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もう少し具体的には、
情報伝達の基本的な経路を記しますと、
<振込元>各ATM・各窓口など
→ <振込元>各支店のデータ集中管理コンピュータ
→ <振込元>各金融機関のデータ集中管理コンピュータ
→ (国内の)金融機関どうしを連結・統合するデータ集中管理コンピュータ
→ <振込先>各金融機関のデータ集中管理コンピュータ
→ <振込先>各支店のデータ集中管理コンピュータ
→ 振込先の口座
となります。
「同一行宛て」などの場合には、途中の不要な箇所が省略されることになります。
海外であれば、
同一金融機関なら金融機関どうしを結ぶコンピュータを通さずに
その金融機関内部のコンピュータでデータを授受するのが通常であり、
異なる金融機関なら、
その金融機関の相手国での支店の有無や
相手国の振込データ管理方法などによって、
相手国のデータ集中管理コンピュータと交信したり、
振込先の金融機関へ直接にデータを送信したりすることになります。
ちょっとだけ余談を記せば、
このような、手順がどれだけ複雑になるのかという違いがあるために、
同一支店宛て・同一金融機関宛て・別金融機関宛て・海外宛てでの
手数料が異なってくることになりますネ。
(もちろん、理由はそれだけではありません、というか、
それ以上に囲い込みなどの理由が大きいのですが・・・。)
さて話を戻すと、上で記したように、集中管理をしている段階があって、
このうち扱うデータ数が多いところでは、
一定時間おきに多量のデータをまとめては決済、という仕組みを採っています。
例えば、(おおむね)すべての金融機関を結ぶ集中管理コンピュータでは、
1時間おきに各金融機関からデータが集まり、
複数間相殺の手法で決済をおこなう仕組みになっています。
だから、タイムラグが発生するのです。
そして、一日のうちでの「まとめては決済」の最終回を過ぎてから
(あるいは、金融機関での内部処理の時間も含めると
結果として最終回を過ぎてしまう時刻になってようやく)
利用者が振込依頼をした場合には、
依頼の受付自体は終えていますからその依頼に従って処理がなされ、
支払側からはその当日に現金(ないし通帳の残高データ)が減る一方で、
受取側へのデータ反映は翌日以降となってしまうのです。
このときに、支払側で現金預金が減った翌日に、
受取側で現金預金が増える、という事態が起こります。
(なお、金融機関を連結・統合するシステムについては、
一日の最終回が確か午後4時だったかと記憶しています。)
もう少し具体的には、
情報伝達の基本的な経路を記しますと、
<振込元>各ATM・各窓口など
→ <振込元>各支店のデータ集中管理コンピュータ
→ <振込元>各金融機関のデータ集中管理コンピュータ
→ (国内の)金融機関どうしを連結・統合するデータ集中管理コンピュータ
→ <振込先>各金融機関のデータ集中管理コンピュータ
→ <振込先>各支店のデータ集中管理コンピュータ
→ 振込先の口座
となります。
「同一行宛て」などの場合には、途中の不要な箇所が省略されることになります。
海外であれば、
同一金融機関なら金融機関どうしを結ぶコンピュータを通さずに
その金融機関内部のコンピュータでデータを授受するのが通常であり、
異なる金融機関なら、
その金融機関の相手国での支店の有無や
相手国の振込データ管理方法などによって、
相手国のデータ集中管理コンピュータと交信したり、
振込先の金融機関へ直接にデータを送信したりすることになります。
ちょっとだけ余談を記せば、
このような、手順がどれだけ複雑になるのかという違いがあるために、
同一支店宛て・同一金融機関宛て・別金融機関宛て・海外宛てでの
手数料が異なってくることになりますネ。
(もちろん、理由はそれだけではありません、というか、
それ以上に囲い込みなどの理由が大きいのですが・・・。)
さて話を戻すと、上で記したように、集中管理をしている段階があって、
このうち扱うデータ数が多いところでは、
一定時間おきに多量のデータをまとめては決済、という仕組みを採っています。
例えば、(おおむね)すべての金融機関を結ぶ集中管理コンピュータでは、
1時間おきに各金融機関からデータが集まり、
複数間相殺の手法で決済をおこなう仕組みになっています。
だから、タイムラグが発生するのです。
そして、一日のうちでの「まとめては決済」の最終回を過ぎてから
(あるいは、金融機関での内部処理の時間も含めると
結果として最終回を過ぎてしまう時刻になってようやく)
利用者が振込依頼をした場合には、
依頼の受付自体は終えていますからその依頼に従って処理がなされ、
支払側からはその当日に現金(ないし通帳の残高データ)が減る一方で、
受取側へのデータ反映は翌日以降となってしまうのです。
このときに、支払側で現金預金が減った翌日に、
受取側で現金預金が増える、という事態が起こります。
(なお、金融機関を連結・統合するシステムについては、
一日の最終回が確か午後4時だったかと記憶しています。)
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