圧縮記帳について<至急>｜助け合い掲示板

圧縮記帳について<至急>

2011/02/01 01:22

すごい常連さん

回答数：2

こんにちは。
圧縮記帳についてみなさん教えて下さい。
私は、機械的に覚えただけなので
基本がわからず、うまく相手に説明ができなく困っています。

まず、基本的な事ですが
①圧縮記帳額から繰延税金負債と圧縮記帳積立金にわけるのでしょうか

②なぜ税効果が出てくるのか?

③圧縮額=圧縮記帳積立金ではいけないのか

④圧縮記帳についてわかりやすく説明するには?

⑤直接減額と積立金方式の違い

みなさんよろしくお願いします。

1. Re: 圧縮記帳について<至急>

2011/02/01 10:34

takapon

すごい常連さん

編集

至急との事だったので参考までに。
＞①圧縮記帳額から繰延税金負債と圧縮記帳積立金にわけるのでしょうか
そうなります。
圧縮額が１０００の場合
法人税等調整額　４００／繰延税金負債　４００
繰越利益剰余金６００　／　圧縮積立金　６００

って感じになります。

＞②なぜ税効果が出てくるのか

会計上の資産価格はそのままですが、税金計算上の資産は圧縮後の金額になるので資産価格に差が出るからです。

＞③圧縮額=圧縮記帳積立金ではいけないのか
税効果会計を適用している以上は無理かと思います。

会計上の簿価が税務上の簿価に比べて高いということは計算される減価償却費も高くなるわけで、この減価償却費の差額が税効果で調整されていく感じになります。

＞④圧縮記帳についてわかりやすく説明するには
ポイントは圧縮対象となる益にかかる税金の繰延ってことかと思います。益計上時に一括で税金を課されるのではなく、資産価格を下げることで毎期の減価償却費を低く計算されることで毎期支払う税金額が少しづつたかくなる＝繰り延べて税金を払う。

＞⑤直接減額と積立金方式の違い
直接減額は理屈的にあまり良くないとか聞いたことがありますが、メリットは税金の調整を行わなくていいとか会計上の資産圧縮に役立つってのがありますね。
逆に積立金方式は取得簿価がわかりやすいけど、税金調整や積立金の管理（資産が無くなったら積立金も取り崩すから複数資産なる場合とか別管理しなきゃいけない）
実務的には直接減額が簡単ではあると思います。

ぱっと書いてるので間違いがあるかもですが・・・
参考ってことでお願いします。