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赤伝の領収書

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赤伝の領収書

2017/09/26 15:40

大樹

おはつ

回答数:8

編集

当社の得意先でクレーム補償が発生しました。
先方からそれに対する請求書と相殺の領収書が来ていますが、
当社は売上の値引処理で赤を切っています。

通常の相殺だと買掛金と売掛金を相殺するものだと思うのですが、
当社は仕入計上で処理していないので相殺が出来ません。
当社も先方に合わせて売上値引きではなく仕入で処理を
しなおした方が良いのでしょうか?

どう処理するのが適切なのでしょうか?
処理の仕方が分からず困っています。よろしくお願いします。

当社の得意先でクレーム補償が発生しました。
先方からそれに対する請求書と相殺の領収書が来ていますが、
当社は売上の値引処理で赤を切っています。

通常の相殺だと買掛金と売掛金を相殺するものだと思うのですが、
当社は仕入計上で処理していないので相殺が出来ません。
当社も先方に合わせて売上値引きではなく仕入で処理を
しなおした方が良いのでしょうか?

どう処理するのが適切なのでしょうか?
処理の仕方が分からず困っています。よろしくお願いします。

この質問に回答
回答

Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:赤伝の領収書

2017/10/02 13:00

efu

すごい常連さん

編集

返信ありがとうございます。大体の流れが理解できました。

問題は先方(A社)と貴社のクレーム補償6万円に対する認識の違いがあるのだろうと推測しました。

>9月中旬、当社の営業部はクレーム補償代として6万の赤伝を計上

貴社はこの時に「売上値引60,000/売掛金60,000」という処理をしたのですよね?
だから貴社においては売掛金残高が940,000円であるとの認識をしています。

これに対してA社では940,000円の手形と相殺領収書60,000円を発行していますから、8月末時点では買掛金(もしくは未払金)1,000,000を計上し、補償の60,000円は買掛金の減額ではなく(恐らくですが)受取補償金60,000円という認識をしているのでしょう。

したがって支払時のA社での経理処理を推測しますと、
買掛金1,000,000/支払手形940,000
--------------------/受取補償金60,000(買掛金と相殺)
ということになっているものと思われます。

つまりA社は6万円を買掛金と相殺して受け取ったと認識して、貴社では売掛金の減額だから相殺ではないと認識していることになります。

相殺領収書については黙ってA社の言う通りにするか、話し合いで解決する以外にはないでしょう。


なお9月末日の入金分の貴社の会計処理は、6万円を相殺とするのなら
受取手形940,000/売掛金1,000,000
支払保証金60,000/-----------------(売掛金と相殺)
になりますが、相殺処理を行わない(売上値引とする場合)は、
受取手形940,000/売掛金940,000
になります(事前に売掛金を減額していることが前提)。

また9月末のA社への請求ですが、赤伝6万円は入金時で処理が終わっていますから差し引く意味はないと思います。

売掛金500,000/売上500,000

>9月末〆 A社:9月出荷売上50万−赤伝6万=9月末〆A社売上44万(売掛金44/売上44)
>※売上の仕訳は、販売管理システムから会計システムへ月合計金額が自動仕訳で飛んでくる。

本来なら入金時に自動処理されるようにするべきでしょう。次月の請求時にシステムが勝手に処理されるのなら入金時の仕訳を考え直さないといけないのではないでしょうか?

それとも会計仕訳処理と販売管理ソフトの処理を分けることを考えなければならないのかもしれません。

返信ありがとうございます。大体の流れが理解できました。

問題は先方(A社)と貴社のクレーム補償6万円に対する認識の違いがあるのだろうと推測しました。

>9月中旬、当社の営業部はクレーム補償代として6万の赤伝を計上

貴社はこの時に「売上値引60,000/売掛金60,000」という処理をしたのですよね?
だから貴社においては売掛金残高が940,000円であるとの認識をしています。

これに対してA社では940,000円の手形と相殺領収書60,000円を発行していますから、8月末時点では買掛金(もしくは未払金)1,000,000を計上し、補償の60,000円は買掛金の減額ではなく(恐らくですが)受取補償金60,000円という認識をしているのでしょう。

したがって支払時のA社での経理処理を推測しますと、
買掛金1,000,000/支払手形940,000
--------------------/受取補償金60,000(買掛金と相殺)
ということになっているものと思われます。

つまりA社は6万円を買掛金と相殺して受け取ったと認識して、貴社では売掛金の減額だから相殺ではないと認識していることになります。

相殺領収書については黙ってA社の言う通りにするか、話し合いで解決する以外にはないでしょう。


なお9月末日の入金分の貴社の会計処理は、6万円を相殺とするのなら
受取手形940,000/売掛金1,000,000
支払保証金60,000/-----------------(売掛金と相殺)
になりますが、相殺処理を行わない(売上値引とする場合)は、
受取手形940,000/売掛金940,000
になります(事前に売掛金を減額していることが前提)。

また9月末のA社への請求ですが、赤伝6万円は入金時で処理が終わっていますから差し引く意味はないと思います。

売掛金500,000/売上500,000

>9月末〆 A社:9月出荷売上50万−赤伝6万=9月末〆A社売上44万(売掛金44/売上44)
>※売上の仕訳は、販売管理システムから会計システムへ月合計金額が自動仕訳で飛んでくる。

本来なら入金時に自動処理されるようにするべきでしょう。次月の請求時にシステムが勝手に処理されるのなら入金時の仕訳を考え直さないといけないのではないでしょうか?

それとも会計仕訳処理と販売管理ソフトの処理を分けることを考えなければならないのかもしれません。

お礼

2017/10/02 15:45

編集

早速の返信ありがとうございます。末〆の処理が差し迫っていたので助かりました。
詳しい解説ありがとうございます、おかげさまで疑問が全部解決されました。

当社の経理処理だけの問題ではなく、先方と当社の認識の違いが根本の原因にあったのですね。
確かにA社は6万円を買掛金と相殺して受け取ったと認識して、当社では売掛金の減額だから相殺ではないという認識が今回の経理処理を悩まされる原因になりました。

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回答一覧
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No. タイトル 投稿者 投稿日時
0 大樹 2017/09/26 15:40
1 efu 2017/09/26 17:03
2 大樹 2017/09/26 20:52
3 efu 2017/09/27 15:28
4 大樹 2017/09/27 17:03
5 efu 2017/09/30 20:56
6 大樹 2017/10/02 10:58
7
Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:赤伝の領収書
efu 2017/10/02 13:00