•  

助け合い

経理、労務、総務のことでわからないこと、利用者同士で助け合いを目的とした掲示板です。ルールを守ってご利用くださいませ。

プロフィットシェアの売上計上

質問 回答受付中

プロフィットシェアの売上計上

2007/05/08 15:48

小桃

すごい常連さん

回答数:14

編集

こんにちは。本日もよろしくお願いいたします。

ある教育用ソフトの販売に関して、A社とプロフィットシェア契約を結んでいるのですが、このプロフィットシェアの売上計上について教えてください。

ソフトの販売実績数の報告を受け、プロフィットシェアを計算しA社に請求します。今月末に初めて実績報告があります。

ソフト自体は、昨年の8月に納品し、12月ごろから発売開始しています。つまり、今月末の報告は、12月〜4月or5月分の実績となります。

そうすると、実績ベースで判断し、各月ごとに計上しなければいけないのでしょうか?

仮に、単価15,000円 プロフィットシェア5%
12月分実績数10個・・・・15,000x5%x10個=7,500
1月分実績20個・・・・・・15,000x5%x20個=15,000
    ・ 
    ・

2006年12月31日 売掛金 7,500 / 売上 7,500
2007年1月31日 売掛金 15,000 / 売上 15,000

このように仕訳をするのでしょうか?それとも、報告を受けた月にまとめて、
2007年5月31日 売掛金 22,500 / 売上 22,500
でも、いいのでしょうか?
 


 

こんにちは。本日もよろしくお願いいたします。

ある教育用ソフトの販売に関して、A社とプロフィットシェア契約を結んでいるのですが、このプロフィットシェアの売上計上について教えてください。

ソフトの販売実績数の報告を受け、プロフィットシェアを計算しA社に請求します。今月末に初めて実績報告があります。

ソフト自体は、昨年の8月に納品し、12月ごろから発売開始しています。つまり、今月末の報告は、12月〜4月or5月分の実績となります。

そうすると、実績ベースで判断し、各月ごとに計上しなければいけないのでしょうか?

仮に、単価15,000円 プロフィットシェア5%
12月分実績数10個・・・・15,000x5%x10個=7,500
1月分実績20個・・・・・・15,000x5%x20個=15,000
    ・ 
    ・

2006年12月31日 売掛金 7,500 / 売上 7,500
2007年1月31日 売掛金 15,000 / 売上 15,000

このように仕訳をするのでしょうか?それとも、報告を受けた月にまとめて、
2007年5月31日 売掛金 22,500 / 売上 22,500
でも、いいのでしょうか?
 


 

この質問に回答
回答

Re: プロフィットシェアの売上計上

2007/05/14 16:39

小桃

すごい常連さん

編集

sika-sikaさん、DISKYさん こんにちは。

やはり概算でも計上すべきだったのですね・・・。しかし、計算根拠を出すのが難しいので、今回は何も計上せずにいきたいと思います。
もちろん来年の決算の時には、必ず見積り額の計上を行います。
本当にいろいろとありがとうございました。

sika-sikaさん、DISKYさん こんにちは。

やはり概算でも計上すべきだったのですね・・・。しかし、計算根拠を出すのが難しいので、今回は何も計上せずにいきたいと思います。
もちろん来年の決算の時には、必ず見積り額の計上を行います。
本当にいろいろとありがとうございました。

返信

回答一覧
並び順:
表示:
1件〜14件 (全14件)
| 1 |

1. Re: プロフィットシェアの売上計上

2007/05/08 17:11

編集

◎んにちは。

プロフィットシェアって何ですか(笑)?
欧米にはさっぱりなもので。
委託販売のことかなぁ???

◎んにちは。

プロフィットシェアって何ですか(笑)?
欧米にはさっぱりなもので。
委託販売のことかなぁ???

