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仕入れの際の不用品の処理の帳簿の書き方について

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仕入れの際の不用品の処理の帳簿の書き方について

2016/09/27 21:21

ケロさん

ちょい参加

回答数:6

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仕入れの際に例えばある商品500個を10000円で購入したとします。
それらは返品が出来ない条件の代わりに格安で購入出来る商品だとします(ここの例ではです)。
その500個中の中で、売れる商品は200個とし、確実に売れない商品が
300個入っていると仮定します。(売れない商品を1円で売るなどはここの例ではしません)。
売れる200個のみを手元に残しておき、残りは捨てたとして、
こういった場合で仕入れ帳等に書く場合、

仕入 200 ¥10000 等とし、初めから数を省いても良いのでしょうか?

またその場合、捨てた商品300個を廃棄損等といった科目で書くのでしょうか?
それとも捨てた商品300個は無いものとして仕入帳に書かなくても
良いのでしょうか?

それとも仕入れ 500 ¥10000 等とし、
     廃棄損 -300  等といったものを書く必要があるのでしょうか?


通常は仕入れた商品をすぐに捨てるといった例はないと思いますが、
この例ではこの条件でお願い致します。よろしくお願い致します。

仕入れの際に例えばある商品500個を10000円で購入したとします。
それらは返品が出来ない条件の代わりに格安で購入出来る商品だとします(ここの例ではです)。
その500個中の中で、売れる商品は200個とし、確実に売れない商品
300個入っていると仮定します。(売れない商品を1円で売るなどはここの例ではしません)。
売れる200個のみを手元に残しておき、残りは捨てたとして、
こういった場合で仕入れ帳等に書く場合、

仕入 200 ¥10000 等とし、初めから数を省いても良いのでしょうか?

またその場合、捨てた商品300個を廃棄損等といった科目で書くのでしょうか?
それとも捨てた商品300個は無いものとして仕入帳に書かなくても
良いのでしょうか?

それとも仕入れ 500 ¥10000 等とし、
     廃棄損 -300  等といったものを書く必要があるのでしょうか?


通常は仕入れた商品をすぐに捨てるといった例はないと思いますが、
この例ではこの条件でお願い致します。よろしくお願い致します。

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1. Re:仕入れの際の不用品の処理の帳簿の書き方について

2016/09/27 22:07

roamabi

積極参加

編集

厳密に仕訳すると、

仕入 5,000,000円 / 現預金(または買掛金等) 5,000,000円

売れた時に、売価が30,000円とすると、 30,000×200個で、
現預金 6,000,000 円  / 売上 6,000,000 円 

さて、決算日になりました。
倉庫には300個残ってますね。 でも明らかに売れないものであれば、
商品評価損 3,000,0000円 / 仕入 3,000,000円
と処理します。 
捨てるのであれば 商品廃棄損 3,000,000円 / 仕入 3,000,000円


決算の損益計算書は

売上高    6,000,000円
売上原価  2,000,000円 (200個×10,000円)
売上総利益 4,000,000円
商品評価損 3,000,000円(300個×10,000円)  もしくは商品廃棄損などで、、、
当期純利益   1,000,000円
となります。 

少々難しい話をしますと、商品評価損は税務署から否認された場合は
損金不算入(費用として認めませんよ!)と判断されて、3,000,000円分に
対しても税金がかかることがあります。

< 仕入 200 ¥10000(×←25,000円です) 等とし、初めから数を省いても良いのでしょうか?
これが一番いいかも知れませんが、仕入先の伝票も200個×25,000円としてもらわないと
つじつまが合わなくなってしまいます。

厳密に仕訳すると、

仕入 5,000,000円 / 現預金(または買掛金等) 5,000,000円

売れた時に、売価が30,000円とすると、 30,000×200個で、
現預金 6,000,000 円  / 売上 6,000,000 円 

さて、決算日になりました。
倉庫には300個残ってますね。 でも明らかに売れないものであれば、
商品評価損 3,000,0000円 / 仕入 3,000,000円
と処理します。 
捨てるのであれば 商品廃棄損 3,000,000円 / 仕入 3,000,000円


決算の損益計算書

売上高    6,000,000円
売上原価  2,000,000円 (200個×10,000円)
売上総利益 4,000,000円
商品評価損 3,000,000円(300個×10,000円)  もしくは商品廃棄損などで、、、
当期純利益   1,000,000円
となります。 

少々難しい話をしますと、商品評価損は税務署から否認された場合は
損金不算入(費用として認めませんよ!)と判断されて、3,000,000円分に
対しても税金がかかることがあります。

< 仕入 200 ¥10000(×←25,000円です) 等とし、初めから数を省いても良いのでしょうか?
これが一番いいかも知れませんが、仕入先の伝票も200個×25,000円としてもらわないと
つじつまが合わなくなってしまいます。

返信

2. Re:Re:仕入れの際の不用品の処理の帳簿の書き方について

2016/09/28 00:27

ケロさん

ちょい参加

編集

ありがとうございます、こちらでもお世話になります。
すみません、書き方が悪かったようです。
10000円の商品を500個仕入れ
ではなく、10000円で商品を500個仕入れたという意味になります。
となりますと、 仕入10000円 現金10000円 等現金で購入の場合
なると思うのですが、仕入れの際は
仕入れの数と価格がきちんと書かれていれば仕入れの際の途中の捨てた
数字等は書かなくても問題ないという事でしょうか? 

