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備品購入時に得たポイントは?

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備品購入時に得たポイントは?

2005/02/27 17:22

kairi40

おはつ

回答数:3

編集

経理初心者です。教えてください。
家電ショップやネット通販では物品を購入するとポイントが付与され、次回購入時にそのポイントを使って割安で購入できる仕組みがよく見受けられますが、社員が立替払で会社の備品を購入する際、自分がポイントカードを保有する店舗で購入した場合の扱いについて教えてください。
例えば10万円でパソコンを購入し、10%ポイント還元だった場合、この社員は個人的に1万円相当の商品券を得たことになりますが、この1万円は会社に返還させる必要があるのでしょうか?また、経理上は何らかの対応が必要になるのでしょうか?
航空機を利用した出張におけるマイレージも同様のことが言えると思いますが・・・。

経理初心者です。教えてください。
家電ショップやネット通販では物品を購入するとポイントが付与され、次回購入時にそのポイントを使って割安で購入できる仕組みがよく見受けられますが、社員が立替払で会社の備品を購入する際、自分がポイントカードを保有する店舗で購入した場合の扱いについて教えてください。
例えば10万円でパソコンを購入し、10%ポイント還元だった場合、この社員は個人的に1万円相当の商品券を得たことになりますが、この1万円は会社に返還させる必要があるのでしょうか?また、経理上は何らかの対応が必要になるのでしょうか?
航空機を利用した出張におけるマイレージも同様のことが言えると思いますが・・・。

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1. Re: 備品購入時に得たポイントは?

2005/02/27 23:45

おけ

さらにすごい常連さん

編集

この掲示板が広く公開されている、
ということを意識して記しますと、
会社のために購入して得たポイントは、会社のものです。
(「基本的に」などの前置き無しに、会社のものです。)

これを個人が自己のために使用した場合には、
業務上横領罪などの罪に当たりますし、
会社は損害賠償請求をすることが出来ます。
(ポイントを得た時点では罪になるかどうか微妙ですが、
 使ったらアウトです。)


自分のモノにしてしまうということは
ありがちなことと思いますし、
金額が少額であれば大きな問題にならないかとも思いますが、
ある程度の額になるのであれば、
会社としては対策をとったほうがいいでしょうし、
社員としても会社へ戻すほうがいいでしょうね。
(李下に冠を正さず、という考え方もできます。)

具体的に「ある程度」がどの程度なのかは、
会社によって、部署によって、人によって、
異なってくるでしょう。


ただ、会社として対策をとるのならば、
基本的にはどんな少額でもダメ、
会社でポイントカードを作るからこれを使いなさい、
とするのが、一般論としてはベストの方法かと思います。


経理上は、基本的には「雑収入」で計上することになります。

この掲示板が広く公開されている、
ということを意識して記しますと、
会社のために購入して得たポイントは、会社のものです。
(「基本的に」などの前置き無しに、会社のものです。)

これを個人が自己のために使用した場合には、
業務上横領罪などの罪に当たりますし、
会社は損害賠償請求をすることが出来ます。
(ポイントを得た時点では罪になるかどうか微妙ですが、
 使ったらアウトです。)


自分のモノにしてしまうということは
ありがちなことと思いますし、
金額が少額であれば大きな問題にならないかとも思いますが、
ある程度の額になるのであれば、
会社としては対策をとったほうがいいでしょうし、
社員としても会社へ戻すほうがいいでしょうね。
(李下に冠を正さず、という考え方もできます。)

具体的に「ある程度」がどの程度なのかは、
会社によって、部署によって、人によって、
異なってくるでしょう。


ただ、会社として対策をとるのならば、
基本的にはどんな少額でもダメ、
会社でポイントカードを作るからこれを使いなさい、
とするのが、一般論としてはベストの方法かと思います。


経理上は、基本的には「雑収入」で計上することになります。

返信

2. Re: 備品購入時に得たポイントは?

2005/02/28 00:47

kairi40

おはつ

編集

ご回答ありがとうございました。基本的な考え方については理解できました。会社としてポイントカードを作るのが一番の様ですね。
納期に時間がかかる物について、至急必要だったため、個人が立て替えて購入したのですが、それにより得たポイントが数万円になってしまい、本人からどうしようかと相談がありました。そのときは深く考えずに、現金を立て替えてくれたんだし、役得ということでいいんじゃない?と回答してしまいました。

ちなみに航空会社のマイレージは、ある会社さんで、一時期、出張で得たマイレージを後日の出張で使う様に指示したところ、そうすることで、航空会社から見ると特定企業を優遇したことになってしまうため、その指示を取りやめたそうです。何がどうマズイのかは、私にその事を教えてくれた人も知らなかった様で、詳しくはわからないのですが。もし出張で得たマイレージを使うことが横領になるのであれば、どう対処すべきか難しいところですね。。。

ご回答ありがとうございました。基本的な考え方については理解できました。会社としてポイントカードを作るのが一番の様ですね。
納期に時間がかかる物について、至急必要だったため、個人が立て替えて購入したのですが、それにより得たポイントが数万円になってしまい、本人からどうしようかと相談がありました。そのときは深く考えずに、現金を立て替えてくれたんだし、役得ということでいいんじゃない?と回答してしまいました。

