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売上高と収入の違い

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売上高と収入の違い

2006/04/04 20:53

yoshichi-

おはつ

回答数:2

編集

駐車場に勤務している経理マンです。
当社の決算資料では、会社の収入を収入の部と表示しています。
上層部より、なぜわが社売上高と表示しないのか?質問がきました。
仕入をしているものがないし、ものを販売したり、製造している会社ではないから、だと答えましたが、納得してもらえません。
売上高と収入の違いを明確に説明できる方、教えてください。

駐車場に勤務している経理マンです。
当社の決算資料では、会社の収入を収入の部と表示しています。
上層部より、なぜわが社売上高と表示しないのか?質問がきました。
仕入をしているものがないし、ものを販売したり、製造している会社ではないから、だと答えましたが、納得してもらえません。
売上高と収入の違いを明確に説明できる方、教えてください。

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1. Re: 売上高と収入の違い

2006/04/09 22:39

おけ

さらにすごい常連さん

編集

世間ではごっちゃになっていますし税務上もそれほど気を遣う
必要のない部分ではありますけども、仕訳上簿記会計上では、
売上と収入とはまったくの別物です。

収入というのは、sika-sikaさんお書きのように
現金受取のことを指します。

売上というのは、「収益」の中のひとつでして、
現金売買だけでなく掛売りなどでもOKです。

そして、収益の中にはもうひとつ、「役務収益(役務提供収益)」
がありまして、これはサービス提供の収益です。


さて、駐車場はスペースを提供して収益を挙げていますよね。
これはつまりはサービス提供ですから、
簿記会計上の「売上」ではなく、
「役務収益」ということになります。


なお、「売上高の部」「収入の部」といった区分名は、
株式会社の損益計算書においては、現在は使わないのが一般的です。
(「営業損益の部」なら使います。)

世間ではごっちゃになっていますし税務上もそれほど気を遣う
必要のない部分ではありますけども、仕訳上簿記会計上では、
売上と収入とはまったくの別物です。

収入というのは、sika-sikaさんお書きのように
現金受取のことを指します。

売上というのは、「収益」の中のひとつでして、
現金売買だけでなく掛売りなどでもOKです。

そして、収益の中にはもうひとつ、「役務収益(役務提供収益)」
がありまして、これはサービス提供の収益です。


さて、駐車場はスペースを提供して収益を挙げていますよね。
これはつまりはサービス提供ですから、
簿記会計上の「売上」ではなく、
「役務収益」ということになります。


なお、「売上高の部」「収入の部」といった区分名は、
株式会社の損益計算書においては、現在は使わないのが一般的です。
(「営業損益の部」なら使います。)

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2. Re: 売上高と収入の違い

2006/04/05 12:50

しかしか

さらにすごい常連さん

編集

駐車場経営をしている民間会社なのですよね?

それでしたら、損益計算書の表示は、「駐車場収入」でも「駐車場売上」でも、どちらでも同じですから、お好きなほうを採用すればよろしいかと思います。

まあ、経営者が「売上高」という表示にしたいというのでしたら、そうなさってみてはいかがでしょうか?

あくまでも私の個人的な考えですが、厳密にいうと、「収入」という言葉は現金や預金の収入、すなわち当期の「入金」を意味します。
「売上」とは当期の営業収益という意味であり、必ずしも当期の現金預金収入とイコールではありません。

当期の「売上」とは、過去の収入(前受金/売上)、当期の収入(現金/売上)、将来の収入(売掛金/売上)により計上されるものです。

しかし、世間一般的には、収入=売上という意味でもよく使われています。
また、税法(特に所得税法)でも、収入=売上収益という意味で使っていますので、あまり両者を厳密に使い分けてはいません。

というわけで、損益期計算書の表示は、〜〜売上高でも、〜〜収入でも、どちらでもお好きなほうで差し支えないのではないかと私は思います。

駐車場経営をしている民間会社なのですよね?

それでしたら、損益計算書の表示は、「駐車場収入」でも「駐車場売上」でも、どちらでも同じですから、お好きなほうを採用すればよろしいかと思います。

まあ、経営者が「売上高」という表示にしたいというのでしたら、そうなさってみてはいかがでしょうか?

あくまでも私の個人的な考えですが、厳密にいうと、「収入」という言葉は現金や預金の収入、すなわち当期の「入金」を意味します。
「売上」とは当期の営業収益という意味であり、必ずしも当期の現金預金収入とイコールではありません。

当期の「売上」とは、過去の収入(前受金/売上)、当期の収入(現金/売上)、将来の収入(売掛金/売上)により計上されるものです。

しかし、世間一般的には、収入=売上という意味でもよく使われています。
また、税法(特に所得税法)でも、収入=売上収益という意味で使っていますので、あまり両者を厳密に使い分けてはいません。

というわけで、損益期計算書の表示は、〜〜売上高でも、〜〜収入でも、どちらでもお好きなほうで差し支えないのではないかと私は思います。

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