例えば 福袋のような中身の価値が
上下様々入ってるものを1つ¥2000等といった感じで仕入れた場合、
仕入れの際は 福袋1 ¥2000等とそのまま記入すれば良いのか、
それとも福袋の中身を取り出して中身の数まで計算して
福袋1 商品数○○個  ¥2000等と記入した方が良いのか
厳密には後者の方が後で在庫数等を数える際は分かりやすいとは
思うのですが、中身を出して売れそうにまったくない品は初めから
仕入れの時に仕入数に入れないで
仕入 商品数○個(捨てた分は書かない)¥2000
とすれば問題ないのか等色々考えてしまうのですが、
難しく考えすぎでしょうか?

ありがとうございます、こちらでもお世話になります。
すみません、書き方が悪かったようです。
10000円の商品を500個仕入れ
ではなく、10000円で商品を500個仕入れたという意味になります。
となりますと、 仕入10000円 現金10000円 等現金で購入の場合
なると思うのですが、仕入れの際は
仕入れの数と価格がきちんと書かれていれば仕入れの際の途中の捨てた
数字等は書かなくても問題ないという事でしょうか? 

例えば 福袋のような中身の価値が
上下様々入ってるものを1つ¥2000等といった感じで仕入れた場合、
仕入れの際は 福袋1 ¥2000等とそのまま記入すれば良いのか、
それとも福袋の中身を取り出して中身の数まで計算して
福袋1 商品数○○個  ¥2000等と記入した方が良いのか
厳密には後者の方が後で在庫数等を数える際は分かりやすいとは
思うのですが、中身を出して売れそうにまったくない品は初めから
仕入れの時に仕入数に入れないで
仕入 商品数○個(捨てた分は書かない)¥2000
とすれば問題ないのか等色々考えてしまうのですが、
難しく考えすぎでしょうか?

返信

3. Re:Re:Re:仕入れの際の不用品の処理の帳簿の書き方について

2016/09/28 08:27

roamabi

積極参加

編集

工場などの製造現場では、ねじ50,000個×単価5.5円とか厳密に帳簿をつけますが、
仕入、販売の場合、例えば上記の福袋などは、商品1式 2,000円で帳簿をつけても
すぐに売り切ってしまうのであれば構わないと思います。

少々難しいかも知れませんが、売価還元法という方法もあります。
リサイクルショップなどで、引っ越しする方の家財道具一式を100,000円で仕入れたと
します。
机、掃除機、冷蔵庫、洗濯機、お皿、古着などなど、、、、。
それぞれに仕入原価をつけるのが難しいときは、売価から仕入原価を算出します。
机 9,000円、掃除機 6,000円、冷蔵庫10,000円、お皿 1,000円、古着、、、
全商品の売価の合計が200,000円とすると、原価率は50%ということになり、
( 仕入原価 100,000円 ÷ 売価 200,000円=0.5ということです)
机の原価は9,000円×50%=4,500円
掃除機の原価は6,000円×50%=3,000円
冷蔵庫の原価は10,000円×50%=5,000円
というふうに計算します。
こうすれば、決算の際に売れ残った商品の原価がわかりますよね。
お皿だけ売れ残ったとすれば、決算時の在庫は 500円ということです。

工場などの製造現場では、ねじ50,000個×単価5.5円とか厳密に帳簿をつけますが、
仕入、販売の場合、例えば上記の福袋などは、商品1式 2,000円で帳簿をつけても
すぐに売り切ってしまうのであれば構わないと思います。

少々難しいかも知れませんが、売価還元法という方法もあります。
リサイクルショップなどで、引っ越しする方の家財道具一式を100,000円で仕入れたと
します。
机、掃除機、冷蔵庫、洗濯機、お皿、古着などなど、、、、。
それぞれに仕入原価をつけるのが難しいときは、売価から仕入原価を算出します。
机 9,000円、掃除機 6,000円、冷蔵庫10,000円、お皿 1,000円、古着、、、
商品の売価の合計が200,000円とすると、原価率は50%ということになり、
( 仕入原価 100,000円 ÷ 売価 200,000円=0.5ということです)
机の原価は9,000円×50%=4,500円
掃除機の原価は6,000円×50%=3,000円
冷蔵庫の原価は10,000円×50%=5,000円
というふうに計算します。
こうすれば、決算の際に売れ残った商品の原価がわかりますよね。
お皿だけ売れ残ったとすれば、決算時の在庫は 500円ということです。

