•  

助け合い

経理、労務、総務のことでわからないこと、利用者同士で助け合いを目的とした掲示板です。ルールを守ってご利用くださいませ。

試作品の棚卸資産計上について

質問 回答受付中

試作品の棚卸資産計上について

2007/11/27 11:38

neo1126

おはつ

回答数:4

編集

携帯用部品の製造業を行っている会社の経理マンです。
教えてください。

従前より試作品の棚卸評価については、年度末の時点で
市場価値がある物品について棚卸計上を行っておりました。
市場価値の前提とは、お客からの依頼に基づき試作した物で、
それ以外の物は評価等でいずれ破棄する物です。
(売れることは無い)

従前の考え方で会計処理を行っておりましたが、関連
会社の税務調査にて、市場価値の有無の判断している
ことが指摘されました。
市場価値ではなく、物品があれば、すべて棚卸資産に計上
しなさいとの見解でした。

確かに外観を見て、市場価値の有無がわかりませんので、
当局の見解に沿って今年度棚卸計上することで動いており
ますが、そこでご質問があります。

従前より行っていた市場価値があるという物品については、
問題ないのですが、評価等で使用した物品の直近の物について
は、相応な評価で棚卸計上するのですが、過去に試作した
物品は、基本的に破棄することを指導しておりますが技術部門
では、万が一ということで残して置きたいという要望があり、
長いものであれば、5年以上前の物品が出てきてしまいます。

この場合、どれくらい前までさかのぼって棚卸計上すべき
ものなのでしょうか?

又、過去の物品の評価単価の設定にも苦慮しております。
評価単価が年に1割〜2割下がっており、昔の評価単価で計上
すれば現状ではとんでもなく高い評価単価となってしまいます。
過去の評価単価、現在の評価に置き換えた単価のどちらを適用
すべきなのでしょうか?

取り留めない内容ですが、よろしくお願いします。

携帯用部品の製造業を行っている会社の経理マンです。
教えてください。

従前より試作品の棚卸評価については、年度末の時点で
市場価値がある物品について棚卸計上を行っておりました。
市場価値の前提とは、お客からの依頼に基づき試作した物で、
それ以外の物は評価等でいずれ破棄する物です。
(売れることは無い)

従前の考え方で会計処理を行っておりましたが、関連
会社の税務調査にて、市場価値の有無の判断している
ことが指摘されました。
市場価値ではなく、物品があれば、すべて棚卸資産に計上
しなさいとの見解でした。

確かに外観を見て、市場価値の有無がわかりませんので、
当局の見解に沿って今年度棚卸計上することで動いており
ますが、そこでご質問があります。

従前より行っていた市場価値があるという物品については、
問題ないのですが、評価等で使用した物品の直近の物について
は、相応な評価で棚卸計上するのですが、過去に試作した
物品は、基本的に破棄することを指導しておりますが技術部門
では、万が一ということで残して置きたいという要望があり、
長いものであれば、5年以上前の物品が出てきてしまいます。

この場合、どれくらい前までさかのぼって棚卸計上すべき
ものなのでしょうか?

又、過去の物品の評価単価の設定にも苦慮しております。
評価単価が年に1割〜2割下がっており、昔の評価単価で計上
すれば現状ではとんでもなく高い評価単価となってしまいます。
過去の評価単価、現在の評価に置き換えた単価のどちらを適用
すべきなのでしょうか?

取り留めない内容ですが、よろしくお願いします。

この質問に回答
回答一覧
並び順:
表示:
1件〜4件 (全4件)
| 1 |

1. Re: 試作品の棚卸資産計上について

2007/11/28 15:18

neo1126

おはつ

編集

ご回答ありがとうございます。

当社と依頼者との間で資産の所有権については、取り決めが
あり受け渡しが前提となっている為、保管中の試作品については
当方の棚卸対象となります。
また、お客様からの依頼頂いた試作品は渡しており、長年所有
することはありません。
当方での製品の評価等での試作品が捨てきれず溜まっている状況
です。

やはり所有している試作品は、すべてが対象となるのですね。
社内でも同様の意見があり、その方向で動いております。
また、評価についてもその当時製造した評価で計上すべきとの
意見が大半ですので、こちらもその方向で動こうと思います。
意匠権については、依頼者側との覚書が締結されており、特に
心配する事項はありませんでした :-)

これで、ちょっと前進しました!ありがとうございました。

ご回答ありがとうございます。

当社と依頼者との間で資産の所有権については、取り決めが
あり受け渡しが前提となっている為、保管中の試作品については
当方の棚卸対象となります。
また、お客様からの依頼頂いた試作品は渡しており、長年所有
することはありません。
当方での製品の評価等での試作品が捨てきれず溜まっている状況
です。

やはり所有している試作品は、すべてが対象となるのですね。
社内でも同様の意見があり、その方向で動いております。
また、評価についてもその当時製造した評価で計上すべきとの
意見が大半ですので、こちらもその方向で動こうと思います。
意匠権については、依頼者側との覚書が締結されており、特に
心配する事項はありませんでした :-)

