編集

期末における外貨債権債務や外貨預金残高などはその期末時点におけるレート（時価）に換算することになっています。

しかし企業によっては毎月の通常の取引をその時々の時価レートにすると会計処理が手間ですので、社内レートを設定していたり、月単位で設定したりして処理を簡便にしていることが多くあります。
その設定レートと時価レートとの差は実際の決済があった際に為替差損・益を都度計上していると思いますが。

また会計処理としてはそれらの積み重ねである為替差損・為替差益を差引した結果としてどちらか一方を決算書に表現します。

お書きの場合には決算時において外貨債権債務や外貨預金残高を時価に評価替えして表現しますが、翌期首にそれを取り崩して社内レートに合わせるためですね。
逆な言い方をすれば決算期末だけ時価評価しなければならないのでそれを戻し、今期は今期の新たな社内レートで毎月の処理が進み、
その結果としてまた期末に時価評価分を計上する。
これを繰り返しているのですね。

説明の表現が悪くて申し訳ありませんが、
前期末分を翌期首で打ち消しているのですね。
為替差損に対して為替差益を計上・・・為替差損のマイナスでも良いのですが不自然だからということでしょうね。

ご参考まで。

期末における外貨債権債務や外貨預金残高などはその期末時点におけるレート（時価）に換算することになっています。

しかし企業によっては毎月の通常の取引をその時々の時価レートにすると会計処理が手間ですので、社内レートを設定していたり、月単位で設定したりして処理を簡便にしていることが多くあります。
その設定レートと時価レートとの差は実際の決済があった際に為替差損・益を都度計上していると思いますが。

また会計処理としてはそれらの積み重ねである為替差損・為替差益を差引した結果としてどちらか一方を決算書に表現します。

お書きの場合には決算時において外貨債権債務や外貨預金残高を時価に評価替えして表現しますが、翌期首にそれを取り崩して社内レートに合わせるためですね。
逆な言い方をすれば決算期末だけ時価評価しなければならないのでそれを戻し、今期は今期の新たな社内レートで毎月の処理が進み、
その結果としてまた期末に時価評価分を計上する。
これを繰り返しているのですね。

説明の表現が悪くて申し訳ありませんが、
前期末分を翌期首で打ち消しているのですね。
為替差損に対して為替差益を計上・・・為替差損のマイナスでも良いのですが不自然だからということでしょうね。

ご参考まで。

返信