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固定資産の取得価額按分計算について

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固定資産の取得価額按分計算について

2009/06/10 20:14

yagamami

積極参加

回答数:3

編集

いつもお世話になっております。標題の件について、自信がなくなってきたので、質問させてください。

壁掛け式ルームエアコンを20台購入し、すべてをビルの1フロアに設置いたしました。
内訳は、
エアコンA 単価12万円を15台(小計180万円)
エアコンB 単価13万円を 2台(小計 26万円)
エアコンC 単価18万円を 3台(小計 54万円)
(エアコン本体のみの価格      計260万円)
全台分の工事部材費          135万円
諸経費                 30万円
出精値引き             △175万円
総合計              250万円
です。

この場合についてですが
(1)有形固定資産として計上する場合、エアコン1台ずつを「工具器具備品」として計上してよいでしょうか。それとも総額を「建物付属設備」の「空調設備」として挙げるべきでしょうか。
(某行政の固定資産税の案内サイトによると、冷暖房設備のうち「壁掛け式ルームエアコン」は償却資産、その他は家屋に含めるもの(つまり建物ないし建物付属設備)とありましたので、当ケースは「工具器具備品」でよいかと判断しましたが、不安です)

(2)このエアコンの扱いが「工具器具備品」であるとして、その按分計算法ですが、
一、エアコン本体の価格合計にしめる、1台当たりの価格割合を算出
(エアコンBだと5.0%、エアコンAは4.62%、エアコンCは6.92%)
二、エアコン本体以外の価格の合計に、1台当たりの価格割合を乗じる
本体以外の価格 135万+30万−175万=△10万
エアコンBの割合5.0%×(△10万)=△5千円
三、エアコン単価にその他の価格を加算する
  エアコンB 13万+(△5千)=12万5千円
こういう手順で間違いないでしょうか。(頭悪くて済みません)

(3)按分計算によってエアコンの取得価額がすべて20万円未満になりましたが、この場合、「一括償却資産」として3年間一括償却しても問題ないでしょうか。

(4)エアコンを設置したフロアは未だ稼働していないのですが、減価償却可能でしょうか。事業の用に供していないので減価償却は不可でしょうか。

たくさん尋ねてしまって申し訳ないですが、何卒よろしくお願い申し上げます。

いつもお世話になっております。標題の件について、自信がなくなってきたので、質問させてください。

掛け式ルームエアコンを20台購入し、すべてをビルの1フロアに設置いたしました。
内訳は、
エアコンA 単価12万円を15台(小計180万円)
エアコンB 単価13万円を 2台(小計 26万円)
エアコンC 単価18万円を 3台(小計 54万円)
(エアコン本体のみの価格      計260万円)
全台分の工事部材費          135万円
諸経費                 30万円
出精値引き             △175万円
総合計              250万円
です。

この場合についてですが
(1)有形固定資産として計上する場合、エアコン1台ずつを「工具器具備品」として計上してよいでしょうか。それとも総額を「建物付属設備」の「空調設備」として挙げるべきでしょうか。
(某行政の固定資産税の案内サイトによると、冷暖房設備のうち「壁掛け式ルームエアコン」は償却資産、その他は家屋に含めるもの(つまり建物ないし建物付属設備)とありましたので、当ケースは「工具器具備品」でよいかと判断しましたが、不安です)

(2)このエアコンの扱いが「工具器具備品」であるとして、その按分計算法ですが、
一、エアコン本体の価格合計にしめる、1台当たりの価格割合を算出
(エアコンBだと5.0%、エアコンAは4.62%、エアコンCは6.92%)
二、エアコン本体以外の価格の合計に、1台当たりの価格割合を乗じる
本体以外の価格 135万+30万−175万=△10万
エアコンBの割合5.0%×(△10万)=△5千円
三、エアコン単価にその他の価格を加算する
  エアコンB 13万+(△5千)=12万5千円
こういう手順で間違いないでしょうか。(頭悪くて済みません)

(3)按分計算によってエアコンの取得価額がすべて20万円未満になりましたが、この場合、「一括償却資産」として3年間一括償却しても問題ないでしょうか。

(4)エアコンを設置したフロアは未だ稼働していないのですが、減価償却可能でしょうか。事業の用に供していないので減価償却は不可でしょうか。

たくさん尋ねてしまって申し訳ないですが、何卒よろしくお願い申し上げます。

この質問に回答
回答

Re: 固定資産の取得価額按分計算について

2009/06/11 12:54

せびら

常連さん

編集

>(1)当ケースは「工具器具備品」でよいかと判断しました...

