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本支店の送金に関して

質問 回答受付中

本支店の送金に関して

2005/05/07 14:47

kojima

おはつ

回答数:9

編集

お世話になります。

本社から支店へ現金を送金した場合について。

例えば月曜に本社口座から引き落とされ、
支店には翌日の火曜に入金されたとします。

本社において、支店 現金/本社 現金
と月曜日に同日で一括仕訳をおこしています。

しかし、実際には支店においては火曜日入金ですから、
1日の時差が生じてしまいます。

どう仕訳するのが正しいのでしょうか。
どなたかご教授ください。
宜しくお願い致します。

お世話になります。

本社から支店へ現金を送金した場合について。

例えば月曜に本社口座から引き落とされ、
支店には翌日の火曜に入金されたとします。

本社において、支店 現金/本社 現金
と月曜日に同日で一括仕訳をおこしています。

しかし、実際には支店においては火曜日入金ですから、
1日の時差が生じてしまいます。

どう仕訳するのが正しいのでしょうか。
どなたかご教授ください。
宜しくお願い致します。

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1. Re: 本支店の送金に関して

2005/05/07 18:28

おはつ

編集

ご教授して差し上げるわけではないのですが、
勉強の為考えてみました。


月曜日 現金****/当座預金(本社口座)****(本社の仕訳)

火曜日 支店****/現金****(本社の仕訳)
     当座預金(支店口座)****/本社****(支店の仕訳)

ではいかがでしょう?


ご教授して差し上げるわけではないのですが、
勉強の為考えてみました。


月曜日 現金****/当座預金(本社口座)****(本社の仕訳

火曜日 支店****/現金****(本社の仕訳
     当座預金(支店口座)****/本社****(支店の仕訳

ではいかがでしょう?


返信

2. Re: 本支店の送金に関して

2005/05/08 00:13

おけ

さらにすごい常連さん

編集

銀行を活用する場合には、翌日回しというのは避けられませんよね。

この場合、仕訳はそれぞれの会社や店舗における
入金・出金の日付どおりでOKですよ!

日付のずれの調整は、仕訳や元帳とは別に、
調整表などを使って確認することになりますネ。

もちろん、本支店取引は社内取引の範疇なので、
上記のとおりにやらなくても(つまりはどちらかの日付に合わせても)
特に問題にはなりません。
(厳密には、本支店会計なので日付合わせを無理にしようとすると
 問題が残るのですけど、ね。厳密には、デス。)

銀行を活用する場合には、翌日回しというのは避けられませんよね。

この場合、仕訳はそれぞれの会社や店舗における
入金・出金の日付どおりでOKですよ!

日付のずれの調整は、仕訳や元帳とは別に、
調整表などを使って確認することになりますネ。

もちろん、本支店取引は社内取引の範疇なので、
上記のとおりにやらなくても(つまりはどちらかの日付に合わせても)
特に問題にはなりません。
(厳密には、本支店会計なので日付合わせを無理にしようとすると
 問題が残るのですけど、ね。厳密には、デス。)

返信

3. Re: 本支店の送金に関して

2005/05/08 10:07

おはつ

編集

送金(振込)で、その日に引き落とし、翌日に相手口座に振り込まれる、となることもあるのでしょうか?

一旦現金で引き落とすことなく、振替や振込の手続きをした場合、時間外であれば翌日に決済されることになっている(翌日に振替または振込)のだと思っていたのですが...。



送金(振込)で、その日に引き落とし、翌日に相手口座に振り込まれる、となることもあるのでしょうか?

一旦現金で引き落とすことなく、振替や振込の手続きをした場合、時間外であれば翌日に決済されることになっている(翌日に振替または振込)のだと思っていたのですが...。



返信

4. Re: 本支店の送金に関して

2005/05/08 23:34

おけ

さらにすごい常連さん

編集

ええと、TAROさんの疑問は私の投稿を受けて出てきたもの、
と思われましたので、書き込んでみます。

> 送金(振込)で、その日に引き落とし、翌日に相手口座に振り込まれる、
> となることもあるのでしょうか?

