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助け合い

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備品

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備品

2007/08/28 21:58

naohana

常連さん

回答数:6

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固定資産は20万円以上ですが、備品、消耗品はそれぞれいくらからなのでしょうか?
また固定資産と備品とでは経理上処理は違うのでしょうか?

固定資産は20万円以上ですが、備品、消耗品はそれぞれいくらからなのでしょうか?
また固定資産と備品とでは経理上処理は違うのでしょうか?

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1件〜6件 (全6件)
| 1 |

1. Re: 備品

2007/09/03 09:31

DISKY

すごい常連さん

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一度に全て使い切ってしまうもの以外は全部貯蔵品になります(笑)
とはいえ1本100円のボールペンなんかを資産(貯蔵品)計上するのはわずらわしいことこの上ないので、一度に費用計上(消耗品費、事務用品費等)してしまってもokですよ〜ってのが基本的な考え方です。(企業会計原則注解1(1))
でも「今月は利益が出てるから、これを機会に切手や印紙を購入しておいて費用計上して利益を圧縮しよう!」なんてことをされると税務署さんは困るのでそういうことをすると否認されてしまうと思います。なので例えば10万円分印紙を購入して、1万円分使って残りは保管した、などという場合に
租税公課(印紙税) 10,000/現金  100,000
貯蔵品(印紙)    90,000
と資産計上するわけですね。

では一体どこで線を引くかというと、社内の基準によるものだろうと思います。
当社では白紙伝票類、コピー用紙、文房具等は一切貯蔵品計上していません。切手類も使用する都度購入、あるいは一時貯蔵しても1万円未満なので貯蔵品計上はしていません。

一度に全て使い切ってしまうもの以外は全部貯蔵品になります(笑)
とはいえ1本100円のボールペンなんかを資産(貯蔵品)計上するのはわずらわしいことこの上ないので、一度に費用計上(消耗品費、事務用品費等)してしまってもokですよ〜ってのが基本的な考え方です。(企業会計原則注解1(1))
でも「今月は利益が出てるから、これを機会に切手や印紙を購入しておいて費用計上して利益を圧縮しよう!」なんてことをされると税務署さんは困るのでそういうことをすると否認されてしまうと思います。なので例えば10万円分印紙を購入して、1万円分使って残りは保管した、などという場合に
租税公課(印紙税) 10,000/現金  100,000
貯蔵品(印紙)    90,000
と資産計上するわけですね。

では一体どこで線を引くかというと、社内の基準によるものだろうと思います。
当社では白紙伝票類、コピー用紙、文房具等は一切貯蔵品計上していません。切手類も使用する都度購入、あるいは一時貯蔵しても1万円未満なので貯蔵品計上はしていません。

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2. Re: 備品

2007/09/03 00:29

naohana

常連さん

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有難うございます。
さらに基本的な質問になりますが、貯蔵品はどのような場合に
貯蔵品となるのでしょうか?

有難うございます。
さらに基本的な質問になりますが、貯蔵品はどのような場合に
貯蔵品となるのでしょうか?

返信

3. Re: 備品

2007/08/29 17:04

DISKY

すごい常連さん

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ご指摘ありがとうございます^^; 固定資産と備品という対比でしたので、貯蔵品ではないであろうと推測しておりました。説明不足でしたね。

この場合「備品に計上」は一括して費用計上するという意味で使っております。貯蔵品などとして計上しないものという意味です。dasさんの言う「消耗品費」のニュアンスで書いてしまいました。naohanaさんにはその辺うまく脳内変換していただければと思います^^;

ご指摘ありがとうございます^^; 固定資産と備品という対比でしたので、貯蔵品ではないであろうと推測しておりました。説明不足でしたね。

この場合「備品に計上」は一括して費用計上するという意味で使っております。貯蔵品などとして計上しないものという意味です。dasさんの言う「消耗品費」のニュアンスで書いてしまいました。naohanaさんにはその辺うまく脳内変換していただければと思います^^;

