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貸倒損失処理にするには?

質問 回答受付中

貸倒損失処理にするには?

2006/01/17 15:12

小桃

すごい常連さん

回答数:27

編集

こんにちわ。本日もよろしくお願いいたします。

A社に対する売掛金についてなのですが、弊社Pre.が今年度の決算整理として「貸倒損失」処理を行いたいと考えているそうです。
金額は、約150万円。昨年度中の売掛金です。

上記について、貸倒損失処理は出来ないのでしょうか?

ちなみに、A社は現在活動停止というか・・・。会社自体は倒産しているわけではありませんし、借金があるわけでもありませんが、売掛金の支払いをしていただけない状態です。
現在、A社の代表取締役は、NPO法人で働いている(?)ようです。ややこしくてすみません :-(

タックスアンサー等を見る限りでは、貸倒損失として処理できる場合に当てはまらないような・・・。私では判断しかねるので、皆様のご意見をお聞かせいただければと思っております。
http://www.taxanswer.nta.go.jp/5320.htm

弊社の場合、損失として処理するのは難しいですか?

こんにちわ。本日もよろしくお願いいたします。

A社に対する売掛金についてなのですが、弊社Pre.が今年度の決算整理として「貸倒損失」処理を行いたいと考えているそうです。
金額は、約150万円。昨年度中の売掛金です。

上記について、貸倒損失処理は出来ないのでしょうか?

ちなみに、A社は現在活動停止というか・・・。会社自体は倒産しているわけではありませんし、借金があるわけでもありませんが、売掛金の支払いをしていただけない状態です。
現在、A社の代表取締役は、NPO法人で働いている(?)ようです。ややこしくてすみません :-(

タックスアンサー等を見る限りでは、貸倒損失として処理できる場合に当てはまらないような・・・。私では判断しかねるので、皆様のご意見をお聞かせいただければと思っております。
http://www.taxanswer.nta.go.jp/5320.htm

弊社の場合、損失として処理するのは難しいですか?

この質問に回答
回答

Re: 貸倒損失処理にするには?

2006/01/25 23:58

おけ

さらにすごい常連さん

編集

copapaさん、フォロー大感謝です!

ええと、komomoさんらしい厳しいツッコミを浴びているので、
たじろぎながらももちっと正確に記しますと、
貸倒引当金については、毎期金額計上をすべしというよりも、
引当設定の手続きを毎期おこなうべし、となります。

手続きをおこなった結果、引当額ゼロと算定されたのであれば、
計上する必要はありません。

なお、本来は、
貸倒引当金の設定額そのものをボスのひとことで決めるのはマズく、
ゼロだと言われても算定手順に従って算定したらゼロにならなかったのであれば
計上すべき、といえます。

ちなみに、算定手順については、
きっちりやるのならばちと込み入っているので、
たぶん本を見るのが一番早いかと思います。
(きっちりやるなら例えば、通常の債権については貸倒実績率法を使いますが、
 新規立ち上げの場合には同業他社の引当率を採用するなどの
 代替手法を使うことになります。)

参考までに、優良得意先ばかりと何年もお付き合いしている会社の場合、
貸倒実績率法を適用して、過去数年の貸倒実績+今後の見通しで判定したときに、
貸倒引当金計上額がゼロ判定になることは、あり得ます。
(貸倒実績率法でも「+今後の見通し」を付け加えねばならない点が、ミソです。)


それから、会計上のミスの影響は、
よく言われるのが株主や債権者に悪影響を与えるってことでして、
彼らがそのミスにより損害を受けたら、会社は責任追及を受けます。
また、将来M&Aなどの対象になった場合、過去のミスは足を引っ張ります。

もっとも、実務上で一番問題になるのは、
債権者のひとりである金融機関の評価です。
ミスの程度にもよりますが、
大ミスこいたら彼らの評価を下げる可能性が少なくありませんヨ。

copapaさん、フォロー大感謝です!

ええと、komomoさんらしい厳しいツッコミを浴びているので、
たじろぎながらももちっと正確に記しますと、
貸倒引当金については、毎期金額計上をすべしというよりも、
引当設定の手続きを毎期おこなうべし、となります。

手続きをおこなった結果、引当額ゼロと算定されたのであれば、
計上する必要はありません。

なお、本来は、
貸倒引当金の設定額そのものをボスのひとことで決めるのはマズく、
ゼロだと言われても算定手順に従って算定したらゼロにならなかったのであれば
計上すべき、といえます。

ちなみに、算定手順については、
きっちりやるのならばちと込み入っているので、
たぶん本を見るのが一番早いかと思います。
(きっちりやるなら例えば、通常の債権については貸倒実績率法を使いますが、
 新規立ち上げの場合には同業他社の引当率を採用するなどの
 代替手法を使うことになります。)

参考までに、優良得意先ばかりと何年もお付き合いしている会社の場合、
貸倒実績率法を適用して、過去数年の貸倒実績+今後の見通しで判定したときに、
貸倒引当金計上額がゼロ判定になることは、あり得ます。
(貸倒実績率法でも「+今後の見通し」を付け加えねばならない点が、ミソです。)


それから、会計上のミスの影響は、
よく言われるのが株主や債権者に悪影響を与えるってことでして、
彼らがそのミスにより損害を受けたら、会社は責任追及を受けます。
また、将来M&Aなどの対象になった場合、過去のミスは足を引っ張ります。

もっとも、実務上で一番問題になるのは、
債権者のひとりである金融機関の評価です。
ミスの程度にもよりますが、
大ミスこいたら彼らの評価を下げる可能性が少なくありませんヨ。

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1 konta 2006/01/17 15:45
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4 かめへん 2006/01/17 18:06
5 ron 2006/01/17 20:14
6 おけ 2006/01/18 23:55
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8 小桃 2006/01/19 17:14
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17 伊藤英明 2006/01/25 18:39
18 小桃 2006/01/25 18:49
19
Re: 貸倒損失処理にするには?
おけ 2006/01/25 23:58
20 伊藤英明 2006/01/26 10:02
21 小桃 2006/01/26 15:50
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