これについては既に、最初の投稿者でいらっしゃるkojimaさんが、
> 例えば月曜に本社口座から引き落とされ、
> 支店には翌日の火曜に入金されたとします。
という例を出して、実際に起こり得る話であることを
暗示していらっしゃいます。


人手やコンピュータを介してデータ処理をおこなう場合、
その情報処理能力や設備投資額の制限、
それに対する利用者の数や処理しなければならない情報量などにより、
処理のタイムラグが発生し得ます。

送金処理については、正にこれに当てはまります。

また、利用者にとってはデータの電送であっても、
電送を受け付けた金融機関にとっては、
データを授受した支店間ないし金融機関間で
実際の現金による決済をおこなう必要があり、
これらを個別対応していては処理が追いつかないため、
ある程度まとめておこなうことになります。

ここからも、タイムラグが発生します。

ええと、TAROさんの疑問は私の投稿を受けて出てきたもの、
と思われましたので、書き込んでみます。

> 送金(振込)で、その日に引き落とし、翌日に相手口座に振り込まれる、
> となることもあるのでしょうか?

これについては既に、最初の投稿者でいらっしゃるkojimaさんが、
> 例えば月曜に本社口座から引き落とされ、
> 支店には翌日の火曜に入金されたとします。
という例を出して、実際に起こり得る話であることを
暗示していらっしゃいます。


人手やコンピュータを介してデータ処理をおこなう場合、
その情報処理能力や設備投資額の制限、
それに対する利用者の数や処理しなければならない情報量などにより、
処理のタイムラグが発生し得ます。

送金処理については、正にこれに当てはまります。

また、利用者にとってはデータの電送であっても、
電送を受け付けた金融機関にとっては、
データを授受した支店間ないし金融機関間で
実際の現金による決済をおこなう必要があり、
これらを個別対応していては処理が追いつかないため、
ある程度まとめておこなうことになります。

ここからも、タイムラグが発生します。

返信

5. Re: 本支店の送金に関して

2005/05/08 23:35

おけ

さらにすごい常連さん

編集

もう少し具体的には、
情報伝達の基本的な経路を記しますと、
<振込元>各ATM・各窓口など
→ <振込元>各支店のデータ集中管理コンピュータ
→ <振込元>各金融機関のデータ集中管理コンピュータ
→ (国内の)金融機関どうしを連結・統合するデータ集中管理コンピュータ
→ <振込先>各金融機関のデータ集中管理コンピュータ
→ <振込先>各支店のデータ集中管理コンピュータ
→ 振込先の口座
となります。
「同一行宛て」などの場合には、途中の不要な箇所が省略されることになります。

海外であれば、
同一金融機関なら金融機関どうしを結ぶコンピュータを通さずに
その金融機関内部のコンピュータでデータを授受するのが通常であり、
異なる金融機関なら、
その金融機関の相手国での支店の有無や
相手国の振込データ管理方法などによって、
相手国のデータ集中管理コンピュータと交信したり、
振込先の金融機関へ直接にデータを送信したりすることになります。

ちょっとだけ余談を記せば、
このような、手順がどれだけ複雑になるのかという違いがあるために、
同一支店宛て・同一金融機関宛て・別金融機関宛て・海外宛てでの
手数料が異なってくることになりますネ。
(もちろん、理由はそれだけではありません、というか、
 それ以上に囲い込みなどの理由が大きいのですが・・・。)

さて話を戻すと、上で記したように、集中管理をしている段階があって、
このうち扱うデータ数が多いところでは、
一定時間おきに多量のデータをまとめては決済、という仕組みを採っています。
例えば、(おおむね)すべての金融機関を結ぶ集中管理コンピュータでは、
1時間おきに各金融機関からデータが集まり、
複数間相殺の手法で決済をおこなう仕組みになっています。

だから、タイムラグが発生するのです。

そして、一日のうちでの「まとめては決済」の最終回を過ぎてから
(あるいは、金融機関での内部処理の時間も含めると
 結果として最終回を過ぎてしまう時刻になってようやく)
利用者が振込依頼をした場合には、
依頼の受付自体は終えていますからその依頼に従って処理がなされ、
支払側からはその当日に現金(ないし通帳の残高データ)が減る一方で、
受取側へのデータ反映は翌日以降となってしまうのです。

このときに、支払側で現金預金が減った翌日に、
受取側で現金預金が増える、という事態が起こります。

(なお、金融機関を連結・統合するシステムについては、
 一日の最終回が確か午後4時だったかと記憶しています。)

もう少し具体的には、
情報伝達の基本的な経路を記しますと、
<振込元>各ATM・各窓口など
→ <振込元>各支店のデータ集中管理コンピュータ
→ <振込元>各金融機関のデータ集中管理コンピュータ
→ (国内の)金融機関どうしを連結・統合するデータ集中管理コンピュータ
→ <振込先>各金融機関のデータ集中管理コンピュータ
→ <振込先>各支店のデータ集中管理コンピュータ
→ 振込先の口座
となります。
「同一行宛て」などの場合には、途中の不要な箇所が省略されることになります。