返信

2. Re: プロフィットシェアの売上計上

2007/05/08 18:27

小桃

すごい常連さん

編集

こぱぱ殿 どうもです。

>プロフィットシェアって何ですか(笑)?
簡単に説明しますと、「ソフト販売の利益をシェアする。」ってことです。

つまり、A社がソフトを販売しますよね?その売上のうち、契約内容に沿った額が弊社にも配分されるんです。
従って、A社が継続的にソフトを販売し続けると、弊社にも僅かながら収入が継続的にあるってな仕組みです。

お分かりいただけますでしょうか???

弊社とA社で定めた額は、売上金額の5%(上限60万円)です。
販売実績の報告は、初回が5月31日で、その後は四半期ごとに行われるそうです。



こぱぱ殿 どうもです。

>プロフィットシェアって何ですか(笑)?
簡単に説明しますと、「ソフト販売の利益をシェアする。」ってことです。

つまり、A社がソフトを販売しますよね?その売上のうち、契約内容に沿った額が弊社にも配分されるんです。
従って、A社が継続的にソフトを販売し続けると、弊社にも僅かながら収入が継続的にあるってな仕組みです。

お分かりいただけますでしょうか???

弊社とA社で定めた額は、売上金額の5%(上限60万円)です。
販売実績の報告は、初回が5月31日で、その後は四半期ごとに行われるそうです。



返信

3. Re: プロフィットシェアの売上計上

2007/05/09 10:58

小桃

すごい常連さん

編集

引き続き、回答をお待ちしております。どなたかよろしくお願いしますm(_ _)m

よくよく考えると、初回の販売実績報告が5月末なんですけど、弊社は3月決算。この時期に報告を受けても、確定申告には間に合わないんですよね・・・。もちろん、株主総会にも間に合わないし :cry:

報告を受けて、実績月で計上しなければならないとしたら、「前期の売上計上漏れ」ということになりますよね?
その場合の、修正はどのようにすれば良いのでしょうか???

引き続き、回答をお待ちしております。どなたかよろしくお願いしますm(_ _)m

よくよく考えると、初回の販売実績報告が5月末なんですけど、弊社は3月決算。この時期に報告を受けても、確定申告には間に合わないんですよね・・・。もちろん、株主総会にも間に合わないし :cry:

報告を受けて、実績月で計上しなければならないとしたら、「前期の売上計上漏れ」ということになりますよね?
その場合の、修正はどのようにすれば良いのでしょうか???

返信

4. Re: プロフィットシェアの売上計上

2007/05/09 11:12

DISKY

すごい常連さん

編集

委託販売であれば売上計上は販売報告があったときに売上計上をすればいいことになっていたと思いますので、この場合も報告を受けたときに収益に計上すればいいと思います。
実際報告を受けない限りどのくらい計上すればいいか分かりませんから計上しようがないと思いますし。
自動販売機の販売手数料みたいな感覚になるように思います(金額の程度は違うと思いますが)。

税務署へ確認していただくのがベストですが、収益の計上期が多少ズレるだけなので特に問題にはならないと思うのですが・・・浅はかかな?^^;

委託販売であれば売上計上は販売報告があったときに売上計上をすればいいことになっていたと思いますので、この場合も報告を受けたときに収益に計上すればいいと思います。
実際報告を受けない限りどのくらい計上すればいいか分かりませんから計上しようがないと思いますし。
自動販売機の販売手数料みたいな感覚になるように思います(金額の程度は違うと思いますが)。

税務署へ確認していただくのがベストですが、収益の計上期が多少ズレるだけなので特に問題にはならないと思うのですが・・・浅はかかな?^^;

返信

5. Re: プロフィットシェアの売上計上

2007/05/09 11:41

しかしか

さらにすごい常連さん

編集

話はちょっと脱線しますが、日商簿記2級で習う「特殊商品販売」のなかに「委託販売」というのがあります。

 委託販売というのは、商品の販売を自ら行わないで、第三者に商品を積送し、手数料を支払って商品の販売を委託する販売形態です。

この委託販売の場合、いつ売上収益を認識(計上)するのかというと、
1.原則はあくまでもその商品を受託者が販売した時点。(販売基準)
2.例外は、仕切精算書が販売の都度送付されていることを条件に仕切精算書(売上計算書)の到達した日をもって売上収益の実現の日とみなす。(仕切精算書到達日基準)