ご質問のエアコンは、建物と一体というより1台ずつそれぞれ独立して使用される、と考えられますので建物附属設備でなく工具器具備品とおもいます。

>(2)こういう手順で間違いないでしょうか。

今回のケースは、お書きのような簡便法でよろしいのではないでしょうか。

値引き、諸経費は金額にリンクさせて按分して問題はないですね。
問題があるとすれば工事部材費でしょう。工事部材費は、1台当りでみると価格に比例する部分としない部分があるとおもわれますから。

そこで、20万円を意識し、本体価格の最も高いCの工事部材費の按分額を見ると:
・値引き後の工事部材費=80万円(135万円×(1-値引き率41%)
・1台の平均工事部材費=4万円(80万円÷20台)
・今回の1台の工事部材費の按分額=5.5万円(80万円×6.92%)

このように今回は平均値より高く按分されています。
この5.5万円がある程度実態をベースにして計算した場合、仮に平均値の倍額の8万円となっても1台当りの総価額は20万円未満となるようなので、一括償却資産とすることに問題はなさそうです。
(実際問題として、厳密な実態計算を求められることはまずないでしょうが・・・)

>(3)按分計算によってエアコンの取得価額がすべて20万円未満になりましたが、この場合、「一括償却資産」として3年間一括償却しても問題ないでしょうか。

一括償却資産です。

>(4)エアコンを設置したフロアは未だ稼働していないのですが、減価償却可能でしょうか。事業の用に供していないので減価償却は不可でしょうか。

「供用」年度から償却することになっています。

>(1)当ケースは「工具器具備品」でよいかと判断しました...

ご質問のエアコンは、建物と一体というより1台ずつそれぞれ独立して使用される、と考えられますので建物附属設備でなく工具器具備品とおもいます。

>(2)こういう手順で間違いないでしょうか。

今回のケースは、お書きのような簡便法でよろしいのではないでしょうか。

値引き、諸経費は金額にリンクさせて按分して問題はないですね。
問題があるとすれば工事部材費でしょう。工事部材費は、1台当りでみると価格に比例する部分としない部分があるとおもわれますから。

そこで、20万円を意識し、本体価格の最も高いCの工事部材費の按分額を見ると:
・値引き後の工事部材費=80万円(135万円×(1-値引き率41%)
・1台の平均工事部材費=4万円(80万円÷20台)
・今回の1台の工事部材費の按分額=5.5万円(80万円×6.92%)

このように今回は平均値より高く按分されています。
この5.5万円がある程度実態をベースにして計算した場合、仮に平均値の倍額の8万円となっても1台当りの総価額は20万円未満となるようなので、一括償却資産とすることに問題はなさそうです。
(実際問題として、厳密な実態計算を求められることはまずないでしょうが・・・)

>(3)按分計算によってエアコンの取得価額がすべて20万円未満になりましたが、この場合、「一括償却資産」として3年間一括償却しても問題ないでしょうか。

一括償却資産です。

>(4)エアコンを設置したフロアは未だ稼働していないのですが、減価償却可能でしょうか。事業の用に供していないので減価償却は不可でしょうか。

「供用」年度から償却することになっています。

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No. タイトル 投稿者 投稿日時
0 yagamami 2009/06/10 20:14
1
Re: 固定資産の取得価額按分計算について
せびら 2009/06/11 12:54
2 らん 2009/06/11 13:00
3 yagamami 2009/06/12 20:54