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4. Re: 備品

2007/08/29 09:33

dasrecht

さらにすごい常連さん

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「備品に計上するということは全額を当期の費用として計上する」ってのは備品<費>と言う費用勘定を用いると言うことですよね?
単に「備品」と言うと資産科目と混同しちゃうと思うんですけど。

「備品に計上するということは全額を当期の費用として計上する」ってのは備品<費>と言う費用勘定を用いると言うことですよね?
単に「備品」と言うと資産科目と混同しちゃうと思うんですけど。

返信

5. Re: 備品

2007/08/29 09:24

DISKY

すごい常連さん

編集

固定資産はいくらのものであっても本来は固定資産なので、極端な話1円でも固定資産です。ただ、そのような小額のものまで固定資産として計上し、毎期減価償却をするのはあまりにも煩雑ですし、さほど意味のあることではないと思われますので10万円未満のものは一括して費用計上することができます。固定資産に計上することも可能です(上記のように面倒なだけですが)。
次に特例として20万円以未満の資産は3年で全額を償却することができます。また資本金が1億円未満の企業ですと30万円までを一括償却できる特例もあります。

備品に計上するということは全額を当期の費用として計上するのに対し、固定資産として計上した場合はその金額の一部しか当期の費用として計上できません。なので全く同じものを同じ金額で固定資産に計上した場合と、費用(備品)として計上した場合では、当期に計上する税金の金額が異なるということになります。ただし長い目で見た場合、固定資産であっても耐用年数でほぼ全額を費用計上しますから、最終的にはほとんど同じになることになりますが。
他にも固定資産には固定資産税が課せられたりしますし、資産の管理、減価償却の計算など手間もかかりますから費用計上してしまったほうがいろんな意味で楽かと思います。

かなり端折って説明していますので、詳しいことはまたご自身で調べて見てくださいね。

固定資産はいくらのものであっても本来は固定資産なので、極端な話1円でも固定資産です。ただ、そのような小額のものまで固定資産として計上し、毎期減価償却をするのはあまりにも煩雑ですし、さほど意味のあることではないと思われますので10万円未満のものは一括して費用計上することができます。固定資産に計上することも可能です(上記のように面倒なだけですが)。
次に特例として20万円以未満の資産は3年で全額を償却することができます。また資本金が1億円未満の企業ですと30万円までを一括償却できる特例もあります。

備品に計上するということは全額を当期の費用として計上するのに対し、固定資産として計上した場合はその金額の一部しか当期の費用として計上できません。なので全く同じものを同じ金額で固定資産に計上した場合と、費用(備品)として計上した場合では、当期に計上する税金の金額が異なるということになります。ただし長い目で見た場合、固定資産であっても耐用年数でほぼ全額を費用計上しますから、最終的にはほとんど同じになることになりますが。
他にも固定資産には固定資産税が課せられたりしますし、資産の管理、減価償却の計算など手間もかかりますから費用計上してしまったほうがいろんな意味で楽かと思います。

かなり端折って説明していますので、詳しいことはまたご自身で調べて見てくださいね。

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6. Re: 備品

2007/08/29 09:14

dasrecht

さらにすごい常連さん

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「固定資産は20万円以上」ってのは平成10年までの話で、今は10万円以上です。
10万円未満は資産計上せず、消耗品費として費用処理できます。
「備品」は通常「固定資産」の分類項目です。「固定資産」の中に「備品」「建物」「機械装置」etcがあると言うことですね。

http://www.rakucyaku.com/Koujien/M/E04/E400100

固定資産は20万円以上」ってのは平成10年までの話で、今は10万円以上です。
10万円未満は資産計上せず、消耗品費として費用処理できます。
「備品」は通常「固定資産」の分類項目です。「固定資産」の中に「備品」「建物」「機械装置」etcがあると言うことですね。

http://www.rakucyaku.com/Koujien/M/E04/E400100

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