となっています。

 委託販売とは、たいていの場合、委託者が遠隔にある受託者に商品の販売を委託するという販売形態であるため、受託者が行う販売行為を委託者側で逐一把握して、その都度委託販売収益を計上することは、実務上煩雑で困難なわけです。
そのため、例外として、仕切精算書による連絡があったつど、その連絡日(仕切精算書到達日)をもって売上とする方法も認められているわけですね。

このあたりから推測すると、komomoさんのケースについても、原則はそのA社が販売した時点で売上収益を計上すべきではありますが、例外としてA社からの定期的な連絡があった時点で売上収益にすることも認められると思います。

ちなみに委託販売の場合、法人税法上は、基本通達2−1−3において、
「受託者が週、旬、月を単位として一括して売上計算書を作成している場合においても、それが継続して行われているときは、「売上の都度作成され送付されている場合」に該当する。」としています。
つまり、最長でも1月単位で定期的に連絡がくる仕組みであれば、連絡日基準でよいことになっています。

これは、恣意的な利益操作の介入を排除しつつ、実務上の便宜性を図るためには、まあ1月単位くらいまでだったら連絡があったつど定期的に売上げとする方法でもいいですよ、というわけです。

しかし、この連絡期間がもっと長く、3ヶ月とか半年単位でしか報告がこない、という業種もあります。
この場合はどうするかというと、決算までに連絡が来ないため売上が確定できない期間については、おおよその推定で売上を計上することになります。
(1月を超えるような長い期間では、定期的に連絡があった日に売上とする方法は採用できません。)

私もやられた経験がありますが、売上の報告がまだこないからといって、一切売上を計上しないでいると、税務署は必ず「だいたいの金額でよいからちゃんと売上を計上してください。」と指導してきます。
では、その推定計算はどうやればよいのかというと、過去の実績から1月あたりの平均値を求め、それを使って未報告期間の売上高を計上しないさい、ということでした。

(過去の実績がまだない、という場合には、決算でだいたいの数字で売上を立てないといけないので、おおざっぱな数字でよいから1月あたりの数字を教えてください、と相手先にお願いするしかないでしょう。)

推定計算の金額と実際の金額があまり極端に違わなければ、それで問題ないようです。
つまり、推定計算と実際の金額に誤差が生じても、それをいちいち修正申告してなおす必要はないということです。

具体的には、推定計算と実際の金額に生じた誤差は、翌期の売上高にプラス・マイナスして微調整すればそれでOKです。
(翌期の「売上高」で調整するのがどうしても気になるのでしたら、その誤差は雑損失か雑収入にするという方法もあります。)

話はちょっと脱線しますが、日商簿記2級で習う「特殊商品販売」のなかに「委託販売」というのがあります。

 委託販売というのは、商品の販売を自ら行わないで、第三者に商品を積送し、手数料を支払って商品の販売を委託する販売形態です。

この委託販売の場合、いつ売上収益を認識(計上)するのかというと、
1.原則はあくまでもその商品を受託者が販売した時点。(販売基準)
2.例外は、仕切精算書が販売の都度送付されていることを条件に仕切精算書(売上計算書)の到達した日をもって売上収益の実現の日とみなす。(仕切精算書到達日基準)

となっています。

 委託販売とは、たいていの場合、委託者が遠隔にある受託者に商品の販売を委託するという販売形態であるため、受託者が行う販売行為を委託者側で逐一把握して、その都度委託販売収益を計上することは、実務上煩雑で困難なわけです。
そのため、例外として、仕切精算書による連絡があったつど、その連絡日(仕切精算書到達日)をもって売上とする方法も認められているわけですね。

このあたりから推測すると、komomoさんのケースについても、原則はそのA社が販売した時点で売上収益を計上すべきではありますが、例外としてA社からの定期的な連絡があった時点で売上収益にすることも認められると思います。

