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ファイナンスリースとオペレーティングリース

質問 回答受付中

ファイナンスリースとオペレーティングリース

2010/09/30 10:21

ゆ-

さらにすごい常連さん

回答数:6

編集

お世話になりますm(_ _)m

2008年4月1日以降でリース取引に変更があり、特に弊社には影響ない、ということで
スルーしてきたのですが、自分で調べれば調べるほど余計気になってしまいました。
以下の私の解釈をチェックしていただけましたら幸いです。


1.国際会計基準
ファイナンスリース
⇒リース期間終了時にその所有権を得れる
オペレーティングリース
⇒リース期間終了時にその所有権を得ることはできない

2.日本
ファイナンスリース
⇒総リース料がリース資産の取得価額及び金利・税金や保険料などの諸費用の
ほぼ全額となるように設定され、実質的に中途解約が認められないもの
 *所有権移転ファイナンスリース
 →リース期間終了後所有権を得る
 *所有権移転外ファイナンスリース
 →リース期間終了後物品を返還する

オペレーティングリース
⇒リース期間が比較的短く、リース総額もリース資産の市場価格+諸費用よりも
安く設定されていて、リース期間終了後は原則返還する

ここで、2008/3/31までは所有権移転外ファイナンスリースはオペレーティングリースと
同様の扱い(=リース資産としての仕訳ではなく、単純な経費仕訳)であったが、
リース開始日が2008/4/1以降の物は、所有権移転外ファイナンスリースも
リース資産としての仕訳をし、それを減価償却する事になった。
ただし、所有権がないことに変わりはないので、固定資産税の対象とはならない。

仕訳の仕方は国際基準と同じ区分にはなったが、所有権移転については、
依然、国際基準との差異がある。

お忙しい中、本当にすみません。
お詳しい方がいらっしゃいましたら、宜しくお願いいたします。

お世話になりますm(_ _)m

2008年4月1日以降でリース取引に変更があり、特に弊社には影響ない、ということで
スルーしてきたのですが、自分で調べれば調べるほど余計気になってしまいました。
以下の私の解釈をチェックしていただけましたら幸いです。


1.国際会計基準
ファイナンスリース
リース期間終了時にその所有権を得れる
オペレーティングリース
リース期間終了時にその所有権を得ることはできない

2.日本
ファイナンスリース
⇒総リース料リース資産の取得価額及び金利・税金や保険料などの諸費用の
ほぼ全額となるように設定され、実質的に中途解約が認められないもの
 *所有権移転ファイナンスリース
 →リース期間終了後所有権を得る
 *所有権移転外ファイナンスリース
 →リース期間終了後物品を返還する

オペレーティングリース
リース期間が比較的短く、リース総額もリース資産の市場価格+諸費用よりも
安く設定されていて、リース期間終了後は原則返還する

ここで、2008/3/31までは所有権移転外ファイナンスリースはオペレーティングリース
同様の扱い(=リース資産としての仕訳ではなく、単純な経費仕訳)であったが、
リース開始日が2008/4/1以降の物は、所有権移転外ファイナンスリース
リース資産としての仕訳をし、それを減価償却する事になった。
ただし、所有権がないことに変わりはないので、固定資産税の対象とはならない。

仕訳の仕方は国際基準と同じ区分にはなったが、所有権移転については、
依然、国際基準との差異がある。

お忙しい中、本当にすみません。
お詳しい方がいらっしゃいましたら、宜しくお願いいたします。

この質問に回答
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1. Re: ファイナンスリースとオペレーティングリース

2010/10/08 11:13

ゆ-

さらにすごい常連さん

編集

mukugk様

お礼が送れて申し訳ございません。
ありがとうございます。
勉強してみます(^^)

mukugk様

お礼が送れて申し訳ございません。
ありがとうございます。
勉強してみます(^^)

返信

2. Re: ファイナンスリースとオペレーティングリース

2010/10/01 17:22

mukugk

積極参加

編集

足しになるかわかりませんが、こんなのを見つけましたので貼っておきます
http://www.tohmatsu.com/assets/Dcom-Japan/Local%20Assets/Documents/knowledge/ek-pdf/2010ek/ek-2010-oct/jp_kaikeijyoho1010_06_170910.pdf

足しになるかわかりませんが、こんなのを見つけましたので貼っておきます
http://www.tohmatsu.com/assets/Dcom-Japan/Local%20Assets/Documents/knowledge/ek-pdf/2010ek/ek-2010-oct/jp_kaikeijyoho1010_06_170910.pdf

返信

3. Re: ファイナンスリースとオペレーティングリース

2010/10/01 11:28

ゆ-

さらにすごい常連さん

編集

>おっしゃっているとおりの理解でまずオッケー
再々の優しいお心遣い、本当にありがとうございます♪
本当に、ホッとします(^^)

IFRS・・・はい、まずはもかちん推薦の本を読んでからもかちんに酒場講義をお願いするといたします☆

>おっしゃっているとおりの理解でまずオッケー
再々の優しいお心遣い、本当にありがとうございます♪
本当に、ホッとします(^^)

IFRS・・・はい、まずはもかちん推薦の本を読んでからもかちんに酒場講義をお願いするといたします☆

返信

4. Re: ファイナンスリースとオペレーティングリース

2010/10/01 10:11

しかしか

さらにすごい常連さん

編集

私もあんまり細かい点はわかっていないところがありますが、おっしゃっているとおりの理解でまずオッケーだと思います。

IFRSのほうは・・・もか先生におまかせしましょう。(汗)

私もあんまり細かい点はわかっていないところがありますが、おっしゃっているとおりの理解でまずオッケーだと思います。

IFRSのほうは・・・もか先生におまかせしましょう。(汗)

返信

5. Re: ファイナンスリースとオペレーティングリース

2010/10/01 09:57

ゆ-

さらにすごい常連さん

編集

しかしか先生、レスありがとうございます。

>日本のリース会計のほうは、基本的にそのとおりだと思います。
↑これだけで、救われる感じです♪

要は、IFRSに近づけて
「所有権移転外リースもファイナンスリースだから
本来のファイナンスリースの仕訳(売買取引/資産計上)をきりましょう。
でも、中小企業でリース料総額が300万円以下であれば、今まで通り
賃貸借処理してもいいことにしましょう」
というのが企業会計上の現状という感じでしょうか?

