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実現主義とは??

質問 回答受付中

実現主義とは??

2007/08/23 17:57

GENCHAN

おはつ

回答数:6

編集

お世話になってます。
実現主義について、今一ピンと来ないので、どなたかご教授願います。

実現主義とは一般的に『収益を実現の時点で認識すること。また実現の時点とは、財貨または用役の移転とそれに対する現金または現金等価物の取得を指す』と本には書いてありましたが、その「現金等の取得」について「?」なのです。

当社では決算の際に「現金の入金がないのに」収益を計上しております。ただし、客先から「受領書」を頂戴して、物件の引渡しの確認を書面にて行っており、この書類が会計監査において重要視されております。

でも、これって冒頭の原則から少し外れてしまっているような気がします(現金の取得がない、わけですので)が、でも書面を受領しているならば、客観的な裏付があるわけなのでOKの気もします。これまでこれでやっているのでOKなはずなのですが、再度確認させていただきたいと思います。宜しくお願いいたします。

お世話になってます。
実現主義について、今一ピンと来ないので、どなたかご教授願います。

実現主義とは一般的に『収益を実現の時点で認識すること。また実現の時点とは、財貨または用役の移転とそれに対する現金または現金等価物の取得を指す』と本には書いてありましたが、その「現金等の取得」について「?」なのです。

当社では決算の際に「現金の入金がないのに」収益を計上しております。ただし、客先から「受領書」を頂戴して、物件の引渡しの確認を書面にて行っており、この書類が会計監査において重要視されております。

でも、これって冒頭の原則から少し外れてしまっているような気がします(現金の取得がない、わけですので)が、でも書面を受領しているならば、客観的な裏付があるわけなのでOKの気もします。これまでこれでやっているのでOKなはずなのですが、再度確認させていただきたいと思います。宜しくお願いいたします。

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1. Re: 実現主義とは??

2007/08/27 09:07

takapon

すごい常連さん

編集

>これは「発生主義でやったとすれば」のほうが、まだ理解できるのですが・・・


発生主義と書いたつもりでおりました。
混乱させてすみませんッス。

>これは「発生主義でやったとすれば」のほうが、まだ理解できるのですが・・・


発生主義と書いたつもりでおりました。
混乱させてすみませんッス。

返信

2. Re: 実現主義とは??

2007/08/27 07:33

PTA

すごい常連さん

編集

重箱の隅をほじくるようで恐縮ですが・・・

>ちなみに収益を実現主義でやったとすると物を作った時点で売れていなくても売上が上がるみたいな感じになりますね。

これは「発生主義でやったとすれば」のほうが、まだ理解できるのですが・・・

全体を否定するつもりではありません。
同じ事を申し上げて恐縮ですが、
1.会計的には、収益をいつどのように認識するかがまずポイント(出荷基準、検収基準など・・・)
そしてこれは、保守主義の原則により、未実現利益は計上しない(モノを作っただけで、販売がなされていなければダメ)とされているので、適正な認識基準を設定すること。
2.費用収益対応の原則により、当期に実現した収益獲得に要した費用を全て計上し対応させる。従って、CASHOUTを伴わない場合でも、当期の費用として確定しているものは計上する(発生主義)。

こういうことではないかと・・・実現主義が発生主義の補完関係にあるというより、別概念として存在するのかもしれません・・・まあ、どちらでも実務には影響ないので、ヒマな学者が勝手に議論したらいいことでしょう。

重箱の隅をほじくるようで恐縮ですが・・・

>ちなみに収益を実現主義でやったとすると物を作った時点で売れていなくても売上が上がるみたいな感じになりますね。

これは「発生主義でやったとすれば」のほうが、まだ理解できるのですが・・・

全体を否定するつもりではありません。
同じ事を申し上げて恐縮ですが、
1.会計的には、収益をいつどのように認識するかがまずポイント(出荷基準、検収基準など・・・)
そしてこれは、保守主義の原則により、未実現利益は計上しない(モノを作っただけで、販売がなされていなければダメ)とされているので、適正な認識基準を設定すること。
2.費用収益対応の原則により、当期に実現した収益獲得に要した費用を全て計上し対応させる。従って、CASHOUTを伴わない場合でも、当期の費用として確定しているものは計上する(発生主義)。

こういうことではないかと・・・実現主義が発生主義の補完関係にあるというより、別概念として存在するのかもしれません・・・まあ、どちらでも実務には影響ないので、ヒマな学者が勝手に議論したらいいことでしょう。