ちなみに委託販売の場合、法人税法上は、基本通達2−1−3において、
「受託者が週、旬、月を単位として一括して売上計算書を作成している場合においても、それが継続して行われているときは、「売上の都度作成され送付されている場合」に該当する。」としています。
つまり、最長でも1月単位で定期的に連絡がくる仕組みであれば、連絡日基準でよいことになっています。

これは、恣意的な利益操作の介入を排除しつつ、実務上の便宜性を図るためには、まあ1月単位くらいまでだったら連絡があったつど定期的に売上げとする方法でもいいですよ、というわけです。

しかし、この連絡期間がもっと長く、3ヶ月とか半年単位でしか報告がこない、という業種もあります。
この場合はどうするかというと、決算までに連絡が来ないため売上が確定できない期間については、おおよその推定で売上を計上することになります。
(1月を超えるような長い期間では、定期的に連絡があった日に売上とする方法は採用できません。)

私もやられた経験がありますが、売上の報告がまだこないからといって、一切売上を計上しないでいると、税務署は必ず「だいたいの金額でよいからちゃんと売上を計上してください。」と指導してきます。
では、その推定計算はどうやればよいのかというと、過去の実績から1月あたりの平均値を求め、それを使って未報告期間の売上高を計上しないさい、ということでした。

(過去の実績がまだない、という場合には、決算でだいたいの数字で売上を立てないといけないので、おおざっぱな数字でよいから1月あたりの数字を教えてください、と相手先にお願いするしかないでしょう。)

推定計算の金額と実際の金額があまり極端に違わなければ、それで問題ないようです。
つまり、推定計算と実際の金額に誤差が生じても、それをいちいち修正申告してなおす必要はないということです。

具体的には、推定計算と実際の金額に生じた誤差は、翌期の売上高にプラス・マイナスして微調整すればそれでOKです。
(翌期の「売上高」で調整するのがどうしても気になるのでしたら、その誤差は雑損失雑収入にするという方法もあります。)

返信

6. Re: プロフィットシェアの売上計上

2007/05/09 11:49

小桃

すごい常連さん

編集

DISKYさん、返信ありがとうございます。

今回の場合も委託販売という認識でいいんですね。弊社がソフト販売を委託するわけではないので、別のものと思っておりました。(弊社はソフトを開発しただけですので・・・)

では、5月末に報告を受けたものはその時点で収益の認識=売上計上ですね。

ネットで「プロフィットシェア」で検索してもなかなか見つからなかったので助かりました。本当にありがとうございました。

DISKYさん、返信ありがとうございます。

今回の場合も委託販売という認識でいいんですね。弊社がソフト販売を委託するわけではないので、別のものと思っておりました。(弊社はソフトを開発しただけですので・・・)

では、5月末に報告を受けたものはその時点で収益の認識=売上計上ですね。

ネットで「プロフィットシェア」で検索してもなかなか見つからなかったので助かりました。本当にありがとうございました。

返信

7. Re: プロフィットシェアの売上計上

2007/05/09 12:12

小桃

すごい常連さん

編集

sika-sikaさん、同じタイミングで投稿してしまったみたいで、気付くのが遅くなってしまいました(^^; 

このような取引は今回が初めてです。また、実績報告についても1月単位では行われておりません。
ソフト販売開始が12月。で、5月末が初めての報告となります。今後も、四半期ごとの報告だそうです。

A社に大体の販売数を確認したのですが、「5月末にならないと答えられない。分からない。」の一点ばりで見当がつけられない状態です。

なので今回は、報告があった時点で全額売上としようと思います。今年度決算のときは、実績から1月分を推定計算し計上したいと思います。

ご丁寧な回答に心から感謝しております。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
 

sika-sikaさん、同じタイミングで投稿してしまったみたいで、気付くのが遅くなってしまいました(^^; 

このような取引は今回が初めてです。また、実績報告についても1月単位では行われておりません。
ソフト販売開始が12月。で、5月末が初めての報告となります。今後も、四半期ごとの報告だそうです。