返信

4. Re:Re:Re:Re:仕入れの際の不用品の処理の帳簿の書き方について

2016/09/29 22:48

ケロさん

ちょい参加

編集

romabi様、
この度も詳しく教えて頂きありがとうございます。
売価還元法という方法を教えて頂きありがとうございます、
すみません、最後にもし福袋 商品1(中身は多数)をすぐに売り切れ
ないと思える場合は仕入れの時に厳密に残した数を書いておいた方が
良いのでしょうか?
また、もし一年の内に仕入れた数が年末のたな卸しの時点で正確に
分からない場合、仕入れた商品の内、売り上げたものは経費に出来て
まだ売れていないものは経費に出来ないと思うのですが、
仕入れた数が正確に分からない場合は、
売り上げた分だけを経費にすればまだ売れていない商品を経費として
形上してしまう事は避けられると思うのですが、この認識であっていますでしょうか?

romabi様、
この度も詳しく教えて頂きありがとうございます。
売価還元法という方法を教えて頂きありがとうございます、
すみません、最後にもし福袋 商品1(中身は多数)をすぐに売り切れ
ないと思える場合は仕入れの時に厳密に残した数を書いておいた方が
良いのでしょうか?
また、もし一年の内に仕入れた数が年末のたな卸しの時点で正確に
分からない場合、仕入れた商品の内、売り上げたものは経費に出来て
まだ売れていないものは経費に出来ないと思うのですが、
仕入れた数が正確に分からない場合は、
売り上げた分だけを経費にすればまだ売れていない商品を経費として
形上してしまう事は避けられると思うのですが、この認識であっていますでしょうか?

返信

5. Re:Re:Re:Re:Re:仕入れの際の不用品の処理の帳簿の書き方について

2016/09/30 09:07

roamabi

積極参加

編集

売上に対する売上原価(売れた分の商品原価)を計算するには2通りの方法があります。

1.三分法
   売上、仕入、繰越商品という3つの勘定科目を使う方法です。
   仕入れた際には、その金額全てを一旦、全て「仕入」勘定で全て当期の売上原価とします。
   決算の際に、
   期初の繰越商品(前期に残った商品の金額)+仕入(当期の仕入)−期末の繰越商品(棚卸在庫)
   で、この一年間の売上原価を計算する方法です。

2.分記法
   「商品」勘定などを用いて、売れた分だけ売上原価へ計上する、ケロさんがおっしゃるような方法です。
   仕入れた際には、全額を「商品」という資産として計上します。
   商品(資産) 10,000円 / 現金 10,000円

   そして売れた時には、売れた商品分だけ、 
   現金  200円 / 売上 200円 と、それに対応する売上原価を
   売上原価 100円 / 商品 100円 というように、資産を費用に
   振替えます。
   決算時には、商品(資産)の残高は経費(売上原価)ではなく、資産のままで残ります。

こんな感じですが、2の分記法は仕入れた都度に全ての商品の原価を計算しなければならないため
非常に業務が煩雑になります。

ですので、仕入れた都度、仕入れた商品の売価総額と仕入金額を帳簿につけておき、最後に残った商品
の原価を計算するのが簡単だと思います。 
この計算も厳密にやると、売れそうにないから当初決めた売価から値下げしたとか、
もっと高く売れそうだから値上げしたとかも計算しなければならないのですが、大規模にやられるので
なければそこまでやる必要もないかと思います。
も加味しなければならないのですが、

売上に対する売上原価(売れた分の商品原価)を計算するには2通りの方法があります。

1.三分法
   売上、仕入、繰越商品という3つの勘定科目を使う方法です。
   仕入れた際には、その金額全てを一旦、全て「仕入」勘定で全て当期の売上原価とします。
   決算の際に、
   期初の繰越商品(前期に残った商品の金額)+仕入(当期の仕入)−期末の繰越商品(棚卸在庫)
   で、この一年間の売上原価を計算する方法です。

2.分記法
   「商品」勘定などを用いて、売れた分だけ売上原価へ計上する、ケロさんがおっしゃるような方法です。
   仕入れた際には、全額を「商品」という資産として計上します。
   商品(資産) 10,000円 / 現金 10,000円

   そして売れた時には、売れた商品分だけ、 
   現金  200円 / 売上 200円 と、それに対応する売上原価を
   売上原価 100円 / 商品 100円 というように、資産を費用に
   振替えます。
   決算時には、商品(資産)の残高は経費(売上原価)ではなく、資産のままで残ります。

こんな感じですが、2の分記法は仕入れた都度に全ての商品の原価を計算しなければならないため
非常に業務が煩雑になります。

ですので、仕入れた都度、仕入れた商品の売価総額と仕入金額を帳簿につけておき、最後に残った商品
の原価を計算するのが簡単だと思います。 
この計算も厳密にやると、売れそうにないから当初決めた売価から値下げしたとか、
もっと高く売れそうだから値上げしたとかも計算しなければならないのですが、大規模にやられるので
なければそこまでやる必要もないかと思います。
も加味しなければならないのですが、

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6. Re:Re:Re:Re:Re:Re:仕入れの際の不用品の処理の帳簿の書き方について

2016/10/02 04:02

ケロさん

ちょい参加

編集

roamabi様、詳しく教えて頂き本当にありがとうございます。
良くわかりました、教えて頂いた方法を参考にさせて頂きます。
この度もありがとうございました^^

roamabi様、詳しく教えて頂き本当にありがとうございます。
良くわかりました、教えて頂いた方法を参考にさせて頂きます。
この度もありがとうございました^^

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