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6月から「育児短時間勤務」をする職員がいます。（1日6ｈ週5日）我社の規程を見ると「給与は時間給換算し、実労働時間分の基本給と諸手当を支給する」とあります。時間給で計算すると標準報酬月額が180,000円から142,000円に下がります。このような場合、月変の対象になるのでしょうか？勤務形態は非常勤ではなく常勤扱いのままです。
よろしくお願いします。

6月から「育児短時間勤務」をする職員がいます。（1日6ｈ週5日）我社の規程を見ると「給与は時間給換算し、実労働時間分の基本給と諸手当を支給する」とあります。時間給で計算すると標準報酬月額が180,000円から142,000円に下がります。このような場合、月変の対象になるのでしょうか？勤務形態は非常勤ではなく常勤扱いのままです。
よろしくお願いします。

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育児休業終了後、育児短時間勤務に入るまでの約半年間は通常勤務についていたということですね？

1.育児休業等終了時報酬月額変更の基準は、その名の通り、育児休業終了「直」後の報酬であって、育児短時間勤務になってからの報酬ではありません。
http://www.sia.go.jp/seido/iryo/iryo09.htm
従ってこのケースで6.7.8月の平均を基準に変更することは、ストレートには認められません。

しかしこれは、法がこのようなイレギュラーなケースを予想できなかったための現象であり、いわば制度の不備と言えるものです。立法趣旨から鑑みて、6月を育児休業等終了時とみなして変更を認める解釈も不可能ではありません。また、私はこのケースは随時改定に該当しないと解しますが、交渉次第では該当するとして運用される可能性もあります。さらに、法の定める原則によって算定した報酬月額が著しく不当であるときは、実態に即して適正な額に修正される可能性もあります（健康保険法44条1項ほか）。

標準報酬月額が低くなることは、必ずしも本人の利益となるとは限りませんから、その損得をよく検討した上で、どうしても下げたいと言うことであれば、一度社会保険事務所に掛け合う価値はあります。

2.「厚生年金保険養育期間標準報酬月額特例申出書」の提出は、育児休業終了日以降で、標準報酬月額が子の養育を開始した月の前月の標準報酬月額を初めて下回ったときから2年以内であればいつでもかまいません。まあ、忘れると損しますから、今すぐ出しておいたほうが安全でしょう。【養育開始年月日】は、通常は子供の誕生日です。


http://www.sia.go.jp/~yamagata/kenpokounen/ikukyuhokenryouqa.html

育児休業終了後、育児短時間勤務に入るまでの約半年間は通常勤務についていたということですね？

1.育児休業等終了時報酬月額変更の基準は、その名の通り、育児休業終了「直」後の報酬であって、育児短時間勤務になってからの報酬ではありません。
http://www.sia.go.jp/seido/iryo/iryo09.htm
従ってこのケースで6.7.8月の平均を基準に変更することは、ストレートには認められません。

しかしこれは、法がこのようなイレギュラーなケースを予想できなかったための現象であり、いわば制度の不備と言えるものです。立法趣旨から鑑みて、6月を育児休業等終了時とみなして変更を認める解釈も不可能ではありません。また、私はこのケースは随時改定に該当しないと解しますが、交渉次第では該当するとして運用される可能性もあります。さらに、法の定める原則によって算定した報酬月額が著しく不当であるときは、実態に即して適正な額に修正される可能性もあります（健康保険法44条1項ほか）。

標準報酬月額が低くなることは、必ずしも本人の利益となるとは限りませんから、その損得をよく検討した上で、どうしても下げたいと言うことであれば、一度社会保険事務所に掛け合う価値はあります。

2.「厚生年金保険養育期間標準報酬月額特例申出書」の提出は、育児休業終了日以降で、標準報酬月額が子の養育を開始した月の前月の標準報酬月額を初めて下回ったときから2年以内であればいつでもかまいません。まあ、忘れると損しますから、今すぐ出しておいたほうが安全でしょう。【養育開始年月日】は、通常は子供の誕生日です。


http://www.sia.go.jp/~yamagata/kenpokounen/ikukyuhokenryouqa.html

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