A社に大体の販売数を確認したのですが、「5月末にならないと答えられない。分からない。」の一点ばりで見当がつけられない状態です。

なので今回は、報告があった時点で全額売上としようと思います。今年度決算のときは、実績から1月分を推定計算し計上したいと思います。

ご丁寧な回答に心から感謝しております。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
 

返信

8. Re: プロフィットシェアの売上計上

2007/05/09 15:47

DISKY

すごい常連さん

編集

正確には委託販売ではありませんが、委託販売とほぼ同様の認識でいいのではないか、と考えた次第です。でもしかしか先生のご指摘にあるように、四半期ごとという計上は難しそうですね。
(でも一月の概算額が教えてもらえないということは、販売元の会社は月々の売上を把握してないということなんでしょうかねぇ?(笑))

私見ではありますが、保守性の原則の立場から言うと収益の認識はより後にあるほうがいいと思うんですけど、それでも月々売上を計上しないといけないのでしょうかねぇ。しかも概算額の計上って・・・^^; これも税務と会計は別物と割り切るほうがいいのでしょうね。

正確には委託販売ではありませんが、委託販売とほぼ同様の認識でいいのではないか、と考えた次第です。でもしかしか先生のご指摘にあるように、四半期ごとという計上は難しそうですね。
(でも一月の概算額が教えてもらえないということは、販売元の会社は月々の売上を把握してないということなんでしょうかねぇ?(笑))

私見ではありますが、保守性の原則の立場から言うと収益の認識はより後にあるほうがいいと思うんですけど、それでも月々売上を計上しないといけないのでしょうかねぇ。しかも概算額の計上って・・・^^; これも税務と会計は別物と割り切るほうがいいのでしょうね。

返信

9. Re: プロフィットシェアの売上計上

2007/05/09 15:54

小桃

すごい常連さん

編集

>(でも一月の概算額が教えてもらえないということは、販売元の会社は月々の売上を把握してないということなんでしょうかねぇ?(笑))

どうなんでしょう?? A社が直接販売しているのではなく、色々な店舗に卸してるからでしょうか。本屋さんだったり、代理店さんだったり・・・
そういったところから実際の販売数を確認するのが、困難なため1月分の売上を出せないと言ってるんだと思います。



>(でも一月の概算額が教えてもらえないということは、販売元の会社は月々の売上を把握してないということなんでしょうかねぇ?(笑))

どうなんでしょう?? A社が直接販売しているのではなく、色々な店舗に卸してるからでしょうか。本屋さんだったり、代理店さんだったり・・・
そういったところから実際の販売数を確認するのが、困難なため1月分の売上を出せないと言ってるんだと思います。



返信

10. Re: プロフィットシェアの売上計上

2007/05/09 15:59

しかしか

さらにすごい常連さん

編集

あ、DISKYさん、内容がダブッて投稿してしまってすみません。筆が遅いもので・・・。

>私見ではありますが、保守性の原則の立場から言うと
>収益の認識はより後にあるほうがいいと思うんですけど、

まあ、そうですね。
ただ、売上収益を見込みの推定金額でもよいから計上しなさい、というのは、確かに法人税の基本通達にもあるところではあります。


(販売代金の額が確定していない場合の見積り)
基本通達2−1−4
 法人がその販売に係る棚卸資産を引き渡した場合において、その引渡しの日の属する事業年度終了の日までにその販売代金の額が確定していないときは、同日の現況によりその金額を適正に見積るものとする。
この場合において、その後確定した販売代金の額が見積額と異なるときは、その差額は、その確定した日の属する事業年度(つまり翌期)の益金の額又は損金の額に算入する。
http://www.nta.go.jp/category/tutatu/kihon/houjin/02/02_01_01.htm

この通達は、物品販売業を例にあげて規定していますが、サービス業などについても同様だと考えられます。
したがって、少なくとも本業の営業収益(売上高)については、業種がなんであれ、なんらかの資料に基づき見積計算でいいから売上を計上したほうがよいでしょう。

