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退職給付会計において

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退職給付会計において

2005/11/18 00:47

積極参加

回答数:3

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退職給付会計における割引率および期待運用収益率をみなさんどのように決定していますか?
当社では、割引率は平均残存勤務期間の日本証券協会の格付マトリックスを使用して指標としております。他にはなにかありますか?
期待運用収益率は、実際の運用利回りは最近の株価上昇で評価増減加味後で10%以上あるので、そのまま使えません。2−3%でいいかなとは思っていても、指標となるものがありません。信託先の予想は5%弱だし、、、何かいい方法はないでしょうか?

またまた、これらの諸利率は年度末時点での判断となるため、もし変更を要する場合、債務の再計算は時間がかかるものなので、やはり2通りの率とかで計算依頼をしておくべきでしょうか?

退職給付会計における割引率および期待運用収益率をみなさんどのように決定していますか?
当社では、割引率は平均残存勤務期間の日本証券協会の格付マトリックスを使用して指標としております。他にはなにかありますか?
期待運用収益率は、実際の運用利回りは最近の株価上昇で評価増減加味後で10%以上あるので、そのまま使えません。2−3%でいいかなとは思っていても、指標となるものがありません。信託先の予想は5%弱だし、、、何かいい方法はないでしょうか?

またまた、これらの諸利率は年度末時点での判断となるため、もし変更を要する場合、債務の再計算は時間がかかるものなので、やはり2通りの率とかで計算依頼をしておくべきでしょうか?

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1. Re: 退職給付会計において

2005/11/20 17:36

おけ

さらにすごい常連さん

編集

私の勤務先は退職給付会計の開始を見込んで退職金制度を廃止しちまいやがった
(あ、悪い口ききました、お目汚しスミマセン)
ので、聞いた話を書き込んでみますと、
まず割引率については、
過去5年程度の長期国債利回りをベースにするのが良いとされています。
ただ、これはやんわりとした推奨でしかないので、
会社によっては「ええっ?」というような割引率を使っているところもあります。

また、期待運用収益率については、
過去5年分程度の実績率をベースにするのが良さそうだとされています。
ただ、こちらも同様に、「うそっ!」という利率を使っている会社もあります。

参考URL:
http://www.ne.jp/asahi/koueki/account-tax/kizyun3.htm
http://www.chuoaoyama.or.jp/webcan/kessan/020410_0402.html
http://www.nissay.co.jp/houjin/fukuri/nenkin/pdf/2004_01.pdf
http://www.nissay.co.jp/houjin/fukuri/nenkin/pdf/h13pbo.pdf
http://www.sumitomotrust.co.jp/PEN/research/pdf/ronbun03.pdf

私の勤務先は退職給付会計の開始を見込んで退職金制度を廃止しちまいやがった
(あ、悪い口ききました、お目汚しスミマセン)
ので、聞いた話を書き込んでみますと、
まず割引率については、
過去5年程度の長期国債利回りをベースにするのが良いとされています。
ただ、これはやんわりとした推奨でしかないので、
会社によっては「ええっ?」というような割引率を使っているところもあります。

また、期待運用収益率については、
過去5年分程度の実績率をベースにするのが良さそうだとされています。
ただ、こちらも同様に、「うそっ!」という利率を使っている会社もあります。

参考URL:
http://www.ne.jp/asahi/koueki/account-tax/kizyun3.htm
http://www.chuoaoyama.or.jp/webcan/kessan/020410_0402.html
http://www.nissay.co.jp/houjin/fukuri/nenkin/pdf/2004_01.pdf
http://www.nissay.co.jp/houjin/fukuri/nenkin/pdf/h13pbo.pdf
http://www.sumitomotrust.co.jp/PEN/research/pdf/ronbun03.pdf

返信

2. Re: 退職給付会計において

2005/11/21 00:11

積極参加

編集

早速の回答ありがとうございました。
日本生命の統計は「こんな資料があったとは」といった感じで
早速会社でプリントアウトして熟読し上司へ報告しようと思っ
ております。退職給付会計自体が見積もりの世界ですから、率の決定も平均とかで、結構あいまいというか、、なんというか。
合理的な資料を揃え、役員会とかで「これで行く」という方針で
あればいいんですよね・・・
まあどこの会社も割引率は同率だけど、、、運用収益率に差があるから、悲しい・・・信託先がんばってって感じです。
回答ありがとうございました。

早速の回答ありがとうございました。
日本生命の統計は「こんな資料があったとは」といった感じで
早速会社でプリントアウトして熟読し上司へ報告しようと思っ
ております。退職給付会計自体が見積もりの世界ですから、率の決定も平均とかで、結構あいまいというか、、なんというか。
合理的な資料を揃え、役員会とかで「これで行く」という方針で
あればいいんですよね・・・
まあどこの会社も割引率は同率だけど、、、運用収益率に差があるから、悲しい・・・信託先がんばってって感じです。
回答ありがとうございました。

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3. Re: 退職給付会計において

2005/11/21 02:01

おけ

さらにすごい常連さん

編集

割引率も期待運用収益率も、
どんな値を採るのかによってまったく違う計算結果が出るので、
やろうと思えば恣意的な操作が出来てしまうんですよね。

そこで、それを排除するため、過去のデータを使う、と。
加えて、一時の経済の浮かれ沈みが大きく入り込まないようにするため、
数年間の平均をもってくる、とこういう訳デス。

収益率の予測値なんて当たりっこないと考えてしまうと、
会計の基本に、合理的な範囲で石橋を叩きなさい、というのがありますから、
未来予想図を描くよりは過去の積み上げを元に判断するほうがベター、
となるんです。

参考URL(追加):
http://www.mizuho-ri.co.jp/research/economics/pdf/japan-insight/NKI050831.pdf
http://www.dir.co.jp/consulting/report/pension/rule/020101rule-2.pdf
(http://www.dir.co.jp/consulting/report/pension/rule/02010102rule.htmlより)
http://www.iic.tuis.ac.jp/edoc/journal/jhk/j12-3/j12-3f.html
(日本基準で平均値を採ることを推奨する理由が出ている)

割引率も期待運用収益率も、
どんな値を採るのかによってまったく違う計算結果が出るので、
やろうと思えば恣意的な操作が出来てしまうんですよね。

そこで、それを排除するため、過去のデータを使う、と。
加えて、一時の経済の浮かれ沈みが大きく入り込まないようにするため、
数年間の平均をもってくる、とこういう訳デス。

収益率の予測値なんて当たりっこないと考えてしまうと、
会計の基本に、合理的な範囲で石橋を叩きなさい、というのがありますから、
未来予想図を描くよりは過去の積み上げを元に判断するほうがベター、
となるんです。

参考URL(追加):
http://www.mizuho-ri.co.jp/research/economics/pdf/japan-insight/NKI050831.pdf
http://www.dir.co.jp/consulting/report/pension/rule/020101rule-2.pdf
http://www.dir.co.jp/consulting/report/pension/rule/02010102rule.htmlより)
http://www.iic.tuis.ac.jp/edoc/journal/jhk/j12-3/j12-3f.html
(日本基準で平均値を採ることを推奨する理由が出ている)

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