返信

3. Re: 実現主義とは??

2007/08/24 13:02

takapon

すごい常連さん

編集

>現在の会計処理は発生主義に基づいて行うことを要求し、費用と収益を対応させるため、費用の発生については発生主義の原則、収益の計上には発生主義の原則を補完するものとして、実現主義の原則を適用している。』。


費用は発生主義。収益は実現主義。で最後にこの二つを費用収益対応で合わせて収益に対応するものだけ費用とするってことでしょうね。


ちなみに収益を実現主義でやったとすると物を作った時点で売れていなくても売上が上がるみたいな感じになりますね。

理論上であれば物を作ったて活動が企業の成果なわけでその意味では収益も発生主義で把握するのが一番いいのかもしれませんがそうすると恣意性や不確実性が排除できなくなるので確実なもののみ収益にあげるってことですね。ある意味では保守主義に従ってるといえると思います。

>現在の会計処理は発生主義に基づいて行うことを要求し、費用と収益を対応させるため、費用の発生については発生主義の原則、収益の計上には発生主義の原則を補完するものとして、実現主義の原則を適用している。』。


費用は発生主義収益は実現主義。で最後にこの二つを費用収益対応で合わせて収益に対応するものだけ費用とするってことでしょうね。


ちなみに収益を実現主義でやったとすると物を作った時点で売れていなくても売上が上がるみたいな感じになりますね。

理論上であれば物を作ったて活動が企業の成果なわけでその意味では収益も発生主義で把握するのが一番いいのかもしれませんがそうすると恣意性や不確実性が排除できなくなるので確実なもののみ収益にあげるってことですね。ある意味では保守主義に従ってるといえると思います。

返信

4. Re: 実現主義とは??

2007/08/24 11:58

GENCHAN

おはつ

編集

皆様ありがとうございます。
なるほど!でした。ご丁寧にありがとうございます。

確認のため、さらに質問させてください。

発生主義会計とは、(1)発生主義の原則(2)実現主義の原則(3)費用収益対応の原則 から成ると、確かどこかに書いてあったと記憶しているのですが、これらを総括すると、

『現在の会計処理は発生主義に基づいて行うことを要求し、費用と収益を対応させるため、費用の発生については発生主義の原則、収益の計上には発生主義の原則を補完するものとして、実現主義の原則を適用している。』

このような認識でよろしいのでしょうか?
自分の文章力のなさにがっかりですが・・・

皆様ありがとうございます。
なるほど!でした。ご丁寧にありがとうございます。

確認のため、さらに質問させてください。

発生主義会計とは、(1)発生主義の原則(2)実現主義の原則(3)費用収益対応の原則 から成ると、確かどこかに書いてあったと記憶しているのですが、これらを総括すると、

『現在の会計処理は発生主義に基づいて行うことを要求し、費用と収益を対応させるため、費用の発生については発生主義の原則、収益の計上には発生主義の原則を補完するものとして、実現主義の原則を適用している。』

このような認識でよろしいのでしょうか?
自分の文章力のなさにがっかりですが・・・

返信

5. Re: 実現主義とは??

2007/08/24 08:03

PTA

すごい常連さん

編集

蛇足と思いつつ・・・

売上計上基準(収益実現認識の基準)が明確で(御社では、受領書をもらったときに売上計上でしょうか)あれば、売上が確定(実現)した時点で、

売掛金/売上高 と、処理されているはずです。

ここで言う収益とは売上高のことですから、帳簿上も売上は実現しています。
何も問題はありません。

釈迦に説法かもしれませんが

蛇足と思いつつ・・・

売上計上基準収益実現認識の基準)が明確で(御社では、受領書をもらったときに売上計上でしょうか)あれば、売上が確定(実現)した時点で、

売掛金/売上高 と、処理されているはずです。

ここで言う収益とは売上高のことですから、帳簿上も売上は実現しています。
何も問題はありません。

釈迦に説法かもしれませんが

返信

6. Re: 実現主義とは??

2007/08/23 18:32

TOKUJIN

すごい常連さん

編集

現金等価物・・・とありますよね。
具体的には「売掛金」です。
取引が成立した(=引き渡して受領書をもらった)段階で、売掛金という現金回収手段を確保したわけです。
この段階で、収益が「確実」なものとなった、ということです。
相手が倒産したら回収できない可能性はありますが、回収できなかったからといって売上が取り消されるものではありませんので。

現金等価物・・・とありますよね。
具体的には「売掛金」です。
取引が成立した(=引き渡して受領書をもらった)段階で、売掛金という現金回収手段を確保したわけです。
この段階で、収益が「確実」なものとなった、ということです。
相手が倒産したら回収できない可能性はありますが、回収できなかったからといって売上が取り消されるものではありませんので。

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