本業以外の細かい収益であれば、重要性が乏しいと判断されますので、いちいち見積もり計上しなくてもよいと思います。

(私はこれを知らなかったためにやらなくて、後日調査でみつかって税務署にガッチリ修正申告させられた苦い経験があります。)

あ、DISKYさん、内容がダブッて投稿してしまってすみません。筆が遅いもので・・・。

>私見ではありますが、保守性の原則の立場から言うと
>収益の認識はより後にあるほうがいいと思うんですけど、

まあ、そうですね。
ただ、売上収益を見込みの推定金額でもよいから計上しなさい、というのは、確かに法人税の基本通達にもあるところではあります。


(販売代金の額が確定していない場合の見積り)
基本通達2−1−4
 法人がその販売に係る棚卸資産を引き渡した場合において、その引渡しの日の属する事業年度終了の日までにその販売代金の額が確定していないときは、同日の現況によりその金額を適正に見積るものとする。
この場合において、その後確定した販売代金の額が見積額と異なるときは、その差額は、その確定した日の属する事業年度(つまり翌期)の益金の額又は損金の額に算入する。
http://www.nta.go.jp/category/tutatu/kihon/houjin/02/02_01_01.htm

この通達は、物品販売業を例にあげて規定していますが、サービス業などについても同様だと考えられます。
したがって、少なくとも本業の営業収益(売上高)については、業種がなんであれ、なんらかの資料に基づき見積計算でいいから売上を計上したほうがよいでしょう。

本業以外の細かい収益であれば、重要性が乏しいと判断されますので、いちいち見積もり計上しなくてもよいと思います。

(私はこれを知らなかったためにやらなくて、後日調査でみつかって税務署にガッチリ修正申告させられた苦い経験があります。)

返信

11. Re: プロフィットシェアの売上計上

2007/05/11 09:31

DISKY

すごい常連さん

編集

なるほど、確かにそうですねぇ。
でも販売元の企業も月々の売上を把握して、概算額で計上しないとマズいことになりますからある程度は把握してるんでしょうけども、概算額の概算額となるとかなりえぇ加減な数字になりそうですね^^; 心持ち少なめに見積もって売上計上しておくほうが無難、ということになるのでしょうか。

>>sika-sika先生
個別にレスを付けるのもややこしいと思ったのでこちらにまとめさせていただきます^^;
今回の場合であれば、少なくとも本業ではないようですがソフト売上の5%というとそこそこの金額になりそうな感じもしますので、上記のようにかなりいい加減な数字になろうかとは思いますけども少なめに見積もって計上したほうがよさそうな雰囲気、という感じになるんでしょうか。
販売元の会社側に立って考えてみると、各代理店や書店に委託販売しているならばきちんと概算額を売上計上しないとマズい、ということになりますね。

なるほど、確かにそうですねぇ。
でも販売元の企業も月々の売上を把握して、概算額で計上しないとマズいことになりますからある程度は把握してるんでしょうけども、概算額の概算額となるとかなりえぇ加減な数字になりそうですね^^; 心持ち少なめに見積もって売上計上しておくほうが無難、ということになるのでしょうか。

>>sika-sika先生
個別にレスを付けるのもややこしいと思ったのでこちらにまとめさせていただきます^^;
今回の場合であれば、少なくとも本業ではないようですがソフト売上の5%というとそこそこの金額になりそうな感じもしますので、上記のようにかなりいい加減な数字になろうかとは思いますけども少なめに見積もって計上したほうがよさそうな雰囲気、という感じになるんでしょうか。
販売元の会社側に立って考えてみると、各代理店や書店に委託販売しているならばきちんと概算額を売上計上しないとマズい、ということになりますね。

返信

12. Re: プロフィットシェアの売上計上

2007/05/11 11:55

しかしか

さらにすごい常連さん

編集

>上記のようにかなりいい加減な数字になろうかとは思いますけども
>少なめに見積もって計上したほうがよさそうな雰囲気、
>という感じになるんでしょうか。

そうですね。
ちなみにうちの場合、その後の税務調査では、見積もり金額の計算根拠を毎回必ず尋ねられます。
ですので、毎回おんなじ説明をするので内心私はあきあきしているところです。(笑)