海外であれば、
同一金融機関なら金融機関どうしを結ぶコンピュータを通さずに
その金融機関内部のコンピュータでデータを授受するのが通常であり、
異なる金融機関なら、
その金融機関の相手国での支店の有無や
相手国の振込データ管理方法などによって、
相手国のデータ集中管理コンピュータと交信したり、
振込先の金融機関へ直接にデータを送信したりすることになります。

ちょっとだけ余談を記せば、
このような、手順がどれだけ複雑になるのかという違いがあるために、
同一支店宛て・同一金融機関宛て・別金融機関宛て・海外宛てでの
手数料が異なってくることになりますネ。
(もちろん、理由はそれだけではありません、というか、
 それ以上に囲い込みなどの理由が大きいのですが・・・。)

さて話を戻すと、上で記したように、集中管理をしている段階があって、
このうち扱うデータ数が多いところでは、
一定時間おきに多量のデータをまとめては決済、という仕組みを採っています。
例えば、(おおむね)すべての金融機関を結ぶ集中管理コンピュータでは、
1時間おきに各金融機関からデータが集まり、
複数間相殺の手法で決済をおこなう仕組みになっています。

だから、タイムラグが発生するのです。

そして、一日のうちでの「まとめては決済」の最終回を過ぎてから
(あるいは、金融機関での内部処理の時間も含めると
 結果として最終回を過ぎてしまう時刻になってようやく)
利用者が振込依頼をした場合には、
依頼の受付自体は終えていますからその依頼に従って処理がなされ、
支払側からはその当日に現金(ないし通帳の残高データ)が減る一方で、
受取側へのデータ反映は翌日以降となってしまうのです。

このときに、支払側で現金預金が減った翌日に、
受取側で現金預金が増える、という事態が起こります。

(なお、金融機関を連結・統合するシステムについては、
 一日の最終回が確か午後4時だったかと記憶しています。)

返信

6. Re: 本支店の送金に関して

2005/05/08 23:37

おけ

さらにすごい常連さん

編集

参考までに、金融機関どうしの現実の現金移動について記せば、
確か1週間おき(1ヶ月おきだったかもしれません)に
各金融機関のデータを締め切って、
実際の現ナマの移動をする決まりになっています。

表面的には入金側では預金通帳の数値が増えただけ、
支払側でも預金口座からの振込なら通帳の数値が減っただけ、
現金振込でも多くても百万単位の額を投入するまで、ですが、
これが寄せ集まってひとつの金融機関合計になると、
億のケタの現金を他の金融機関へ渡したり逆に受け取ったりすることになるんです。

ただ、このやり取りは金融機関どうしが1対1でおこなうのではなく、
上に記しました集中管理システムに登録している金融機関すべてが
(確か)1週間ごとにやってくる締め切り日で相殺をおこなった結果、
マイナス残となった金融機関がその分を場に出し、
プラス残となった金融機関が場に積み上げられたお金から取り分を持っていく、
そんな取引をします。
(現実には、出し分・取り分を決めた後で、○○銀行はいくらを××銀行へ、
 といった具合でやり取りします。)

他行振込の場合には、後でデータがまとめられて実際に巨額の現ナマが動くんだ、
というお話でした。


(以上の3連投の投稿は、
 以前に見聞きした話を脳みそから搾り出して記しているので、
 一部間違いがあるかもしれません・・・。)

参考までに、金融機関どうしの現実の現金移動について記せば、
確か1週間おき(1ヶ月おきだったかもしれません)に
各金融機関のデータを締め切って、
実際の現ナマの移動をする決まりになっています。

表面的には入金側では預金通帳の数値が増えただけ、
支払側でも預金口座からの振込なら通帳の数値が減っただけ、
現金振込でも多くても百万単位の額を投入するまで、ですが、
これが寄せ集まってひとつの金融機関合計になると、
億のケタの現金を他の金融機関へ渡したり逆に受け取ったりすることになるんです。

ただ、このやり取りは金融機関どうしが1対1でおこなうのではなく、
上に記しました集中管理システムに登録している金融機関すべてが
(確か)1週間ごとにやってくる締め切り日で相殺をおこなった結果、
マイナス残となった金融機関がその分を場に出し、
プラス残となった金融機関が場に積み上げられたお金から取り分を持っていく、
そんな取引をします。
(現実には、出し分・取り分を決めた後で、○○銀行はいくらを××銀行へ、
 といった具合でやり取りします。)

