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開業費に振り替えたいが可能ですか?

質問 回答受付中

開業費に振り替えたいが可能ですか?

2008/05/27 21:28

yagamami

積極参加

回答数:5

編集

経理業務について2ヶ月目、引継ぎなし、簿記三級程度の知識しかない初心者です。
会社は3年前からありますが、開業したのは今年の4月1日です。
私は開業日に就業したのですが、それまでの経理は関連会社の事務
の方が関連会社の立替で支払し、領収書等をまとめていてくれました。
私はその領収書等の資料をもとに、会計ソフトに今期の仕訳を入力いたしました。
5月末で決算を迎えるのですが、最近になって「開業費」という勘定科目が
あること、「開業費」は5年間の減価償却ができることを知りました。
開業してまだ2ヶ月で、収益が費用の十分の一以下なので、費用の一部を
減価償却で処理したほうがよいのかな、と思っております。


開業までにかかっていた費用は(一部開業後も)、例えば
 水道光熱費 7000/未払金(補助科目:関連会社立替)7000
 職員給与  10000/未払金(補助科目:関連会社立替)10000

銀行からお金を借りられると
 未払金(補助科目:関連会社立替) 17000/普通預金 17000

というふうに会計ソフトに入力・処理しておりました。

そこで質問です。

1.決算仕訳において、開業前までの費用を
 開業費 17000/水道光熱費 7000
        /職員給与 10000
と振り替えることは可能でしょうか。

または個々の伝票を
 開業費 7000/未払金(補助科目:関連会社立替)7000
 開業費 10000/未払金(補助科目:関連会社立替)10000
と修正しておくべきでしょうか。

2.そもそも、関連会社が立て替えた分を
 水道光熱費 7000/未払金(補助科目:関連会社立替)7000
というように「未払金」勘定で処理してよいものでしょうか

意味不明な質問かもしれませんが、ご回答よろしくお願いします。

経理業務について2ヶ月目、引継ぎなし、簿記三級程度の知識しかない初心者です。
会社は3年前からありますが、開業したのは今年の4月1日です。
私は開業日に就業したのですが、それまでの経理は関連会社の事務
の方が関連会社の立替で支払し、領収書等をまとめていてくれました。
私はその領収書等の資料をもとに、会計ソフトに今期の仕訳を入力いたしました。
5月末で決算を迎えるのですが、最近になって「開業費」という勘定科目
あること、「開業費」は5年間の減価償却ができることを知りました。
開業してまだ2ヶ月で、収益が費用の十分の一以下なので、費用の一部を
減価償却で処理したほうがよいのかな、と思っております。


開業までにかかっていた費用は(一部開業後も)、例えば
 水道光熱費 7000/未払金(補助科目:関連会社立替)7000
 職員給与  10000/未払金(補助科目:関連会社立替)10000

銀行からお金を借りられると
 未払金(補助科目:関連会社立替) 17000/普通預金 17000

というふうに会計ソフトに入力・処理しておりました。

そこで質問です。

1.決算仕訳において、開業前までの費用を
 開業費 17000/水道光熱費 7000
        /職員給与 10000
と振り替えることは可能でしょうか。

または個々の伝票を
 開業費 7000/未払金(補助科目:関連会社立替)7000
 開業費 10000/未払金(補助科目:関連会社立替)10000
と修正しておくべきでしょうか。

2.そもそも、関連会社が立て替えた分を
 水道光熱費 7000/未払金(補助科目:関連会社立替)7000
というように「未払金」勘定で処理してよいものでしょうか

意味不明な質問かもしれませんが、ご回答よろしくお願いします。

この質問に回答
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1. Re: 開業費に振り替えたいが可能ですか?

2008/05/28 02:13

kaibashira

さらにすごい常連さん

編集

法人税法上、開業費は「法人の設立後
事業を開始するまでの間に開業準備のために
特別に支出する費用」と定義されており、
そうではない経常的に生じる費用は通常通り
所属する年度の費用とすることとされています。

従業員給与や光熱費というのは上記経常的に生じる費用
の典型とされており、個別具体的な事情に立ち入らず
お書きの文面だけを元に考える者としては、
「法人税法上の開業費とするのは難しいだろう」
と考えます。

2は特に問題となる要素が思い当たりません。
負債科目名としては「関連会社借入金」等が適当か、
といった論点は有りうるかもしれませんが、
一時的な立替のようですし、未払金で特に
不都合は無いんじゃないでしょうか・・・

