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他勘定振替高の表示位置について

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他勘定振替高の表示位置について

2009/05/24 22:53

kuroko99

おはつ

回答数:4

編集

うちの会社では製造部門を、作る製品に合わせてA部門、B部門という具合に、個別に製造原価の管理をしています。

今度A部門の人間がB部門の応援に借り出されることになったため、その人間の経費はB部門に振り替えなければならなくなりました。
この場合他勘定振替高という科目を使うというところまではわかり、仕訳も以下のようになるのではないかというところまでは理解しました。

借り方            貸し方
他勘定振替高(B部門)××  他勘定振替高(A部門)××

悩んでしまったのは、他勘定振替高の製造原価報告書の表示位置です。
会社では市販の経理用ソフトを使っていて、初期設定では他勘定振替高という科目がないので、あらたに登録する必要があります。

その表示位置について、損益計算書との関係から見れば、売上原価のところに持ってくるのが適当かと思うのですが、
当期総製造費用の上、つまり製造経費の一つのような形で表示してはいけないのでしょうか。

うちの会社では製造部門を、作る製品に合わせてA部門、B部門という具合に、個別に製造原価の管理をしています。

今度A部門の人間がB部門の応援に借り出されることになったため、その人間の経費はB部門に振り替えなければならなくなりました。
この場合他勘定振替高という科目を使うというところまではわかり、仕訳も以下のようになるのではないかというところまでは理解しました。

借り方            貸し方
他勘定振替高(B部門)××  他勘定振替高(A部門)××

悩んでしまったのは、他勘定振替高の製造原価報告書の表示位置です。
会社では市販の経理用ソフトを使っていて、初期設定では他勘定振替高という科目がないので、あらたに登録する必要があります。

その表示位置について、損益計算書との関係から見れば、売上原価のところに持ってくるのが適当かと思うのですが、
当期総製造費用の上、つまり製造経費の一つのような形で表示してはいけないのでしょうか。

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1. Re: 他勘定振替高の表示位置について

2009/05/28 21:11

kuroko99

おはつ

編集

ranさん、sebiraさん
お二人とも、大変丁寧に教えていただき、ありがとうございます。

「他勘定振替高」について良く理解していなかったので、勉強になりました。
sebiraさんに教えていただいたように、弊社も給与支給が先になるので、いったん計上したあとで、振替仕訳を起すことにいたします。
ありがとうございました。

ranさん、sebiraさん
お二人とも、大変丁寧に教えていただき、ありがとうございます。

「他勘定振替高」について良く理解していなかったので、勉強になりました。
sebiraさんに教えていただいたように、弊社も給与支給が先になるので、いったん計上したあとで、振替仕訳を起すことにいたします。
ありがとうございました。

返信

2. Re: 他勘定振替高の表示位置について

2009/05/26 12:00

らん

さらにすごい常連さん

編集

こんにちは。

sebiraさん、フォローありがとうございます!
肝心な実務処理について抜け落ちていました。
弊社でもsebiraさんのお書きの通りの処理です。

他勘定振替は製造原価で処理したものが自家消費、火災、盗難、備品等の資産計上、見本品の提供等の
売上・販売以外で減少した場合に用いています。

こんにちは。

sebiraさん、フォローありがとうございます!
肝心な実務処理について抜け落ちていました。
弊社でもsebiraさんのお書きの通りの処理です。

他勘定振替は製造原価で処理したものが自家消費、火災、盗難、備品等の資産計上、見本品の提供等の
売上・販売以外で減少した場合に用いています。

返信

3. Re: 他勘定振替高の表示位置について

2009/05/26 11:15

せびら

常連さん

編集

横から失礼しますが、ご参考に当社の方法をご紹介します。

「他勘定振替高」の位置は、仕掛品の次に設定する点はranさんお書きの方法と同様です。

◆ただ、当社では、おたずねのケースのような場合は、「他勘定振替高」は使用していません。

A部門の給与手当を支給したとき、B部門で応援(稼動)した実績をベースに、B部門の製造原価(労務費)に直接計上しております。
給与支給が先行する場合は、稼動実績を把握した段階で、科目修正の形で、B部門への振替を行なうことにしています。
(部門別の賃金台帳と部門別原価の労務費が振替分だけ食い違う結果になります。)