で、計算根拠として使用している数値は、直近3ヶ月のデータです。
うちの場合、3ヶ月くらいしないと売上データとして確定しないので、毎年決算前3ヶ月は売上が確定しません。
3月決算なのですが、弊社では当年1月〜3月の売上がいまいちきちんと確定しないので、前年10月〜12月の売上データの平均値×3ヶ月分を使って 売掛金/売上 と仕訳しています。
これで税務署にダメといわれたことは一度もありません。

「過去3ヶ月」でも「過去半年」でも「過去1年間」でも「前年の同月実績」でも、まあ何でもいいですから、その見積もり計算した根拠となるデータをちゃんと相手に提示できればよいと思います。
後日、見積もり金額と実際金額によほど大きな乖離が生じない限り、保守主義の原則により多少少なめに見積もっておけば(そういう結果となる根拠データを保存しておけば)、それでいいんじゃないでしょうか。

>上記のようにかなりいい加減な数字になろうかとは思いますけども
>少なめに見積もって計上したほうがよさそうな雰囲気、
>という感じになるんでしょうか。

そうですね。
ちなみにうちの場合、その後の税務調査では、見積もり金額の計算根拠を毎回必ず尋ねられます。
ですので、毎回おんなじ説明をするので内心私はあきあきしているところです。(笑)

で、計算根拠として使用している数値は、直近3ヶ月のデータです。
うちの場合、3ヶ月くらいしないと売上データとして確定しないので、毎年決算前3ヶ月は売上が確定しません。
3月決算なのですが、弊社では当年1月〜3月の売上がいまいちきちんと確定しないので、前年10月〜12月の売上データの平均値×3ヶ月分を使って 売掛金/売上 と仕訳しています。
これで税務署にダメといわれたことは一度もありません。

「過去3ヶ月」でも「過去半年」でも「過去1年間」でも「前年の同月実績」でも、まあ何でもいいですから、その見積もり計算した根拠となるデータをちゃんと相手に提示できればよいと思います。
後日、見積もり金額と実際金額によほど大きな乖離が生じない限り、保守主義の原則により多少少なめに見積もっておけば(そういう結果となる根拠データを保存しておけば)、それでいいんじゃないでしょうか。

返信

13. Re: プロフィットシェアの売上計上

2007/05/14 10:24

DISKY

すごい常連さん

編集

おはようございますー。個人的な興味から国民投票法案についていろいろ調べていたらすっかり寝不足です><

ちゃんとした根拠を求められるコトを考えれば、あまり見積を少なくしすぎてもダメってことですね。
今回もいろいろと勉強になりました。ありがとうございます^^

おはようございますー。個人的な興味から国民投票法案についていろいろ調べていたらすっかり寝不足です><

ちゃんとした根拠を求められるコトを考えれば、あまり見積を少なくしすぎてもダメってことですね。
今回もいろいろと勉強になりました。ありがとうございます^^

返信

14. Re: プロフィットシェアの売上計上

2007/05/14 16:39

小桃

すごい常連さん

編集

sika-sikaさん、DISKYさん こんにちは。

やはり概算でも計上すべきだったのですね・・・。しかし、計算根拠を出すのが難しいので、今回は何も計上せずにいきたいと思います。
もちろん来年の決算の時には、必ず見積り額の計上を行います。
本当にいろいろとありがとうございました。

sika-sikaさん、DISKYさん こんにちは。

やはり概算でも計上すべきだったのですね・・・。しかし、計算根拠を出すのが難しいので、今回は何も計上せずにいきたいと思います。
もちろん来年の決算の時には、必ず見積り額の計上を行います。
本当にいろいろとありがとうございました。

返信

1件〜14件 (全14件)
| 1 |
役に立った

0人がこのQ&Aが役に立ったと投票しています