ちなみに航空会社のマイレージは、ある会社さんで、一時期、出張で得たマイレージを後日の出張で使う様に指示したところ、そうすることで、航空会社から見ると特定企業を優遇したことになってしまうため、その指示を取りやめたそうです。何がどうマズイのかは、私にその事を教えてくれた人も知らなかった様で、詳しくはわからないのですが。もし出張で得たマイレージを使うことが横領になるのであれば、どう対処すべきか難しいところですね。。。

返信

3. Re: 備品購入時に得たポイントは?

2005/02/28 20:02

おけ

さらにすごい常連さん

編集

ああ、なるほど、そういう事情であれば、
私の投稿は、焦点がずれていましたね・・・。 m(__)m

てっきり、ポイントを社員が自分の懐に入れてしまうから困っているんだ、
というお立場なのかな、と勘違いしておりました。
(だから、私的流用はいかんのですよという点を柱にして、
 記してしまいました。)

あげちゃったけど良かったのかな、とお思いになっていらっしゃるとのこと、
そうであれば、その疑問を解消できるだろう方向に、焦点を当ててみます。


前回にも記しましたとおり、ポイントは会社のものですから、
「あ、そのポイント分については、使っていいよ」と言ってあげるぶんには、
つまりは会社が認めるぶんには、特に問題ありません。

自分の持ち物を「それ、あげるよ」と言って友達にあげてしまうのと
同じことですから、これはもうフツーに考えても、問題なんか無いでしょう。

問題に(罪に)なるのは、
社員が黙ってポイントを手に入れ黙って使った場合、あるいは、
会社でダメ出しをされているのにも関わらず社員が個人的に流用した場合、
などです。
(黙って友達の物を持ってって使ったとか、
 持っていかないでと言われていた物を持っていったなどと、同じことデス。)

だから、決裁権を持っている方が社員に対して、前もってでも後追いでも、
個人のポイントカードに貯めても個人のマイレージカードに貯めても別にいいよ、
ときちんと言ってあげれば、基本的には全く問題ないことになります。


なお、「別にいいよ」の場合でも、
金額(影響額)が大きくなってくると、問題が出てきます。

会社は、個人対個人の単純な関係図には収まらないからです。

例えば、会社の内部自治としては、
特定の社員だけがトクをしていることによる問題(モラルの低下など)や、
本来会社が受けるべき特典を放棄するために生じる機会損失の問題
(つまりは株主や債権者にとって損失となっている問題)が、
浮上してきます。(※※)

また、税務上は、財産上の利益供与による給与課税等の問題が表面化します。(※)


このあたりにも注意を払いつつ、
上手くバランスをおとりになってはいかがでしょうか。

社員をねぎらいたいというお気持ちはとてもよく分かりますし、
一般社員としてもやはり、
「お使いのお駄賃」はいくつになっても嬉しいものですから。



オマケ:
  ※  これについては、個人対個人でも、贈与などの問題になりますネ。
  ※※ こういったことを考えるたびに、会社経営や会社運営って
     バランス感覚なんだなぁ、なんてつくづく思います。

ああ、なるほど、そういう事情であれば、
私の投稿は、焦点がずれていましたね・・・。 m(__)m

てっきり、ポイントを社員が自分の懐に入れてしまうから困っているんだ、
というお立場なのかな、と勘違いしておりました。
(だから、私的流用はいかんのですよという点を柱にして、
 記してしまいました。)

あげちゃったけど良かったのかな、とお思いになっていらっしゃるとのこと、
そうであれば、その疑問を解消できるだろう方向に、焦点を当ててみます。


前回にも記しましたとおり、ポイントは会社のものですから、
「あ、そのポイント分については、使っていいよ」と言ってあげるぶんには、
つまりは会社が認めるぶんには、特に問題ありません。

自分の持ち物を「それ、あげるよ」と言って友達にあげてしまうのと
同じことですから、これはもうフツーに考えても、問題なんか無いでしょう。

問題に(罪に)なるのは、
社員が黙ってポイントを手に入れ黙って使った場合、あるいは、
会社でダメ出しをされているのにも関わらず社員が個人的に流用した場合、
などです。
(黙って友達の物を持ってって使ったとか、
 持っていかないでと言われていた物を持っていったなどと、同じことデス。)

だから、決裁権を持っている方が社員に対して、前もってでも後追いでも、
個人のポイントカードに貯めても個人のマイレージカードに貯めても別にいいよ、
ときちんと言ってあげれば、基本的には全く問題ないことになります。


なお、「別にいいよ」の場合でも、
金額(影響額)が大きくなってくると、問題が出てきます。

会社は、個人対個人の単純な関係図には収まらないからです。

例えば、会社の内部自治としては、
特定の社員だけがトクをしていることによる問題(モラルの低下など)や、
本来会社が受けるべき特典を放棄するために生じる機会損失の問題
(つまりは株主や債権者にとって損失となっている問題)が、
浮上してきます。(※※)

また、税務上は、財産上の利益供与による給与課税等の問題が表面化します。(※)


このあたりにも注意を払いつつ、
上手くバランスをおとりになってはいかがでしょうか。

社員をねぎらいたいというお気持ちはとてもよく分かりますし、
一般社員としてもやはり、
「お使いのお駄賃」はいくつになっても嬉しいものですから。



オマケ:
  ※  これについては、個人対個人でも、贈与などの問題になりますネ。
  ※※ こういったことを考えるたびに、会社経営や会社運営って
     バランス感覚なんだなぁ、なんてつくづく思います。

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