一方で、税法処理は複雑になっている上、会計上「資産」としていても
「自己所有の固定資産ではないので固定資産税は課税対象外」といったように、
会計の実務処理とのねじれみたいのが生じている、という感じでしょうか?

税法は私の頭ではまず、理解不能なので、これ以上は掘り下げないことにします(^^;

でも、会計上のリース取引の現状が少しわかったような気がします。
この納得感が幻でありませんように(-人-)

いつも、温かい手を差し延べてくださってありがとうございます!

しかしか先生、レスありがとうございます。

>日本のリース会計のほうは、基本的にそのとおりだと思います。
↑これだけで、救われる感じです♪

要は、IFRSに近づけて
「所有権移転外リースもファイナンスリースだから
本来のファイナンスリースの仕訳(売買取引/資産計上)をきりましょう。
でも、中小企業でリース料総額が300万円以下であれば、今まで通り
賃貸借処理してもいいことにしましょう」
というのが企業会計上の現状という感じでしょうか?

一方で、税法処理は複雑になっている上、会計上「資産」としていても
「自己所有の固定資産ではないので固定資産税は課税対象外」といったように、
会計の実務処理とのねじれみたいのが生じている、という感じでしょうか?

税法は私の頭ではまず、理解不能なので、これ以上は掘り下げないことにします(^^;

でも、会計上のリース取引の現状が少しわかったような気がします。
この納得感が幻でありませんように(-人-)

いつも、温かい手を差し延べてくださってありがとうございます!

返信

6. Re: ファイナンスリースとオペレーティングリース

2010/10/01 06:26

しかしか

さらにすごい常連さん

編集

おはようございます。

国際会計基準のほうは詳しくないのでわかりませんが、日本のリース会計のほうは、基本的にそのとおりだと思います。

日本の場合、ようは「所有権移転外リース」になるやつが問題なわけです。

こいつが以前は、リース料を支払った都度費用にできたのに、今では一度固定資産に計上して毎期償却をし、リース料の支払いは単なる負債の支払いとすることになったわけです。

企業会計上は、原則として
 「所有権移転外リース」=固定資産の取得

と考えるのですが、税法上は、単純にそうはならないというところがややこしいところです。

たとえば法人税法上は、「所有権移転外リース」については、
1.固定資産の取得と考えて適用があるもの
 ・リース資産の償却費の損金算入
 ・リース資産に対する資本的支出の資産計上
 ・30万円未満の中小企業者等の少額減価償却資産の損金算入
 ・設備投資関係の税額控除制度

2.固定資産の取得とは考えないので適用がないもの
 ・圧縮記帳制度
 ・特別償却制度
 ・10万円未満の少額減価償却資産の損金算入
 ・一括償却資産の損金算入

というように、けっこうバ〜ラバラです。(所得税もこれと同じ。)
参考
http://www.nta.go.jp/taxanswer/hojin/5704.htm
http://www.nta.go.jp/taxanswer/hojin/5704.htm


また、それ以外の税法についても、

3.固定資産の取得と考えて適用があるもの
消費税・・・通常の固定資産の購入とまったく同じなので、「課税仕入れ」となるものについては仕入税額控除の適用あり

4.固定資産の取得と考えないので適用がないもの
固定資産税・・・自己所有の固定資産ではないので課税対象外

税法の規定は、会計上の考え方とは違うところが結構ありますのでなかなか一筋縄ではいかないものがあります。

おはようございます。

国際会計基準のほうは詳しくないのでわかりませんが、日本のリース会計のほうは、基本的にそのとおりだと思います。

日本の場合、ようは「所有権移転外リース」になるやつが問題なわけです。

こいつが以前は、リース料を支払った都度費用にできたのに、今では一度固定資産に計上して毎期償却をし、リース料の支払いは単なる負債の支払いとすることになったわけです。

企業会計上は、原則として
 「所有権移転外リース」=固定資産の取得

と考えるのですが、税法上は、単純にそうはならないというところがややこしいところです。

たとえば法人税法上は、「所有権移転外リース」については、
1.固定資産の取得と考えて適用があるもの
 ・リース資産の償却費の損金算入
 ・リース資産に対する資本的支出の資産計上
 ・30万円未満の中小企業者等の少額減価償却資産の損金算入
 ・設備投資関係の税額控除制度

2.固定資産の取得とは考えないので適用がないもの
 ・圧縮記帳制度
 ・特別償却制度
 ・10万円未満の少額減価償却資産の損金算入
 ・一括償却資産の損金算入

というように、けっこうバ〜ラバラです。(所得税もこれと同じ。)
参考
http://www.nta.go.jp/taxanswer/hojin/5704.htm
http://www.nta.go.jp/taxanswer/hojin/5704.htm


また、それ以外の税法についても、

3.固定資産の取得と考えて適用があるもの
消費税・・・通常の固定資産の購入とまったく同じなので、「課税仕入れ」となるものについては仕入税額控除の適用あり

4.固定資産の取得と考えないので適用がないもの
固定資産税・・・自己所有の固定資産ではないので課税対象外

税法の規定は、会計上の考え方とは違うところが結構ありますのでなかなか一筋縄ではいかないものがあります。

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