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持分法会計
2005/03/24 08:55
1. Re: 持分法会計
2005/03/24 22:30
http://glovia.fujitsu.com/jp/cybersmr/renketsu/dht_a3_08.html
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2. Re: 持分法会計
2005/03/26 21:33
相殺はありませんが、例えばA社がB社の利益20%取り込むとその分A社の利益が増える。その結果、B社はA社の利益を取り込むので、A社がB社の利益を取り込みA社の利益が増える。その結果、・・・。
つまり、各社の一方の連結持分額の変動は必ず他方の連結持分額の変動をもたらすという循環的な関係にあります。
そこで、連立方程式を用いて両社の実質的な持分額を計算する必要があります。
ここで、A社の個別上の利益を100、実質的なA社の利益をA、B社の個別上の利益を200、実質的なB社の利益をBとし、それぞれ20%の株を持ち合っているとすると、次の連結方程式が成り立ちます。
A=100+B×20%
B=400+A×20%
この方程式を解くと、
A=187.5、B=437.5
となります。
つまり、
A社の持分法による投資利益は87.5(187.5−100)、
B社の持分法による投資利益は37.5(437.5−400)
となります。
上記計算は、原則的な方法ですが、持分関係が複雑になると、上記連立方程式を計算するのも煩雑ですので、持分法による投資損益が連結当期純損益に比較して重要性がない場合には、
それぞれ20%分だけの損益を取り込むという処理も認められています。
相殺はありませんが、例えばA社がB社の利益20%取り込むとその分A社の利益が増える。その結果、B社はA社の利益を取り込むので、A社がB社の利益を取り込みA社の利益が増える。その結果、・・・。
つまり、各社の一方の連結持分額の変動は必ず他方の連結持分額の変動をもたらすという循環的な関係にあります。
そこで、連立方程式を用いて両社の実質的な持分額を計算する必要があります。
ここで、A社の個別上の利益を100、実質的なA社の利益をA、B社の個別上の利益を200、実質的なB社の利益をBとし、それぞれ20%の株を持ち合っているとすると、次の連結方程式が成り立ちます。
A=100+B×20%
B=400+A×20%
この方程式を解くと、
A=187.5、B=437.5
となります。
つまり、
A社の持分法による投資利益は87.5(187.5−100)、
B社の持分法による投資利益は37.5(437.5−400)
となります。
上記計算は、原則的な方法ですが、持分関係が複雑になると、上記連立方程式を計算するのも煩雑ですので、持分法による投資損益が連結当期純損益に比較して重要性がない場合には、
それぞれ20%分だけの損益を取り込むという処理も認められています。
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