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売買目的有価証券の評価について

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売買目的有価証券の評価について

2008/05/16 22:37

wo7

おはつ

回答数:5

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  前年度に取得した上場会社の有価証券を、今回の決算より売買目的有価証券として評価損益を計上しようと考えております。 前年度の決算ではこの有価証券の評価損益は計上してませんでした。ただし勘定科目の内訳書には売買目的有価証券と記載してます。 当社には専属のトレーダーはいませんが、税務上、今年度に計上する評価損益は認められるのでしょうか?
もし認められるとしたら、
決算での仕訳は 有価証券評価損益勘定で処理してよいのでしょうか?
また 次年度の期首(洗い替え)ではどのような仕訳になるのでしょうか?  
       よろしくお願いします。
  

  前年度に取得した上場会社の有価証券を、今回の決算より売買目的有価証券として評価損益を計上しようと考えております。 前年度の決算ではこの有価証券の評価損益は計上してませんでした。ただし勘定科目の内訳書には売買目的有価証券と記載してます。 当社には専属のトレーダーはいませんが、税務上、今年度に計上する評価損益は認められるのでしょうか?
もし認められるとしたら、
決算での仕訳は 有価証券評価損益勘定で処理してよいのでしょうか?
また 次年度の期首(洗い替え)ではどのような仕訳になるのでしょうか?  
       よろしくお願いします。
  

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1. Re: 売買目的有価証券の評価について

2008/05/17 12:16

karz

すごい常連さん

編集

A100円で取得、B期末150円、C翌期首100円、D翌期末200円の場合

150円で評価したものを翌期中に180円で売却した場合は30円の売却益となります(切放法の帳簿価格が売却原価になって有価証券売却損益を計算)

取得価額に戻しても意味がないからです。
戻すと50の損と80円の益となり相殺すると30の益となります。

あまり見ませんが評価損益と売却損益を一括して「運用損益」勘定を用いる場合もあります。

A100円で取得、B期末150円、C翌期首100円、D翌期末200円の場合

150円で評価したものを翌期中に180円で売却した場合は30円の売却益となります(切放法の帳簿価格が売却原価になって有価証券売却損益を計算)

取得価額に戻しても意味がないからです。
戻すと50の損と80円の益となり相殺すると30の益となります。

あまり見ませんが評価損益と売却損益を一括して「運用損益」勘定を用いる場合もあります。

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2. Re: 売買目的有価証券の評価について

2008/05/17 02:47

wo7

おはつ

編集

大変よく分かりました。 で 切放し法という方法を知りました。翌期末まで処理しないということですね。 期首で処理しなかった場合に、翌期で売却して売却損益が発生した場合の売却原価は、当初の取得価額に戻すんでしょうかね? それとも切放法の帳簿価格が売却原価になって有価証券売却損益を計算するんでしょうか・・・? 夜中にすみませんmm; 明日でもかまいません^o^;

大変よく分かりました。 で 切放し法という方法を知りました。翌期末まで処理しないということですね。 期首で処理しなかった場合に、翌期で売却して売却損益が発生した場合の売却原価は、当初の取得価額に戻すんでしょうかね? それとも切放法の帳簿価格が売却原価になって有価証券売却損益を計算するんでしょうか・・・? 夜中にすみませんmm; 明日でもかまいません^o^;

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3. Re: 売買目的有価証券の評価について

2008/05/17 01:53

karz

すごい常連さん

編集

確かに期首何もない状態から「益」で逆仕訳するとマイナスになります。

解決案としては

1.仕訳に「評価損益」を用います。損と益を両方兼ね備えているのでマイナスにはなりません。ただし損益計算書には「評価益」か「評価損」で正しく表示します。会計ソフト上では設定がいるのかも・・・

2.マイナスでも実害は無いので無視しておく。どこかに提出しない限り期中はマイナスでも問題ありません。利益の金額も変わりません(マイナスの益は損扱いです)

3.洗替処理をしないで切放法を採用する。
これは逆仕訳をしない(評価しっぱなし)方法です。

A100円で取得、B期末150円、C翌期首100円、D翌期末200円の場合

洗替法を使うと翌期末には戻した100円と200円を比べて100円の益が生じます。期首に逆仕訳で50円のマイナスの益(50円の損)があるので相殺すると50円の益です

切放法を使うと逆仕訳をしない(評価しっぱなし)のため翌期末には150円と200円を比べて50円の益が生じます

どちらを採用しても結果は同じです。

確かに期首何もない状態から「益」で逆仕訳するとマイナスになります。

解決案としては

1.仕訳に「評価損益」を用います。損と益を両方兼ね備えているのでマイナスにはなりません。ただし損益計算書には「評価益」か「評価損」で正しく表示します。会計ソフト上では設定がいるのかも・・・

2.マイナスでも実害は無いので無視しておく。どこかに提出しない限り期中はマイナスでも問題ありません。利益の金額も変わりません(マイナスの益は損扱いです)

3.洗替処理をしないで切放法を採用する。
これは逆仕訳をしない(評価しっぱなし)方法です。

A100円で取得、B期末150円、C翌期首100円、D翌期末200円の場合

洗替法を使うと翌期末には戻した100円と200円を比べて100円の益が生じます。期首に逆仕訳で50円のマイナスの益(50円の損)があるので相殺すると50円の益です

切放法を使うと逆仕訳をしない(評価しっぱなし)のため翌期末には150円と200円を比べて50円の益が生じます

どちらを採用しても結果は同じです。

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4. Re: 売買目的有価証券の評価について

2008/05/17 01:04

wo7

おはつ

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夜分遅くにありがとうございます。
翌期首の仕訳ですが、有価証券評価益(損益)で仕訳すると、その勘定科目はマイナス表示になるのですが・・・ そこで悩んでいます・・・

夜分遅くにありがとうございます。
翌期首の仕訳ですが、有価証券評価益(損益)で仕訳すると、その勘定科目はマイナス表示になるのですが・・・ そこで悩んでいます・・・

返信

5. Re: 売買目的有価証券の評価について

2008/05/17 00:04

karz

すごい常連さん

編集

会計上税務上ともに売買目的有価証券は時価で評価します(しなければならない規定)


期末には評価損益を計上して、翌期首に洗替処理(単純に逆仕訳で元に戻す)をします。

他にもありますが結果は同じなので省略しますが、税務上では洗替処理なので会計も同じにしておくと楽です。


仕訳「評価益がある場合」

期末 有価証券 / 有価証券評価益(損益)

翌期首 有価証券評価益(損益) / 有価証券



トレーダーがいない場合には、取得日において帳簿書類(仕訳)で短期売買目的の有価証券と示せば売買目的有価証券となります。

会計上税務上ともに売買目的有価証券は時価で評価します(しなければならない規定)


期末には評価損益を計上して、翌期首に洗替処理(単純に逆仕訳で元に戻す)をします。

他にもありますが結果は同じなので省略しますが、税務上では洗替処理なので会計も同じにしておくと楽です。


仕訳「評価益がある場合」

期末 有価証券 / 有価証券評価益(損益)

翌期首 有価証券評価益(損益) / 有価証券



トレーダーがいない場合には、取得日において帳簿書類(仕訳)で短期売買目的の有価証券と示せば売買目的有価証券となります。

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