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2. Re: 未払金の差額について
2007/10/03 15:22
決算段階ではまだハッキリした金額がわからないので、見積もりにより計上していた場合、後日確定した金額と差異が生じてしまうことがあります。
このような場合、よほど多額でなければ、いちいち遡って修正申告をする、といっためんどくさいことはしません。
税法上は、当期の収益・費用として処理すればOKです。
会計上は、前期損益の修正損(特別損失)、前期損益の修正益(特別利益)とするのが本当ですが、金額が軽微な場合には、重要性が乏しいと判断し、雑損失・雑収入とすることもできます。
今回のケースでは、前期の通信費の未払金4,500円と見積もったところ、実際には4,442円だったわけですから、前期の費用(通信費)の見積もりが実際よりも58円過大だったわけですね。
したがって、前期の費用を58円取り消すわけですから、雑収入58円ということになります。
未払金58 / 雑収入58
あるいは別解として、当期の通信費に含めてしまうという方法もあります。
会計理論的にはあまり合理性がありませんが、金額が小さければこのような簡便的な処理をすることも実務上はときどき見かけます。
未払金58 / 通信費58
教科書的にいうと、理論的にはあまり正しい方法ではないので、大きい声では勧められませんが、しかしわざわざ「雑収入」「雑損失」という科目にすると、目立ってしまい社内的にめんどくさい(決済の問題等々)があるので、ごくごく少額であれば、このように当期の費用(通信費)で調整してしまう手抜きな処理をすることもあります。
どちらでもお好みでどうぞ。
決算段階ではまだハッキリした金額がわからないので、見積もりにより計上していた場合、後日確定した金額と差異が生じてしまうことがあります。
このような場合、よほど多額でなければ、いちいち遡って修正申告をする、といっためんどくさいことはしません。
税法上は、当期の収益・費用として処理すればOKです。
会計上は、前期損益の修正損(特別損失)、前期損益の修正益(特別利益)とするのが本当ですが、金額が軽微な場合には、重要性が乏しいと判断し、雑損失・雑収入とすることもできます。
今回のケースでは、前期の通信費の未払金4,500円と見積もったところ、実際には4,442円だったわけですから、前期の費用(通信費)の見積もりが実際よりも58円過大だったわけですね。
したがって、前期の費用を58円取り消すわけですから、雑収入58円ということになります。
未払金58 / 雑収入58
あるいは別解として、当期の通信費に含めてしまうという方法もあります。
会計理論的にはあまり合理性がありませんが、金額が小さければこのような簡便的な処理をすることも実務上はときどき見かけます。
未払金58 / 通信費58
教科書的にいうと、理論的にはあまり正しい方法ではないので、大きい声では勧められませんが、しかしわざわざ「雑収入」「雑損失」という科目にすると、目立ってしまい社内的にめんどくさい(決済の問題等々)があるので、ごくごく少額であれば、このように当期の費用(通信費)で調整してしまう手抜きな処理をすることもあります。
どちらでもお好みでどうぞ。
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