久しぶりに質問させていただきます。
当院において薬価改定に伴う遡及値引きを行いました。
この仕訳について教えてください。
この度、H22年4月の薬価改定による薬価を基準とし、
入札を行いました。
その結果、大幅に単価が下がったために、改定前の価格で
購入していた薬品費分(H22年4月~H23年2月まで)についても、
支払い薬品代を今回入札で決定した新価格とし、その
差額分を遡及し3月の請求分からの値引きとすることとなり
ました。
そこで、次の2つの仕訳についてお示しいただけませんで
しょうか。
1. Aメーカーの過去(H22.4~H23.2)の請求分について、
新単価(今回入札で決定した価格)で計算しなおしたところ、
過去の請求分から500万円の値引きとなった。
Aメーカーの3月の請求分600万円から値引きする。
2. Bメーカーについても、Aメーカーと同様に過去(H22.4
~H23.2)の請求分について、新単価(今回入札で決定した
価格)で計算しなおしたところ、過去の請求分から400万円の
値引きとなった。しかし、Bメーカーの3月の請求分は、
300万円しかないため、3月の請求額はゼロとし、差額の
100万円については、4月に現金を振り込むこととなった。
ともに当院では年一決算(3月)である。薬品代金については、
医材薬品費とし、支払いは月末締め、翌月末支払いとしている。
また仕入勘定等の売上原価勘定は使用しない。従い、
買掛金、仕入割戻勘定も使用しない。
これについての仕訳は次のとおりでよろしいでしょうか。
1.について (万円)
【3月処理】
(医材薬品費)600 (雑収益)500
(未払金)100
【4月処理】
(未払金) 100 (現預金)100
2.について
【3月処理】
(医材薬品費)300 (雑収益)400
(未収金) 100
【4月処理】
(現預金) 100 (未収金) 100
考えるポイントとしては
① 薬価改定の遡及値引きは経常的なものかどうか。
② 医業費用と考えるか医業外費用と考えるか。
があると考えます。
以上、よろしくお願いします。
余談ではありますが、病院会計準則によれば、医業損益計算
区分が企業会計原則における営業損益区分にあたると考えて
よいと思いますが、この中に薬品費だけではなく、給与から、
保守料、修繕費、果ては研修費、交際費まで入っています。
やはり医療業界とは大きくても中身はせいぜい中小企業レベル、
小さな工場レベルであり、活動分析など原価管理などを考える
能力のあるレベルではないように思えます。
久しぶりに質問させていただきます。
当院において薬価改定に伴う遡及値引きを行いました。
この仕訳について教えてください。
この度、H22年4月の薬価改定による薬価を基準とし、
入札を行いました。
その結果、大幅に単価が下がったために、改定前の価格で
購入していた薬品費分(H22年4月~H23年2月まで)についても、
支払い薬品代を今回入札で決定した新価格とし、その
差額分を遡及し3月の請求分からの値引きとすることとなり
ました。
そこで、次の2つの仕訳についてお示しいただけませんで
しょうか。
1. Aメーカーの過去(H22.4~H23.2)の請求分について、
新単価(今回入札で決定した価格)で計算しなおしたところ、
過去の請求分から500万円の値引きとなった。
Aメーカーの3月の請求分600万円から値引きする。
2. Bメーカーについても、Aメーカーと同様に過去(H22.4
~H23.2)の請求分について、新単価(今回入札で決定した
価格)で計算しなおしたところ、過去の請求分から400万円の
値引きとなった。しかし、Bメーカーの3月の請求分は、
300万円しかないため、3月の請求額はゼロとし、差額の
100万円については、4月に現金を振り込むこととなった。
ともに当院では年一決算(3月)である。薬品代金については、
医材薬品費とし、支払いは月末締め、翌月末支払いとしている。
また仕入勘定等の売上原価勘定は使用しない。従い、
買掛金、仕入割戻勘定も使用しない。
これについての仕訳は次のとおりでよろしいでしょうか。
1.について (万円)
【3月処理】
(医材薬品費)600 (雑収益)500
(未払金)100
【4月処理】
(未払金) 100 (現預金)100
2.について
【3月処理】
(医材薬品費)300 (雑収益)400
(未収金) 100
【4月処理】
(現預金) 100 (未収金) 100
考えるポイントとしては
① 薬価改定の遡及値引きは経常的なものかどうか。
② 医業費用と考えるか医業外費用と考えるか。
があると考えます。
以上、よろしくお願いします。
余談ではありますが、病院会計準則によれば、医業損益計算
区分が企業会計原則における営業損益区分にあたると考えて
よいと思いますが、この中に薬品費だけではなく、給与から、
保守料、修繕費、果ては研修費、交際費まで入っています。
やはり医療業界とは大きくても中身はせいぜい中小企業レベル、
小さな工場レベルであり、活動分析など原価管理などを考える
能力のあるレベルではないように思えます。