給与支払い時について｜助け合い掲示板

給与支払い時について

2006/11/21 21:07

おはつ

回答数：2

初めて投稿させて頂きます。
給与を支払った場合、給与額に対しての源泉税や社会保険料等を預かりますよね、その場合の帳簿記入を教えて下さい。
現在自己判断で記入していますが、これで良いのでしょうか？

まず、給与の差引支給額を現金ｏｒ預金で記入します。
その後、仕分日記帳で↓

①給与手当／預かり金　10,140　山田花子○月分給与より源泉税預かる
②給与手当／法定福利費　49,473　山田花子○月分給与より社会保険料預かる（健康保険料＋厚生年金）

上記のように記入していますが、どうでしょうか？
あと、雇用保険料差し引きについてはどうしたらよいのですか？

長々とすみません、宜しくお願いします。

1. Re: 給与支払い時について

2006/11/22 13:00

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常連さん

編集

こんにちは、ryochanさん。

レスがついていないようでしたので、いつもは聞くばかりなのですが、珍しく人様の質問にレスさせていただこうかと思います。

私もまだ未熟者ですのであまり当てになさらないでほしいのですが（笑）、
ご参考までに私の会社での（というか私の）やり方をご紹介いたします。

こんな↓感じです。

【給与の計上】　（給与支給時）

　給与手当　100　／　現金・預金　　　80　（○月給与振込額）　
　　　　　　　　　（従業員）預り金　　10　（○月給与分　源泉所得税預り金）
　　　　　　　　　（従業員）預り金　　10　（○月給与分　社会保険料従業員負担）
　　　　　　　　　

【法定福利費の計上】（給与支給時と同時が望ましいでしょうが、当社の場合実務上なかなかうまくいかないので、月末に計上しています）

　法定福利費　10　／　未払費用　10　（○月給与分社会保険料企業負担額）

【源泉所得税の納付】（翌月）

　（従業員）預り金　10　　／　現金・預金　10　（○月給与分源泉所得税納付）

　　※住民税などもこれと同様の処理ですね。

【社会保険料の納付】（翌月）
　
　　　　　　　　　　　　　／　現金・預金　20　（○月給与分社会保険料納付）
（従業員）預り金　10　　　　　　　　　　　　（○月給与分社会保険料従業員負担）
　未払費用　　　　10　　　　　　　　　　　　（○月給与分社会保険料企業負担）

と、こんな感じです。

＞「雇用保険差し引き」　というものがどういう内容のことか分からないのですが、
ちなみに、「雇用保険料」も従業員負担と企業負担に分かれますので、経理処理は健康保険料や厚生年金保険料と同様です。
従業員負担額は給与支給時に「預り金」勘定に仕訳・計上し、企業負担額は「未払費用」勘定に別建てで仕訳・計上しておき、納付する際に、同時に精算します。

なお、「労災保険料」については全額企業負担になります。当社の場合は、年度始めに1年度分の概算保険料を算出し、12ヶ月で除して月割計上しております。（この場合も他の法定福利費と同様に、(借)法定福利費／(貸)未払費用　と仕訳計上しております。）

さらには、労働保険料（雇用保険料＋労災保険料）の納付時には全額を「前払費用」勘定で処理しております。（理由は1回目の納付時などには月々の未払費用の累計と従業員預り金の累計の和が納付額より少なくなり、管理が煩雑になってしまうからです。）
つまり、「前払費用」と「未払費用」（および預り金）が期中は両建てに計上され、決算整理にてそれぞれを相殺するようにしております。
また、精算の際、端数が合わない場合は、法定福利費勘定と未払費用勘定で調整いたします。

ryochanさんの処理は基本的に単一仕訳で各勘定科目を計上なさっているのですよね？

もし、社会保険料の納付時に全額を法定福利費で処理していらっしゃれば、現在の処理で問題はないかと思います。
（もしそうでなければ、２つ目の仕訳は誤りかと思います）

ちなみに単一仕訳の場合ですと、
給与の支給額などがいくつかの仕訳に分離されていまい、管理上不都合とかは生じませんでしょうか？
「給与手当」に計上される総額は変わらないので問題はないとは思いますが、複合仕訳をなされたほうが良いような気もいたします。
（それともご使用のソフトなどが単一仕訳専用のものとかなのでしょうか・・）

私は会計ソフトの複合仕訳の画面ですべて処理しておるので、このように感じるのですが、単一画面で処理する方がスピード面ではむしろ良いのでしょうか？

　私もまだまだ未熟者ですので、ご参考になるかどうか分かりませんが、とりあえずこんなところでいかがでしょうか。^^