他行振込の場合には、後でデータがまとめられて実際に巨額の現ナマが動くんだ、
というお話でした。


(以上の3連投の投稿は、
 以前に見聞きした話を脳みそから搾り出して記しているので、
 一部間違いがあるかもしれません・・・。)

返信

7. Re: 本支店の送金に関して

2005/05/09 10:44

kojima

おはつ

編集

おはようございます。
皆様色々とご説明ありがとうございます。
話を整理させていただきますと、
本支店間のズレは問題ではないという事で宜しいのでしょうか。

おはようございます。
皆様色々とご説明ありがとうございます。
話を整理させていただきますと、
本支店間のズレは問題ではないという事で宜しいのでしょうか。

返信

8. Re: 本支店の送金に関して

2005/05/09 10:53

おはつ

編集

O_Kさん、詳しく丁寧にご説明頂いてありがとうございます。

>利用者が振込依頼をした場合には、

>支払側からはその当日に現金(ないし通帳の残高データ)が減る一方で、
>受取側へのデータ反映は翌日以降となってしまうのです。

>このときに、支払側で現金預金が減った翌日に、
>受取側で現金預金が増える、という事態が起こります。

とのこと、知りませんでした。

振込や振替をした場合、受取側が書面上で金額を受け取った日付と、振込・振替によって口座から金額が引き落とされた日付は必ず同じ日になると思っていました。

なので、仕訳は通帳などの日付に基づいて起こせば何も問題はないと考えていましたが、そうでもないのですね。

勉強になります。

kojimaさん、最初のご質問から話が変わってしまって申し訳ありません。

月末日と月の初日にまたがってしまったり、決算の締日と会計年度の初日にまたがってしまったりした時はどうなのでしょうね...

O_Kさん、詳しく丁寧にご説明頂いてありがとうございます。

>利用者が振込依頼をした場合には、

>支払側からはその当日に現金(ないし通帳の残高データ)が減る一方で、
>受取側へのデータ反映は翌日以降となってしまうのです。

>このときに、支払側で現金預金が減った翌日に、
>受取側で現金預金が増える、という事態が起こります。

とのこと、知りませんでした。

振込や振替をした場合、受取側が書面上で金額を受け取った日付と、振込・振替によって口座から金額が引き落とされた日付は必ず同じ日になると思っていました。

なので、仕訳は通帳などの日付に基づいて起こせば何も問題はないと考えていましたが、そうでもないのですね。

勉強になります。

kojimaさん、最初のご質問から話が変わってしまって申し訳ありません。

月末日と月の初日にまたがってしまったり、決算の締日と会計年度の初日にまたがってしまったりした時はどうなのでしょうね...

返信

9. Re: 本支店の送金に関して

2005/05/14 01:01

おけ

さらにすごい常連さん

編集

まずはお詫びから、すみません、はしゃぎ過ぎました。
キーボードを叩いているうちにノッてきてしまい、
脱線し過ぎてしまいました。

出金日・入金日のズレは、金融機関のシステム上
仕方の無いことという理解が浸透していますので、
金融機関側の要因でズレが生じたのでしたら、
特に問題となりません。

また、月次も含めた決算跨ぎの場合に
金融機関側から残高確認書などで出てくる預金残高と
自社の把握する預金残高とが一致しなかったり、
あるいは親子間で資金移動するときに
出金日と入金日とが決算を挟んでしまうなどの場合には、
銀行勘定調整表という不一致原因を明らかにするための表を作成したり、
銀行調整勘定という特別な勘定科目で貸借のバランスをとったりします。

まずはお詫びから、すみません、はしゃぎ過ぎました。
キーボードを叩いているうちにノッてきてしまい、
脱線し過ぎてしまいました。

出金日・入金日のズレは、金融機関のシステム上
仕方の無いことという理解が浸透していますので、
金融機関側の要因でズレが生じたのでしたら、
特に問題となりません。

また、月次も含めた決算跨ぎの場合に
金融機関側から残高確認書などで出てくる預金残高と
自社の把握する預金残高とが一致しなかったり、
あるいは親子間で資金移動するときに
出金日と入金日とが決算を挟んでしまうなどの場合には、
銀行勘定調整表という不一致原因を明らかにするための表を作成したり、
銀行調整勘定という特別な勘定科目で貸借のバランスをとったりします。

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