとに表示するといったやり方もあると思います。)

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