これで、ちょっと前進しました!ありがとうございました。

返信

2. Re: 試作品の棚卸資産計上について

2007/11/28 01:16

karz

すごい常連さん

編集

参考にしてください。

相手先から依頼があり製品を作成することになりました。
製品が一回で完成せずに失敗(製品として売り物にならない)することはよくあります。
この場合にその失敗した製品は仕損品として棚卸資産を構成します。(製造原価として構成する場合もあります)

もちろん仕損品にもコストがかかっているので資産計上することになります。(原価は製造原価です)


少々の失敗であれば値引販売等もあるので処分せずに資産計上、大失敗であれば処分→除却損を計上する。

販売する見込みがなければ除却した時点で除却損を出すことになります。逆に除却せずに残っているなら除却損は出せません。

修正する事項は、過去の「資産計上もれ」と「低価法等の評価もれ」となり結果的には現在の評価に自動的になるのかなと思いますが・・・
的はずれなことを書いているかも知れません :-o

参考にしてください。

相手先から依頼があり製品を作成することになりました。
製品が一回で完成せずに失敗(製品として売り物にならない)することはよくあります。
この場合にその失敗した製品は仕損品として棚卸資産を構成します。(製造原価として構成する場合もあります)

もちろん仕損品にもコストがかかっているので資産計上することになります。(原価は製造原価です)


少々の失敗であれば値引販売等もあるので処分せずに資産計上、大失敗であれば処分→除却損を計上する。

販売する見込みがなければ除却した時点で除却損を出すことになります。逆に除却せずに残っているなら除却損は出せません。

修正する事項は、過去の「資産計上もれ」と「低価法等の評価もれ」となり結果的には現在の評価に自動的になるのかなと思いますが・・・
的はずれなことを書いているかも知れません :-o

返信

3. Re: 試作品の棚卸資産計上について

2007/11/27 21:35

pkeiri

常連さん

編集

依頼による試作品の製作は、依頼者は試作品と認識しますが、貴社において製品製作依頼であり、製品であると認識されているのではないでしょうか。従って、それを保管することは棚卸資産として評価すべきとの指摘があるというように感じます。依頼者の試作品の保管であれば、試作完了が履行されていれば、貴社の資産でなく、依頼者の資産ではないのでしょうか。◆事情が違っていましたらお許しください。

よって、他社の試作品を数年保有することは、貴社の製品の単なる在庫であり、製造原価がその価値となると思われます。◆依頼者の意匠権などは問題にならないのでしょうか?

依頼による試作品の製作は、依頼者は試作品と認識しますが、貴社において製品製作依頼であり、製品であると認識されているのではないでしょうか。従って、それを保管することは棚卸資産として評価すべきとの指摘があるというように感じます。依頼者の試作品の保管であれば、試作完了が履行されていれば、貴社の資産でなく、依頼者の資産ではないのでしょうか。◆事情が違っていましたらお許しください。

よって、他社の試作品を数年保有することは、貴社の製品の単なる在庫であり、製造原価がその価値となると思われます。◆依頼者の意匠権などは問題にならないのでしょうか?

返信

4. Re: 試作品の棚卸資産計上について

2007/11/27 17:44

dodo

常連さん

編集

>この場合、どれくらい前までさかのぼって棚卸計上すべき
>ものなのでしょうか?
資産として保有しているものは、原則、全て資産計上すべき、と税務署は言うのではないでしょうか?実際には、税務調査でモノが見つけられない限り、影響はないのかも知れませんが。

おっしゃられているように、試作試験終了後、試作品等は廃棄(少なくとも建前上は)するようにしないといけない思います。

>市場価値ではなく、物品があれば、すべて棚卸資産に計上
>しなさいとの見解でした。
1つ気になったのは、試作品等は、棚卸資産ではなく、固定資産として計上すべきではないでしょうか?
販売目的で資産を保有しているのではなく、将来、研究開発(や不具合対応)のために使用するかも知れないので、とりあえず廃棄しないで手元に置いておく、というように読めたのですが。そうであれば、研究開発用設備(製品)の保有ということになるように思います。

上記の場合、事業の用に供している訳ではないので、減価償却できない(=簿価のままずっと資産計上する)ように思います。

実務をやっていないので、あまり自信なしですが。

>この場合、どれくらい前までさかのぼって棚卸計上すべき
>ものなのでしょうか?
資産として保有しているものは、原則、全て資産計上すべき、と税務署は言うのではないでしょうか?実際には、税務調査でモノが見つけられない限り、影響はないのかも知れませんが。

おっしゃられているように、試作試験終了後、試作品等は廃棄(少なくとも建前上は)するようにしないといけない思います。

>市場価値ではなく、物品があれば、すべて棚卸資産に計上
>しなさいとの見解でした。
1つ気になったのは、試作品等は、棚卸資産ではなく、固定資産として計上すべきではないでしょうか?
販売目的で資産を保有しているのではなく、将来、研究開発(や不具合対応)のために使用するかも知れないので、とりあえず廃棄しないで手元に置いておく、というように読めたのですが。そうであれば、研究開発用設備(製品)の保有ということになるように思います。

上記の場合、事業の用に供している訳ではないので、減価償却できない(=簿価のままずっと資産計上する)ように思います。

実務をやっていないので、あまり自信なしですが。

返信

1件〜4件 (全4件)
| 1 |
役に立った

0人がこのQ&Aが役に立ったと投票しています