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助け合い

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支払枠というものについて

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支払枠というものについて

2006/07/29 10:01

おはつ

回答数:8

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補足する

お世話になります。
仕入先(商品)への買掛金の支払の件なのですが、
仕入先は約200件位あり手形や振込で支払っています。

以前は内金払いが多かったのですが、最近は全額に近い支払状況です。
商品代以外の諸経費は全額払いですが。

売掛回収については、まだまだ内金入金先も数多くあり、
長期滞留売掛金先も結構あります。

他社様では、買掛に対しての支払基準はどの様に行われているのでしょうか?

販売計画に基づいて、売上達成率や在庫状況や回収率と支払率の
関係など考えられますが、具体的にどのような基準で支払って
おられるのでしょうか?(営業にも納得して頂くためにも)

アドバイス等恐れ入りますが、よろしくお願い致します。

お世話になります。
仕入先(商品)への買掛金の支払の件なのですが、
仕入先は約200件位あり手形や振込で支払っています。

以前は内金払いが多かったのですが、最近は全額に近い支払状況です。
商品代以外の諸経費は全額払いですが。

売掛回収については、まだまだ内金入金先も数多くあり、
長期滞留売掛金先も結構あります。

他社様では、買掛に対しての支払基準はどの様に行われているのでしょうか?

販売計画に基づいて、売上達成率や在庫状況や回収率と支払率の
関係など考えられますが、具体的にどのような基準で支払って
おられるのでしょうか?(営業にも納得して頂くためにも)

アドバイス等恐れ入りますが、よろしくお願い致します。

この質問に回答
回答

Re: 支払枠というもの(ご返事遅くなりすいません)

2006/08/08 08:59

らん

さらにすごい常連さん

編集

こんにちは。

営業さんは「自分が悪いんじゃない」と言いたいのですよ・・(笑)
でもこの悪循環を断たない限りいつまでもこの現状が続きます。むしろこのまま業況が拡大すれば更に悪化することも考えられます。
「変えなければ 変らない」のです。

その悪循環を変える大元はお得意先からの回収ですから、
経理 対 営業という構図での話しではなく、経営者自身の考えを変えてもらう必要がありそうです。(全社的な経営上の重要問題)
そして営業の責任者あるいは経営者自らが時間を掛けてお得意先に出向いて話合いをし、少しずつでも支払を増やしてもらう努力が必要であると感じます。

特に資金的な構図を変えるための水先案内人は主に経理が担当することが多いですが、それを実際の行動に移すのは現場の方々です。
色々な提案が考えられますが、「変える」ための具体的行動は先に書いたように案外と地道なものが多いものです。

>資金繰実績や予定にもとずいて、数値で回収と支払状況を納得してもらおうと思います。
・・・とのこと、どうか頑張って取組んでください。

一つだけアイデアを。
今までお書きの内容からすると経常運転資金が多そうですね。そこで毎月の試算表から次の公式により求めてみて下さい。
経常運転資金=受取手形+売掛金+在庫高−支払手形−買掛金
この額は通常の仕入・売上・在庫に関わる運転資金の必要額を示すもので、これが大きいほど必要資金も高いという訳です。
公式から単純に表現すると
(受取手形・売掛金・在庫高)は小さい方が良い、
(支払手形・買掛金)は大きい方が良い   となります。
つまり入金は早く、支払は遅い方が資金繰りは良い回転になります。

それともう一つは借入金・割引手形など有利子負債の合計額を求め、先ほどの経常運転資金と比較します。
理屈から言えば、有利子負債は必要な運転資金分である経常運転資金の額だけあれば足りる訳ですが、それ以上に有利子負債がある場合には通常の運転資金の回転の中で借入返済することは難しくなり、利益からの返済となってしまい資金繰りは苦しくなります。
この経常運転資金を超える有利子負債の部分を要利益返済借入金などと表現することがあります。

この二つの数値を月単位で過去何年分か(長い方が傾向が判ります)求めて、それを折れ線グラフで表現してみて下さい。または決算期末の残高による年単位でも構いません。これにより借入金の適正さを判断する一つの目安となります。
これは私が資金繰りをやる中で、上層部に対しての説明用にと以前考えて毎月算出しているもので、損益とは別の切り口から会社の状況を見ることができるものです。
銀行担当者にも大変好評を得ています(笑)。

数字を羅列するよりも、それをグラフ化して視覚に訴えるやり方の方が相手も理解し易いですよ。
長くなりましたが、是非頑張ってトライしてみて下さい。

こんにちは。

営業さんは「自分が悪いんじゃない」と言いたいのですよ・・(笑)
でもこの悪循環を断たない限りいつまでもこの現状が続きます。むしろこのまま業況が拡大すれば更に悪化することも考えられます。
「変えなければ 変らない」のです。

その悪循環を変える大元はお得意先からの回収ですから、
経理 対 営業という構図での話しではなく、経営者自身の考えを変えてもらう必要がありそうです。(全社的な経営上の重要問題)
そして営業の責任者あるいは経営者自らが時間を掛けてお得意先に出向いて話合いをし、少しずつでも支払を増やしてもらう努力が必要であると感じます。

特に資金的な構図を変えるための水先案内人は主に経理が担当することが多いですが、それを実際の行動に移すのは現場の方々です。
色々な提案が考えられますが、「変える」ための具体的行動は先に書いたように案外と地道なものが多いものです。

>資金繰実績や予定にもとずいて、数値で回収と支払状況を納得してもらおうと思います。
・・・とのこと、どうか頑張って取組んでください。

一つだけアイデアを。
今までお書きの内容からすると経常運転資金が多そうですね。そこで毎月の試算表から次の公式により求めてみて下さい。
経常運転資金=受取手形+売掛金+在庫高−支払手形買掛金
この額は通常の仕入・売上・在庫に関わる運転資金の必要額を示すもので、これが大きいほど必要資金も高いという訳です。
公式から単純に表現すると
受取手形売掛金・在庫高)は小さい方が良い、
支払手形買掛金)は大きい方が良い   となります。
つまり入金は早く、支払は遅い方が資金繰りは良い回転になります。

それともう一つは借入金・割引手形など有利子負債の合計額を求め、先ほどの経常運転資金と比較します。
理屈から言えば、有利子負債は必要な運転資金分である経常運転資金の額だけあれば足りる訳ですが、それ以上に有利子負債がある場合には通常の運転資金の回転の中で借入返済することは難しくなり、利益からの返済となってしまい資金繰りは苦しくなります。
この経常運転資金を超える有利子負債の部分を要利益返済借入金などと表現することがあります。

この二つの数値を月単位で過去何年分か(長い方が傾向が判ります)求めて、それを折れ線グラフで表現してみて下さい。または決算期末の残高による年単位でも構いません。これにより借入金の適正さを判断する一つの目安となります。
これは私が資金繰りをやる中で、上層部に対しての説明用にと以前考えて毎月算出しているもので、損益とは別の切り口から会社の状況を見ることができるものです。
銀行担当者にも大変好評を得ています(笑)。

数字を羅列するよりも、それをグラフ化して視覚に訴えるやり方の方が相手も理解し易いですよ。
長くなりましたが、是非頑張ってトライしてみて下さい。

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No. タイトル 投稿者 投稿日時
0 2006/07/29 10:01
1 nova 2006/07/29 19:14
2 2006/07/31 13:10
3 らん 2006/08/01 08:11
4 2006/08/07 17:21
5
Re: 支払枠というもの(ご返事遅くなりすいません)
らん 2006/08/08 08:59
6 2006/08/08 11:03
7 らん 2006/08/08 14:47
8 2006/08/08 18:17