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3月決算会社です。
4月に売上の計上漏れが100万円が分かりました。
その売上に対する原価が80万円。そのうち20万円が計上漏れとなっていました。（3月に消費税60万円×5％＝3万円は計上すみ。）
この場合の消費税申告はどのようにするのですか。ちなみに消費税は税抜き処理です。

3月決算会社です。
4月に売上の計上漏れが100万円が分かりました。
その売上に対する原価が80万円。そのうち20万円が計上漏れとなっていました。（3月に消費税60万円×5％＝3万円は計上すみ。）
この場合の消費税申告はどのようにするのですか。ちなみに消費税は税抜き処理です。

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＞4月に売上の計上漏れが100万円が分かりました。
その売上に対する原価が80万円。そのうち20万円が計上漏れとなっていました。（3月に消費税60万円×5％＝3万円は計上すみ。）
この場合の消費税申告はどのようにするのですか。ちなみに消費税は税抜き処理です。


回答：
　消費税の申告は、正しい処理がされていたものとして計算して申告します。

１００万円ｘ５％＝５万円-------売上消費税
　８０万円ｘ５％＝４万円-------仕入消費税
差引（申告納税額）１万円


　会計処理は次のようになります。
＜Ｈ１９/３期＞
１、仕入れ時
（借方）
原価（仕入）６０
仮払消費税　　３
（貸方）
買掛金　　　６３

２、売上時
（借方）
売掛金　　　０
（貸方）
売上高　　　０
仮受消費税　０

３、期末時
（借方）
仮受消費税　０
未収消費税　３----他の取引に含まれて、未払消費税の中にマイナスで含まれているかもしれません。
（貸方）
仮払消費税　３

修正処理
＜Ｈ２０/３期＞
１、仕入れ計上
（借方）
前期損益修正損２０
未収消費税　　　１
（貸方）
買掛金　　　　２１

２、売上計上
（借方）
売掛金　　　　１０５
（貸方）
前期損益修正益１００
未払消費税　　　　５

３、消費税納税時
（借方）
未払消費税５
（貸方）
未収消費税４
現預金　　１

　なお、法人税の申告は別表４で加減算処理する必要があります。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上

＞4月に売上の計上漏れが100万円が分かりました。
その売上に対する原価が80万円。そのうち20万円が計上漏れとなっていました。（3月に消費税60万円×5％＝3万円は計上すみ。）
この場合の消費税申告はどのようにするのですか。ちなみに消費税は税抜き処理です。


回答：
　消費税の申告は、正しい処理がされていたものとして計算して申告します。

１００万円ｘ５％＝５万円-------売上消費税
　８０万円ｘ５％＝４万円-------仕入消費税
差引（申告納税額）１万円


　会計処理は次のようになります。
＜Ｈ１９/３期＞
１、仕入れ時
（借方）
原価（仕入）６０
仮払消費税　　３
（貸方）
買掛金　　　６３

２、売上時
（借方）
売掛金　　　０
（貸方）
売上高　　　０
仮受消費税　０

３、期末時
（借方）
仮受消費税　０
未収消費税　３----他の取引に含まれて、未払消費税の中にマイナスで含まれているかもしれません。
（貸方）
仮払消費税　３

修正処理
＜Ｈ２０/３期＞
１、仕入れ計上
（借方）
前期損益修正損２０
未収消費税　　　１
（貸方）
買掛金　　　　２１

２、売上計上
（借方）
売掛金　　　　１０５
（貸方）
前期損益修正益１００
未払消費税　　　　５

３、消費税納税時
（借方）
未払消費税５
（貸方）
未収消費税４
現預金　　１

　なお、法人税の申告は別表４で加減算処理する必要があります。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上

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