法人税法上、開業費は「法人の設立後
事業を開始するまでの間に開業準備のために
特別に支出する費用」と定義されており、
そうではない経常的に生じる費用は通常通り
所属する年度の費用とすることとされています。

従業員給与や光熱費というのは上記経常的に生じる費用
の典型とされており、個別具体的な事情に立ち入らず
お書きの文面だけを元に考える者としては、
「法人税法上の開業費とするのは難しいだろう」
と考えます。

2は特に問題となる要素が思い当たりません。
負債科目名としては「関連会社借入金」等が適当か、
といった論点は有りうるかもしれませんが、
一時的な立替のようですし、未払金で特に
不都合は無いんじゃないでしょうか・・・

返信

2. Re: 開業費に振り替えたいが可能ですか?

2008/05/28 15:25

yagamami

積極参加

編集

kaibashira様、ご回答ありがとうございました。

>従業員給与や光熱費というのは上記経常的に生じる費用
>の典型とされており、個別具体的な事情に立ち入らず
>書きの文面だけを元に考える者としては、
>「法人税法上の開業費とするのは難しいだろう」
>と考えます。

私の見た本によりますと、「会社設立後営業開始までに支出した
費用をいい、例として、電気・ガス・水道・電話料金、事務用
消耗品費、広告宣伝費、使用人の給与、交通費、支払利息が
あげられる」とありましたので、先に書き込んだ水道光熱費や
職員給与も開業費にできると思ってしまいました。

教えていただきありがとうございました。


kaibashira様、ご回答ありがとうございました。

>従業員給与や光熱費というのは上記経常的に生じる費用
>の典型とされており、個別具体的な事情に立ち入らず
>書きの文面だけを元に考える者としては、
>「法人税法上の開業費とするのは難しいだろう」
>と考えます。

私の見た本によりますと、「会社設立後営業開始までに支出した
費用をいい、例として、電気・ガス・水道・電話料金、事務用
消耗品費、広告宣伝費、使用人の給与、交通費、支払利息が
あげられる」とありましたので、先に書き込んだ水道光熱費
職員給与も開業費にできると思ってしまいました。

教えていただきありがとうございました。


返信

3. 改めて、開業費への振り替えは可能ですか

2008/05/31 15:03

yagamami

積極参加

編集

一度お礼を述べているくせに、再び質問するのはどうかとも
思いましたが、確認をさせてください。

>法人税法上、開業費は「法人の設立後
>事業を開始するまでの間に開業準備のために
>特別に支出する費用」と定義されており、

弊社の業種は介護施設なのですが、利用者様の使う車椅子や食器類、
厨房用品類(包丁、俎板、ざるなどの小物)、開設案内の広告費、
会社の事務用品、職員の開業前研修などは「開業準備のために特別
に支出する費用」に該当すると考えますので、開業費として処理
したいです。

そこで改めて質問ですが、
一度会計ソフトで、消耗品費等で処理したものを、
決算仕訳で開業費に振り替えるというのは可能でしょうか。
   例)   [1]消耗品費 10000 / 現金 10000
   決算時に [2]開業費 10000 / 消耗品費 10000
    ※[1][2]の伝票はともに残る

それとも、消耗品費などに仕訳けた伝票の勘定科目を一つづつ
開業費に修正すべきでしょうか。
   例)   [1]消耗品費 10000 / 現金 10000
                     としていた仕訳を
        [2]開業費 10000 / 現金 10000
                     と入力しなおす。
    ※[1]の伝票はなくなり、[2]の伝票だけが残る

ご回答の程、よろしくお願いいたします。


一度お礼を述べているくせに、再び質問するのはどうかとも
思いましたが、確認をさせてください。

>法人税法上、開業費は「法人の設立後
>事業を開始するまでの間に開業準備のために
>特別に支出する費用」と定義されており、

弊社の業種は介護施設なのですが、利用者様の使う車椅子や食器類、
厨房用品類(包丁、俎板、ざるなどの小物)、開設案内の広告費、
会社の事務用品、職員の開業前研修などは「開業準備のために特別
に支出する費用」に該当すると考えますので、開業費として処理
したいです。