◆おたずねのケースで、振替元のA部門で仕掛品の次に「他勘定振替高」を設定する場合、振替先のB部門での製造原価の表示はどうするか。

B部門では製造原価としてカウントする必要がありますので、製造原価の一科目として表示する必要があります。
科目名としては、原価の明瞭表示、原価管理上の要請から、「他勘定振替高」は避け、労務費として、部門の従業員の人件費と同科目で、表示すべきと考えます。
(この考えは、A部門にも当てはまるのではないかと思います。また、A、B部門とも「他勘定振替高」に統一しない場合は、A、Bの労務費の合計は、実際に支給した労務費より多く表示されるという矛盾がでます。わたしとしては、「他勘定振替高」をおたずねのケースに適用されることはおすすめしません。)

横から失礼しますが、ご参考に当社の方法をご紹介します。

「他勘定振替高」の位置は、仕掛品の次に設定する点はranさんお書きの方法と同様です。

◆ただ、当社では、おたずねのケースのような場合は、「他勘定振替高」は使用していません。

A部門の給与手当を支給したとき、B部門で応援(稼動)した実績をベースに、B部門の製造原価(労務費)に直接計上しております。
給与支給が先行する場合は、稼動実績を把握した段階で、科目修正の形で、B部門への振替を行なうことにしています。
(部門別の賃金台帳と部門別原価の労務費が振替分だけ食い違う結果になります。)

◆おたずねのケースで、振替元のA部門で仕掛品の次に「他勘定振替高」を設定する場合、振替先のB部門での製造原価の表示はどうするか。

B部門では製造原価としてカウントする必要がありますので、製造原価の一科目として表示する必要があります。
科目名としては、原価の明瞭表示、原価管理上の要請から、「他勘定振替高」は避け、労務費として、部門の従業員の人件費と同科目で、表示すべきと考えます。
(この考えは、A部門にも当てはまるのではないかと思います。また、A、B部門とも「他勘定振替高」に統一しない場合は、A、Bの労務費の合計は、実際に支給した労務費より多く表示されるという矛盾がでます。わたしとしては、「他勘定振替高」をおたずねのケースに適用されることはおすすめしません。)

返信

4. Re: 他勘定振替高の表示位置について

2009/05/26 08:45

らん

さらにすごい常連さん

編集

こんにちは。

弊社の場合では以下の通りとしています。
尚、(▲)はマイナス項目の意味です(念のため)

<製造原価報告書>
1.期首材料棚卸高
2.材料費
3.買入部品
4.(小計=1+2+3)
5.期末材料棚卸高(▲)
6.材料費(4+5)

以下は費用項目で

7.人件費関係科目・・多数
8.(労務費 7の合計)
9.外注加工費
10.一般経費科目・・・多数
11.(製造経費 10の合計)
12.当期総製造費用(6+8+9+11)

13.期首仕掛品棚卸高
14.期末仕掛品棚卸高(▲)
15.他勘定振替高(▲)

16.当期製品製造原価(12+13+14+15)

以上ですが、
12.において総製造費用を一度把握し、
そこからの振替であるためにそれよりも下の段で表示しております。

というようなパターンでやっております、ご参考まで。
もしお付きの税理士先生がいらっしゃればご確認下さいませ。


こんにちは。

弊社の場合では以下の通りとしています。
尚、(▲)はマイナス項目の意味です(念のため)

製造原価報告書
1.期首材料棚卸高
2.材料費
3.買入部品
4.(小計=1+2+3)
5.期末材料棚卸高(▲)
6.材料費(4+5)

以下は費用項目で

7.人件費関係科目・・多数
8.(労務費 7の合計)
9.外注加工費
10.一般経費科目・・・多数
11.(製造経費 10の合計)
12.当期総製造費用(6+8+9+11)

13.期首仕掛品棚卸高
14.期末仕掛品棚卸高(▲)
15.他勘定振替高(▲)

16.当期製品製造原価(12+13+14+15)

以上ですが、
12.において総製造費用を一度把握し、
そこからの振替であるためにそれよりも下の段で表示しております。

というようなパターンでやっております、ご参考まで。
もしお付きの税理士先生がいらっしゃればご確認下さいませ。


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