そこで改めて質問ですが、
一度会計ソフトで、消耗品費等で処理したものを、
決算仕訳で開業費に振り替えるというのは可能でしょうか。
   例)   [1]消耗品費 10000 / 現金 10000
   決算時に [2]開業費 10000 / 消耗品費 10000
    ※[1][2]の伝票はともに残る

それとも、消耗品費などに仕訳けた伝票の勘定科目を一つづつ
開業費に修正すべきでしょうか。
   例)   [1]消耗品費 10000 / 現金 10000
                     としていた仕訳
        [2]開業費 10000 / 現金 10000
                     と入力しなおす。
    ※[1]の伝票はなくなり、[2]の伝票だけが残る

ご回答の程、よろしくお願いいたします。


返信

4. Re: 改めて、開業費への振り替えは可能ですか

2008/05/31 17:04

kaibashira

さらにすごい常連さん

編集

会計ソフト等をお使いならその仕様にも
よるでしょうし、期をまたいでの振替なり修正なりは
簡単にはお奨めできかねるところですが、
そういった制約がないならどっちでもいいように
思います。
個人的には修正の方が後から見てすっきりするから
優先したいかな、というくらいの意見です。

問題はやはりこれらが開業費計上にふさわしいかです。
先のご質問のものにせよ、今回のものにせよ、
多くは会計上は開業費とすることが認められている
ものでしょうが、法人税法上の取り扱いは
先のレスで申し上げたようになっているからです。

私見としては
○広告費、開業前研修
  ・・・税務上も開業費と扱われるべき
○備品のうち、固定資産となるもの
  ・・・開業費計上は困難(しかし減価償却資産なら
     翌期以降の費用とする効果自体は得られる)
○少額の備品、消耗品
  ・・・税法の考え方だと排除されるおそれはあるが、
     現場次第かもしれない。微妙。
という印象です。税理士に相談されるか、税務署に聞かれるのが
よろしいでしょう。
今は青色申告法人は欠損金を7年繰り越せますので、
開業費としての処理にそんなに拘る必要があるか、
多少疑問ではありますが・・・

会計ソフト等をお使いならその仕様にも
よるでしょうし、期をまたいでの振替なり修正なりは
簡単にはお奨めできかねるところですが、
そういった制約がないならどっちでもいいように
思います。
個人的には修正の方が後から見てすっきりするから
優先したいかな、というくらいの意見です。

問題はやはりこれらが開業費計上にふさわしいかです。
先のご質問のものにせよ、今回のものにせよ、
多くは会計上は開業費とすることが認められている
ものでしょうが、法人税法上の取り扱いは
先のレスで申し上げたようになっているからです。

私見としては
○広告費、開業前研修
  ・・・税務上も開業費と扱われるべき
○備品のうち、固定資産となるもの
  ・・・開業費計上は困難(しかし減価償却資産なら
     翌期以降の費用とする効果自体は得られる)
○少額の備品、消耗品
  ・・・税法の考え方だと排除されるおそれはあるが、
     現場次第かもしれない。微妙。
という印象です。税理士に相談されるか、税務署に聞かれるのが
よろしいでしょう。
今は青色申告法人は欠損金を7年繰り越せますので、
開業費としての処理にそんなに拘る必要があるか、
多少疑問ではありますが・・・

返信

5. Re: 改めて、開業費への振り替えは可能ですか

2008/06/02 20:13

yagamami

積極参加

編集

>kaibashira様
早々にご回答いただいていたにもかかわらず、お礼が大変遅く
なってしまい申し訳ありませんでした。

>今は青色申告法人は欠損金を7年繰り越せますので、
>開業費としての処理にそんなに拘る必要があるか、
>多少疑問ではありますが・・・

そのような制度があるのですね。全く知りませんでした。
青色申告に該当するのかどうか(そもそも青色申告がなにか)
勉強してみます。
大変お忙しい中、ご回答いただきましてありがとうございました。

>kaibashira様
早々にご回答いただいていたにもかかわらず、お礼が大変遅く
なってしまい申し訳ありませんでした。

>今は青色申告法人は欠損金を7年繰り越せますので、
>開業費としての処理にそんなに拘る必要があるか、
>多少疑問ではありますが・・・

そのような制度があるのですね。全く知りませんでした。
青色申告に該当するのかどうか(そもそも青色申告がなにか)
勉強してみます。
大変お忙しい中、ご回答いただきましてありがとうございました。

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